
おおっと、またもや周回遅れだ。
しかもGYAO!では「チャングムの誓い」が配信されている。
週に4本という強行軍です。
何度観てもまた観たくなる麻薬ドラマになすすべなし。
〈あらすじ〉
あることに気づいたウノは、急いで骨の墓へ戻った。
墓は、護符布で封印されていた。
東西南北、四方を抑えた布のほかに、まだいくつかの護符布が残っているはず……。
予測の通り、山中で布を見つけて取り去ってゆくウノ。
天界では、閻魔と天帝がその様子を見守っていた。
最後の布は、崖の上にせり出した松の木のこずえにあった。
危険を冒して取り外そうとしたウノは、
バランスを崩し、崖の下に転落してしまう。
しかし、とうとうすべての護符布は取り除かれた。
これから、一体何が起こるのか?
ジュワルは、ホンリョン夫人の元へおもむき、失態を詫びた。
殺したはずの娘が生きていた……。
夫人はそれを聞いて顔色を変える。
ウノを探しにきたアランは、崖の下で動かなくなっている彼を見つけた。
血が流れている。
アランは綱を探してくると、必死の思いで崖を降りはじめた。
慎重に歩を進めるアランだったが、一瞬の踏み間違いで崖を滑り落ちてしまう。
眼下の川に落ちてゆくアランの腕をつかんだのは、ウノ。
自分も深手を負いながら、なんとか彼女を助けあげた。
助かったアランだが、ふたりとも崖下でうずくまり、身動きがとれない。
「どうしよう……」
「一つだけ方法がある。お前が飛び込んで、助けを呼んでくるんだ。
死んでしまうだろうが、どうせお前はまた生き返るだろ?」
アランはほかに道はない、と川へ飛び込もうとする。
「正気かよ……冗談に決まってるだろ。
お前が生き返る前に俺が死ぬ」
「じゃあどうするのよ!」
「少し休めば元気も出るだろう」
ウノは、また気を失ってしまった。
アランは血だらけのウノを引きずり、洞窟へ運び込んだ。
なんとしてでも出口を探して使道を助けなければ。
しかし、火を焚こうにも道具がない。
「くっついて温めるね。どうだろう?服を脱ぐべきかな?」
泣きそうになってウノを抱きしめる。
苦しい息の下、ウノは言った。
「お前の体にはぬくもりがないんだ。知らなかったか?
こんな時になんだが、お前あれこれ欠陥が多いな」
アランは急に不安になった。
「そうかな?人なのに。普通だと思うけど……」
そして焚きつけをさがして、洞窟の奥へ入って行った。
「ぬくもりがないなんておかしいわよ。
上帝が変な風に作るわけないんだもの。わたしは人なんだから。
無事戻ったら覚えてなさいよ!使道!」
行けども行けども洞窟の中には何もない。
ところが、向こうから歩いてくる人影がある。
人参取りの男だった。
アランはウノのところへ男を案内した。
男は火種を持っていた。
ただ、様子がおかしい。
男の正体は、人の生き胆を喰らう悪霊だった。
絶体絶命のアランを助けたのはウノ。
襲いかかる悪霊を、火事場の馬鹿力で打ちのめす。
しかしそれも一時の力でしかなく、アランは悪霊の餌食に……。
胆を取ろうとした悪霊は驚いた。
「お、お前、人でないな!幽霊でもない」
「うるさいわね!わたしは人間よ!」
「いや、ツいてる、ツイてるぞ!俺は!」
改めて襲い掛かる悪霊を退治したのは死神ムヨン。
長年張られていた結界が破れ、ここら一帯は天界の知るところとなったのだ。
悪霊は、さまよっていたいくつもの魂がからまりあってできた存在だった。
自分を見失えば、人であれ、なんであれ、悪霊と化す。
ムヨンは意味ありげにそういうと、姿を消した。
悪霊が消える前に言ったことが気にかかる。
アランの身に、このあとどんな恐ろしいことがおこるのだろうか?
天界では、ムヨンの報告を受けた閻魔と天帝が語らっている。
結界を張った者は、ふたりの知る者であるらしい。
彼らの切り札は、アランだ。
アランを刺した犯人、イ・ソリムを殺した犯人。
どちらも捕まえなくてはならない。
悪霊と怨霊は違うと、アランは言う。
「わたしは地獄に行くかもしれないけど、絶対悪霊になんかならないわ」
ウノはまた意識を失い、眠りについたようだ。
「寝たのね。おやすみ。
ところで、イ・ソリムの許嫁は葬儀に来てくれた?
