《あらすじ》
骨品制度を批判するチュンチュ。
ユシンもアルチョンも、彼がミシルにあやつられているのではないかと心配だ。
「トンマン王女、今何が起こっているかわかっていますか?
そしてこれから、どうなるのかも……」
耳元で何かを囁いたチュンチュに、トンマンはハッとする。
チュンチュはミシルに利用されている、と憤る王族の人々だが、
ヨンチュン公はひとり、チュンチュの主張を正当だと擁護する。
なにしろチュンチュは、亡きチョンミョン王女とヨンス公の息子であり、
唯一の王室につながる男児なのだ。
今はミシル側でも、将来は必ず王室のためになる。
ポリャンと婚姻すれば、ミシルの一族が姻戚となるが、
王室とミシルが和解する機会になるのではないか。
(このミシルが一度も超えようと思わなかった骨品制度の壁をいとも簡単に……)
チュンチュの発言と、自分が「女だから」と考えもしなかった覇道を歩もうというトンマン。
ひとつの時代が終わりを告げるような寂寥感を、ミシルは味わっていた。
チュンチュを推そうというヨンチュン公。
相容れないキム・ソヒョン。
しかしトンマンは、チュンチュと争うつもりはない。
王室が分裂すれば、ミシルの思うつぼだからだ。
最悪の場合は、身を引く覚悟だ。
(私は長い間、何をしてきたのだろうか……)
ミシルは体調が優れぬと言って、引きこもり、眠ってばかりいる。
チュクパンの一言で、ある事実に気付いたユシン。
この状態を、セジョン公やソルォン公は、納得しているのだろうか?
特にセジョンは、ミシルを使用して自ら王位を得ようと考えていたはず……。
トンマンの副君宣言で、状況が大きく変わったことはセジョンもわかっている。
せめてチュンチュを擁立するならば、
ポリャンとの婚姻だけは無かったことにしてもらわねば。
ミシルはそうすると約束してくれたが……。
誰とも会わないはずのミシルの部屋から、ソルォンが出てきた。
セジョンは、ソルォンへの疑いを強くする。
何か、企んでいるのではないか?
王は、チュンチュを呼んではっきり告げる。
「誰であろうと、ミシルの傀儡を王にするわけにはいかない」
王の発言に不満げなチュンチュだったが、思わぬ味方が宮中にいた。
叔父のヨンチュン公だ。
「世の中は何がおこるかわからないものです。
しかもわたしは若い。ミシルより長生きするでしょう。
ヨンチュン公が助けてくだされば、私は必ず王室の権威を確立してみせましょう」
チュンチュの申し出に、戸惑いつつ、惹かれるヨンチュン。
セジョンはソルォンへの疑惑を深め、
ソルォンは自衛のため防御の姿勢を固め、両家の間の緊張は高まるばかり。
ヨンチュンはチュンチュ支持を決意し、
トンマンは甥とは争えぬと、はっきり断言する。
そんな状況でも、ミシルは屋敷にこもったまま。
何の動きもないことに、トンマンは逆に不安を覚える。
眠り続け、夜明け前にやっと目が覚めたミシルに、侍女が伝えた。
「ピダム郎が長い間、お待ちですが」
ミシルはピダムを居室に通した。
「ずいぶん待ったようね。用件は?」
寝間着に髪を下ろしたまま、ミシルはピダムに話しかけた。
「璽主の今度の策はうまくいきませんよ。
トンマン王女はチュンチュ公と争いません。
最悪、身をひくおつもりだ。
自ら副君になると名乗りを上げたお方です。
並外れた知略と広い度量がおありです。
それにチュンチュ公も璽主の思い通りにはならない」
髪をなでつけながら、静かにミシルは言う。
「それで?なぜきたの?」
「このまま休んでいる場合ではないでしょう。
なぜいつまでも起きてこないのです?」
「探れと言われてきたのか?