騒ぎのせいで、よく見てなかったの。
最初から彼のところに出ていたら、こんな苦労はなかったかもしれないのにな」
そういうと、アランも眠ってしまった。
目が覚めると、ウノはもう起きだして出口を探していた。
と、突然洞窟全体が崩れ始めた。
結局ふたりは、最初に落ちた崖に逆戻り。
それがよかったのだ。
トルセが必死に探し回り、ウノを助けに訪れていた。
上から綱を垂らしてウノを助け上げようとするトルセ。
とにかくアランを敵視していて、まずはウノを引っ張り上げる。
「記憶喪失症、もし堕ちたら、目を閉じて息をすって楽しいことを考えろ。
すぐに終わるから、気をしっかり持つんだぞ」
「縁起でもないこと言わないでよ!」
文句をいいつつ崖を上っていたアランの持つ綱が切れた。
彼女は崖下の岩に転落し、川へ落ちて行った。
「アラン!」
ウノは彼女を助けようと走りかけたが、
これまでの無理がたたってとうとう気を失ってしまった。
天界では、閻魔と天帝がまたいい争っている。
洞窟付近の結界の中には、奴はいなかった。
隠れ家を別にしたのだろう。
ふたりが負う者は、どうやら天帝の特別措置のせいで下界にとどまり、
大きな力を持つ魔物となったようだ。
原則を守らぬ天帝に、閻魔は怒り心頭だ。
アランの存在を知った奴は、どう出るか?
彼らが追う者は、ホンリョン夫人であるようだ。
彼女はしばらくアランを生かしておこうという。
使道のもとにいるのなら、使道も生かしておかねば。
「ジュワル、お前はあの娘の一番の望みを探り出すのだ」
彼を息子と呼び、やさしい言葉をかける夫人の思惑はどこに?
ジュワルにはわからない。
夫人は地下にある隠れ家に降り、ふたりの部下を壺から呼び出す。
不死の存在であるアラン。
彼女を手に入れれば、人間などに頼らずとも、夫人は力を持つことができるのだ。
トルセはけがをしたウノを役所へ運び込んだ。
ジュワルは、アランが崖から落ちたと聞いて急ぎ馬を駆る。
そして川下に流れついて倒れているアランを見つけた。
確かに自分が殺したはずの娘だ。
生きている。
あの崖から転落したというのに……。
目を覚ましたアランは、とにかく役所へ帰るという。
ふらつくアランを見かねたジュワルは、彼女を抱き上げ馬に乗せた。
「じゃあ、役所までお世話になるわね……」
さすがに疲れが出たアランは、馬上でジュワルの胸にもたれ、眠ってしまった。
(つづく)
超人か!
ウノとアランのツンデレな掛け合いが目玉のドラマとはいえ、
いくらなんでも超人すぎやしませんか、使道。
倒れたと思えば息を吹き返し、ピンチの時には必ず駆けつけてくれる白馬の王子。
ウノさんや……。
ここまでくれば脱帽ですよ。
もう、そういうもんだとして最後まで楽しむ所存です!
このご都合主義についてこれないやからは、
韓ドラを楽しむ資格なしですよ!
結局アレだね、
天帝と閻魔が探してた悪い奴ってのがホンリョン夫人なんだね。
そしておそらくそれは、ムヨンの妹であるムリョンなんだろうね。
なんなんだ、この武雄と武子みたいな兄妹の名前は。
ホンリョン夫人は、若い清らかな娘の魂を喰らって力をつけて、
最終的には何をしようとしているんでしょうね?