この非常時において、ミシルの思惑が読めないから、探れと?」
狙いを言い当てられ、唖然とするピダム。
「ああ、はははは、そんなはずはないな。
進んで報告し手柄を立てたいのだな」
すべてをお見通しのミシルに、ピダムはドギマギするしかない。
「なるほど、きっとそうだ」
「どうしてずっと休んでおられるのですか」
ミシルは、ピダムからけして目をそらさない。
「ただ……眠いのだ」
「え?」
聞き返したピダムに、ミシルはいたずらをしかける童女のように
目を輝かせて提案した。
「どうだ?私と遊山に出かけないか?」
あっけにとられて、ただただ、彼女を見つめるしかないピダム。
ピダムがミシルの目覚めをずっと待っていた夜、
ポリャンが何者かにさらわれていた。
彼女をさらったのは、ヨムジョンだった。
指示をしたのは、チュンチュ。
しかし、ポジョンは、セジョン公を疑い、溝は深まるばかり。
「ポジョンとの婚姻を阻もうとするセジョン公の策略では?」
アルチョンの考察に、同時に異を唱えるトンマンとユシン。
これはチュンチュの仕業ではないか……。
一触即発のミシル陣営だが、当のミシルは、ピダムとチルスク、
少数の従者を連れて遊山に出かけていた。
「少人数で出かけるのも気楽でいいものね」
護衛の少なさを心配するチルスクだが、ミシルは意に介さない。
「疲れたわ」
チルスクがミシルの手をとろうとするが、ミシルはピダムに
手助けを所望する。
いやいや手を貸すピダムだが、思いの外ミシルはしっかりと
ピダムの腕を取り、一行は静かに進んでゆく。
チュンチュを探し回っていたトンマンは、
甥がポリャンを連れて便殿に現れたときいて驚いた。
チュンチュは、ポリャンをさらい、ふたりだけで婚礼をあげてしまったのだ。
王はその報告に驚き、セジョンはソルォンの強攻策だと信じ込む。
ユシンの予測はあたった。
チュンチュが、ミシル陣営を分裂させて新勢力を作ろうとしているとしたら?
チュンチュがミシルをはめたのだとしたら?
(姉上、チュンチュは弱くなんかないわ。
幼いなんてとんでもない。チュンチュはすでに、舞台に立った)
(つづく)
チュンチュ……全然大人じゃん。
ポリャンがかわいそうだよねー。
素敵な結婚式とか、そういうのなかったわけでしょ。
でもあれかな、恋する乙女脳で、こんなシチュエーション、ドラマみたい!
って感じで喜んだのかもね。最後嬉しそうだったし。
なんかポリャンのこと、ソルォンの娘で、ポジョンの妹だと
勝手に思いこんでたんですけど、ポジョンは「娘を返せ」とか言ってましたね。
娘なんだ!?
どんだけ若いうちから子どもを作っているのか。
ユシンが奥手すぎるのか。
予測される第2の事態、ひっぱりにひっぱって最後に明かされましたが、
「ミシルがはめられた」とな?
うわー、あり得るんか、そんなことが!
あり得たんでしょうねぇ。
骨品制度批判するって、ミシルも知らなかったみたいだし。
トンマンが副君宣言したおかげで、
昔からよくあるパターンの策略は執行できなくなっちゃったし、
右も左もわからんようなハナタレが、国の根幹制度を批判するし。
だいたい骨品制度どーにかしたら、王様なんてどうやって決めるんじゃい。
最近の若いもんの考えることはよくわからん、と知恵熱出ちゃったのか、
気が抜けて一気に疲れちゃったミシル宮主。
(わたしは今まで何をしていたのか……)って、
ソルォンの献身的な愛に、やっと心から応える気になったのかと思っちゃったわ。
彼の胸に身を寄せるかと思った。
しかしそこは、腐りかけてもミシル。
プライドの高い女である。
そのプライドの高い女が、なんと息子を伴って、遊山にでかけるのよ~!
もうこの人弱り切ってるのよ~。
へたしたら明日死ぬかもわかんないわよ~。
「お手をどうぞ」と差し出したチルスクの手を断ったのは、
ただ息子の腕をとって歩きたいから、だけではないでしょう。
チルスクの心が、他の女のものであるのを知っているので、
その手をとらなかったんだと思うなー。
女のプライドだよ。
けっ、なんだよぅというそぶりをしつつも、けなげにママンをエスコートするピダム。
泣けるぜ!
トンマンに、探ってこいといわれたからじゃない、
自分から進んで手柄をたてたいんでしょ?
あの子に褒めてもらいだいんでしょ?
お母さんは息子の心をお見通しなんだねー。
特に否定もできないピダムもかわいいなー。
ピダム、お前、あの日蝕事件の時の啖呵はなんだったんだよ?
俺の心なんて自分ですらわからないのに、ミシルに読まれる事なんてない!って
言い切ってただろ!
お前がトンマン大好きなのなんて、まわりの奴らにバレバレじゃないかっ。
さすがのユシン郎ももう気付いていると思うぞ。
しかし宮廷なんて、一皮めくればドロドロですね。
ヨンチュン公はそんな私利私欲の人じゃないだろうけど、
若くして亡くなったお兄さんのこと、やはり好きだったでしょうし。
若後家さんを兄弟がもらうっていうのも、ありだったわけで、彼もまた真骨ではあるわけで。
キム・ソヒョンだって、息子が副君になる可能性だってあったのに、
それがなくなっちゃって結構頭にきてると思いますよ。
ハジョンだって、ただミシルの色香に惑わされてたわけではない。
この人たちはお互いに利用し合っている夫婦だったんですねー。
そう思うと、ソルォン公の純粋さがいとおしくてたまりません。
ミシルがふらついた時、坂の上から彼女を心配してやってきたソルォン公を見て、
私の心がぐらつきましたよ。
もうこのままソルォンに何もかも任せて、私は休みたい……と思ってしまったさ。
ぐーぐー寝てばっかいたミシル、大丈夫でしょうか。
ピダムは、トンマンのためにミシルを探ろうという気もあったけど、
やっぱり何のアクションもないお母さんのことが心配で、ずっと待ってたんだと思います。
どうして休んでるの?どうして?って、子どもみたいです。
一緒に山に遊びに行って、なんか話したりするのかな。
アルチョンの予測に、ユシンとトンマンがふたり一緒に「違う!」って
突っ込んだのが、コントみたいでおかしかったです。
チュクパンの指摘に、そうか!ってユシンがおでこをパチンしたのもおかしかったです。
独自の演技か?演出の指示か?
さて、つづきつづき。
骨品制度を批判するチュンチュ。
ユシンもアルチョンも、彼がミシルにあやつられているのではないかと心配だ。
「トンマン王女、今何が起こっているかわかっていますか?
そしてこれから、どうなるのかも……」
耳元で何かを囁いたチュンチュに、トンマンはハッとする。
チュンチュはミシルに利用されている、と憤る王族の人々だが、
ヨンチュン公はひとり、チュンチュの主張を正当だと擁護する。
なにしろチュンチュは、亡きチョンミョン王女とヨンス公の息子であり、
唯一の王室につながる男児なのだ。
今はミシル側でも、将来は必ず王室のためになる。
ポリャンと婚姻すれば、ミシルの一族が姻戚となるが、
王室とミシルが和解する機会になるのではないか。
(このミシルが一度も超えようと思わなかった骨品制度の壁をいとも簡単に……)
チュンチュの発言と、自分が「女だから」と考えもしなかった覇道を歩もうというトンマン。
ひとつの時代が終わりを告げるような寂寥感を、ミシルは味わっていた。
チュンチュを推そうというヨンチュン公。
相容れないキム・ソヒョン。
しかしトンマンは、チュンチュと争うつもりはない。
王室が分裂すれば、ミシルの思うつぼだからだ。
最悪の場合は、身を引く覚悟だ。
(私は長い間、何をしてきたのだろうか……)
ミシルは体調が優れぬと言って、引きこもり、眠ってばかりいる。
チュクパンの一言で、ある事実に気付いたユシン。
この状態を、セジョン公やソルォン公は、納得しているのだろうか?
特にセジョンは、ミシルを使用して自ら王位を得ようと考えていたはず……。
トンマンの副君宣言で、状況が大きく変わったことはセジョンもわかっている。
せめてチュンチュを擁立するならば、
ポリャンとの婚姻だけは無かったことにしてもらわねば。
ミシルはそうすると約束してくれたが……。
誰とも会わないはずのミシルの部屋から、ソルォンが出てきた。
セジョンは、ソルォンへの疑いを強くする。
何か、企んでいるのではないか?