今はなんとかして生き延びようとしているだけみたいで、最終目的は謎です。
そして、今回しつこくにおわされていますが、
最終回近くなると、アランが悪霊になってしまう、という展開が予想されますね。
相当ショックなことが起こり、自分を見失う展開になるんでしょうなぁ。
と、まぁ、間違っているかもしれないが、
なんとなく大筋が予想できちゃうこのドラマにおいては、
最初に述べたとおりウノとアランの関係が胆なわけで。
面と向かえば記憶喪失症、としか呼ばないウノ。
だけど心はいつもアランの心配。
トルセの見立ては当たっていて、すでにアランに惚れているのが丸わかりの使道です。
「俺は胆は太いが情はない」と常々言っていますが、本当は情もあるのよ。
だんだん成長してきているの。
アランと関わることで、彼もいい男に育っていくんです。
一方、アランは長年の怨霊生活で、一定の成長を終えている。
イ・ソリムだった頃とは別人のようになっています。
(よく知らんけど)
今の段階では、ウノの成長をアランが促すという力関係だと思います。
ただ、ウノはもともと能力のある人で、
もちろん武芸は達者だし、
アランは本当の意味で人じゃないよ、という事実を指摘しないだけの思いやりがある。
女性を守ってくれる頼もしい男性、
王子様としてのポテンシャルは十分なわけ。
あとは母親との関係、権力者である父親との関係をクリアして、
正真正銘の大人の男になってくれればハッピーエンドなわけですよ。
そう考えると、このドラマは青年の成長譚なのではないか、と勝手に思っております。

傷ついた男性を後ろから抱きかかえる女性。逆はよくあるけど、これもまたよし。
逆に、自分の死の真相を明らかにしたとき、
アランが乗り越えるべき大きな壁はなんなのか?
それがないと、このドラマはアランの物語にはなりえない。
「アラン使道伝」というからには、ふたりの成長が観たいわけで、
今後の展開に期待。
ジュワルも、中身はぜんぜん悪い人ではない。
いや、貧しさから脱したい一心で殺人まで犯してますから悪いと言えば悪いんですが。
心の弱さから、魔女のいいなりになってしまっている人なのね。
最終的には、彼の魂もなんとか救われてほしいです。
しかもGYAO!では「チャングムの誓い」が配信されている。
週に4本という強行軍です。
何度観てもまた観たくなる麻薬ドラマになすすべなし。
〈あらすじ〉
あることに気づいたウノは、急いで骨の墓へ戻った。
墓は、護符布で封印されていた。
東西南北、四方を抑えた布のほかに、まだいくつかの護符布が残っているはず……。
予測の通り、山中で布を見つけて取り去ってゆくウノ。
天界では、閻魔と天帝がその様子を見守っていた。
最後の布は、崖の上にせり出した松の木のこずえにあった。
危険を冒して取り外そうとしたウノは、
バランスを崩し、崖の下に転落してしまう。
しかし、とうとうすべての護符布は取り除かれた。
これから、一体何が起こるのか?
ジュワルは、ホンリョン夫人の元へおもむき、失態を詫びた。
殺したはずの娘が生きていた……。
夫人はそれを聞いて顔色を変える。
ウノを探しにきたアランは、崖の下で動かなくなっている彼を見つけた。
血が流れている。
アランは綱を探してくると、必死の思いで崖を降りはじめた。
慎重に歩を進めるアランだったが、一瞬の踏み間違いで崖を滑り落ちてしまう。
眼下の川に落ちてゆくアランの腕をつかんだのは、ウノ。
自分も深手を負いながら、なんとか彼女を助けあげた。
助かったアランだが、ふたりとも崖下でうずくまり、身動きがとれない。
「どうしよう……」
「一つだけ方法がある。お前が飛び込んで、助けを呼んでくるんだ。
死んでしまうだろうが、どうせお前はまた生き返るだろ?」
アランはほかに道はない、と川へ飛び込もうとする。
「正気かよ……冗談に決まってるだろ。
お前が生き返る前に俺が死ぬ」
「じゃあどうするのよ!」
「少し休めば元気も出るだろう」
ウノは、また気を失ってしまった。
アランは血だらけのウノを引きずり、洞窟へ運び込んだ。
なんとしてでも出口を探して使道を助けなければ。
しかし、火を焚こうにも道具がない。
「くっついて温めるね。どうだろう?服を脱ぐべきかな?」
泣きそうになってウノを抱きしめる。
苦しい息の下、ウノは言った。
「お前の体にはぬくもりがないんだ。知らなかったか?
こんな時になんだが、お前あれこれ欠陥が多いな」
アランは急に不安になった。
「そうかな?人なのに。普通だと思うけど……」
そして焚きつけをさがして、洞窟の奥へ入って行った。
「ぬくもりがないなんておかしいわよ。
上帝が変な風に作るわけないんだもの。わたしは人なんだから。
無事戻ったら覚えてなさいよ!使道!」
行けども行けども洞窟の中には何もない。
ところが、向こうから歩いてくる人影がある。
人参取りの男だった。
アランはウノのところへ男を案内した。
男は火種を持っていた。
ただ、様子がおかしい。
男の正体は、人の生き胆を喰らう悪霊だった。
絶体絶命のアランを助けたのはウノ。
襲いかかる悪霊を、火事場の馬鹿力で打ちのめす。
しかしそれも一時の力でしかなく、アランは悪霊の餌食に……。
胆を取ろうとした悪霊は驚いた。
「お、お前、人でないな!幽霊でもない」
「うるさいわね!わたしは人間よ!」
「いや、ツいてる、ツイてるぞ!俺は!」
改めて襲い掛かる悪霊を退治したのは死神ムヨン。
長年張られていた結界が破れ、ここら一帯は天界の知るところとなったのだ。
悪霊は、さまよっていたいくつもの魂がからまりあってできた存在だった。
自分を見失えば、人であれ、なんであれ、悪霊と化す。
ムヨンは意味ありげにそういうと、姿を消した。
悪霊が消える前に言ったことが気にかかる。
アランの身に、このあとどんな恐ろしいことがおこるのだろうか?
天界では、ムヨンの報告を受けた閻魔と天帝が語らっている。
結界を張った者は、ふたりの知る者であるらしい。
彼らの切り札は、アランだ。
アランを刺した犯人、イ・ソリムを殺した犯人。
どちらも捕まえなくてはならない。
悪霊と怨霊は違うと、アランは言う。
「わたしは地獄に行くかもしれないけど、絶対悪霊になんかならないわ」
ウノはまた意識を失い、眠りについたようだ。
「寝たのね。おやすみ。
ところで、イ・ソリムの許嫁は葬儀に来てくれた?
騒ぎのせいで、よく見てなかったの。
最初から彼のところに出ていたら、こんな苦労はなかったかもしれないのにな」
そういうと、アランも眠ってしまった。
目が覚めると、ウノはもう起きだして出口を探していた。
と、突然洞窟全体が崩れ始めた。
結局ふたりは、最初に落ちた崖に逆戻り。
それがよかったのだ。
トルセが必死に探し回り、ウノを助けに訪れていた。
上から綱を垂らしてウノを助け上げようとするトルセ。
とにかくアランを敵視していて、まずはウノを引っ張り上げる。
「記憶喪失症、もし堕ちたら、目を閉じて息をすって楽しいことを考えろ。
すぐに終わるから、気をしっかり持つんだぞ」
「縁起でもないこと言わないでよ!」
文句をいいつつ崖を上っていたアランの持つ綱が切れた。
彼女は崖下の岩に転落し、川へ落ちて行った。
「アラン!」
ウノは彼女を助けようと走りかけたが、
これまでの無理がたたってとうとう気を失ってしまった。
天界では、閻魔と天帝がまたいい争っている。
洞窟付近の結界の中には、奴はいなかった。
隠れ家を別にしたのだろう。
ふたりが負う者は、どうやら天帝の特別措置のせいで下界にとどまり、
大きな力を持つ魔物となったようだ。
原則を守らぬ天帝に、閻魔は怒り心頭だ。
アランの存在を知った奴は、どう出るか?
彼らが追う者は、ホンリョン夫人であるようだ。
彼女はしばらくアランを生かしておこうという。
使道のもとにいるのなら、使道も生かしておかねば。
「ジュワル、お前はあの娘の一番の望みを探り出すのだ」
彼を息子と呼び、やさしい言葉をかける夫人の思惑はどこに?
ジュワルにはわからない。
夫人は地下にある隠れ家に降り、ふたりの部下を壺から呼び出す。
不死の存在であるアラン。
彼女を手に入れれば、人間などに頼らずとも、夫人は力を持つことができるのだ。
トルセはけがをしたウノを役所へ運び込んだ。
ジュワルは、アランが崖から落ちたと聞いて急ぎ馬を駆る。
そして川下に流れついて倒れているアランを見つけた。
確かに自分が殺したはずの娘だ。
生きている。
あの崖から転落したというのに……。
目を覚ましたアランは、とにかく役所へ帰るという。
ふらつくアランを見かねたジュワルは、彼女を抱き上げ馬に乗せた。
「じゃあ、役所までお世話になるわね……」
さすがに疲れが出たアランは、馬上でジュワルの胸にもたれ、眠ってしまった。
(つづく)
超人か!
ウノとアランのツンデレな掛け合いが目玉のドラマとはいえ、
いくらなんでも超人すぎやしませんか、使道。
倒れたと思えば息を吹き返し、ピンチの時には必ず駆けつけてくれる白馬の王子。
ウノさんや……。
ここまでくれば脱帽ですよ。
もう、そういうもんだとして最後まで楽しむ所存です!
このご都合主義についてこれないやからは、
韓ドラを楽しむ資格なしですよ!
結局アレだね、
天帝と閻魔が探してた悪い奴ってのがホンリョン夫人なんだね。
そしておそらくそれは、ムヨンの妹であるムリョンなんだろうね。
なんなんだ、この武雄と武子みたいな兄妹の名前は。
ホンリョン夫人は、若い清らかな娘の魂を喰らって力をつけて、
最終的には何をしようとしているんでしょうね?
今はなんとかして生き延びようとしているだけみたいで、最終目的は謎です。
そして、今回しつこくにおわされていますが、
最終回近くなると、アランが悪霊になってしまう、という展開が予想されますね。
相当ショックなことが起こり、自分を見失う展開になるんでしょうなぁ。
と、まぁ、間違っているかもしれないが、
なんとなく大筋が予想できちゃうこのドラマにおいては、
最初に述べたとおりウノとアランの関係が胆なわけで。
面と向かえば記憶喪失症、としか呼ばないウノ。
だけど心はいつもアランの心配。
トルセの見立ては当たっていて、すでにアランに惚れているのが丸わかりの使道です。
「俺は胆は太いが情はない」と常々言っていますが、本当は情もあるのよ。
だんだん成長してきているの。
アランと関わることで、彼もいい男に育っていくんです。
一方、アランは長年の怨霊生活で、一定の成長を終えている。
イ・ソリムだった頃とは別人のようになっています。
(よく知らんけど)
今の段階では、ウノの成長をアランが促すという力関係だと思います。
ただ、ウノはもともと能力のある人で、
もちろん武芸は達者だし、
アランは本当の意味で人じゃないよ、という事実を指摘しないだけの思いやりがある。
女性を守ってくれる頼もしい男性、
王子様としてのポテンシャルは十分なわけ。
あとは母親との関係、権力者である父親との関係をクリアして、
正真正銘の大人の男になってくれればハッピーエンドなわけですよ。
そう考えると、このドラマは青年の成長譚なのではないか、と勝手に思っております。

傷ついた男性を後ろから抱きかかえる女性。逆はよくあるけど、これもまたよし。
逆に、自分の死の真相を明らかにしたとき、
アランが乗り越えるべき大きな壁はなんなのか?
それがないと、このドラマはアランの物語にはなりえない。
「アラン使道伝」というからには、ふたりの成長が観たいわけで、
今後の展開に期待。
ジュワルも、中身はぜんぜん悪い人ではない。
いや、貧しさから脱したい一心で殺人まで犯してますから悪いと言えば悪いんですが。
心の弱さから、魔女のいいなりになってしまっている人なのね。
最終的には、彼の魂もなんとか救われてほしいです。
そうなのよ、ウノってばあんなに怪我してんのに崖から落ちるアランを引き上げたり
怨霊から守ったりするのよね。まさに超人(笑)
私もまじか?!って思ったよ。
トルセがウノの事が大事すぎてアランをちょっと邪見にするのは結構好き。
それなのに彼の想いはウノに伝わらない~。
さて、ジュワルがアランを見つけちゃったし、ホリョンはアランを狙ってるし
これからアランの周りも波乱が起きそうですな。
その中でトルセと巫女で癒されそうです。つーか今回巫女でてこなかったね。
台風すごかったですね。
新潟の方は駆け足で過ぎたのかな?
この回は、ウノがさすがに超人すぎて笑ってしまった。
「そんな力があるならさっさと出してよ」
「さっきのは火事場のくそ力だ」
って会話もあって、わかったうえでの演出のようですからしょうがないですね。
主従愛ってわたしも好きだな。
トルセが大男なのがまたいいよね。
そういえば巫女は出なかったね。
アランと出会っても、見えてなかった人だから気づかないだろうなぁ。