王は、チュンチュを呼んではっきり告げる。
「誰であろうと、ミシルの傀儡を王にするわけにはいかない」
王の発言に不満げなチュンチュだったが、思わぬ味方が宮中にいた。
叔父のヨンチュン公だ。
「世の中は何がおこるかわからないものです。
しかもわたしは若い。ミシルより長生きするでしょう。
ヨンチュン公が助けてくだされば、私は必ず王室の権威を確立してみせましょう」
チュンチュの申し出に、戸惑いつつ、惹かれるヨンチュン。
セジョンはソルォンへの疑惑を深め、
ソルォンは自衛のため防御の姿勢を固め、両家の間の緊張は高まるばかり。
ヨンチュンはチュンチュ支持を決意し、
トンマンは甥とは争えぬと、はっきり断言する。
そんな状況でも、ミシルは屋敷にこもったまま。
何の動きもないことに、トンマンは逆に不安を覚える。
眠り続け、夜明け前にやっと目が覚めたミシルに、侍女が伝えた。
「ピダム郎が長い間、お待ちですが」
ミシルはピダムを居室に通した。
「ずいぶん待ったようね。用件は?」
寝間着に髪を下ろしたまま、ミシルはピダムに話しかけた。
「璽主の今度の策はうまくいきませんよ。
トンマン王女はチュンチュ公と争いません。
最悪、身をひくおつもりだ。
自ら副君になると名乗りを上げたお方です。
並外れた知略と広い度量がおありです。
それにチュンチュ公も璽主の思い通りにはならない」
髪をなでつけながら、静かにミシルは言う。
「それで?なぜきたの?」
「このまま休んでいる場合ではないでしょう。
なぜいつまでも起きてこないのです?」
「探れと言われてきたのか?
この非常時において、ミシルの思惑が読めないから、探れと?」
狙いを言い当てられ、唖然とするピダム。
「ああ、はははは、そんなはずはないな。
進んで報告し手柄を立てたいのだな」
すべてをお見通しのミシルに、ピダムはドギマギするしかない。
「なるほど、きっとそうだ」
「どうしてずっと休んでおられるのですか」
ミシルは、ピダムからけして目をそらさない。
「ただ……眠いのだ」
「え?」
聞き返したピダムに、ミシルはいたずらをしかける童女のように
目を輝かせて提案した。
「どうだ?私と遊山に出かけないか?」
あっけにとられて、ただただ、彼女を見つめるしかないピダム。
ピダムがミシルの目覚めをずっと待っていた夜、
ポリャンが何者かにさらわれていた。
彼女をさらったのは、ヨムジョンだった。
指示をしたのは、チュンチュ。
しかし、ポジョンは、セジョン公を疑い、溝は深まるばかり。
「ポジョンとの婚姻を阻もうとするセジョン公の策略では?」
アルチョンの考察に、同時に異を唱えるトンマンとユシン。
これはチュンチュの仕業ではないか……。
一触即発のミシル陣営だが、当のミシルは、ピダムとチルスク、
少数の従者を連れて遊山に出かけていた。
「少人数で出かけるのも気楽でいいものね」
護衛の少なさを心配するチルスクだが、ミシルは意に介さない。
「疲れたわ」
チルスクがミシルの手をとろうとするが、ミシルはピダムに
手助けを所望する。
いやいや手を貸すピダムだが、思いの外ミシルはしっかりと
ピダムの腕を取り、一行は静かに進んでゆく。
チュンチュを探し回っていたトンマンは、
甥がポリャンを連れて便殿に現れたときいて驚いた。
チュンチュは、ポリャンをさらい、ふたりだけで婚礼をあげてしまったのだ。
王はその報告に驚き、セジョンはソルォンの強攻策だと信じ込む。
ユシンの予測はあたった。
チュンチュが、ミシル陣営を分裂させて新勢力を作ろうとしているとしたら?
チュンチュがミシルをはめたのだとしたら?
(姉上、チュンチュは弱くなんかないわ。
幼いなんてとんでもない。チュンチュはすでに、舞台に立った)
(つづく)
チュンチュ……全然大人じゃん。
ポリャンがかわいそうだよねー。
素敵な結婚式とか、そういうのなかったわけでしょ。
でもあれかな、恋する乙女脳で、こんなシチュエーション、ドラマみたい!
って感じで喜んだのかもね。最後嬉しそうだったし。
なんかポリャンのこと、ソルォンの娘で、ポジョンの妹だと
勝手に思いこんでたんですけど、ポジョンは「娘を返せ」とか言ってましたね。
娘なんだ!?
どんだけ若いうちから子どもを作っているのか。
ユシンが奥手すぎるのか。
予測される第2の事態、ひっぱりにひっぱって最後に明かされましたが、
「ミシルがはめられた」とな?
うわー、あり得るんか、そんなことが!
あり得たんでしょうねぇ。
骨品制度批判するって、ミシルも知らなかったみたいだし。
トンマンが副君宣言したおかげで、
昔からよくあるパターンの策略は執行できなくなっちゃったし、
右も左もわからんようなハナタレが、国の根幹制度を批判するし。
だいたい骨品制度どーにかしたら、王様なんてどうやって決めるんじゃい。
最近の若いもんの考えることはよくわからん、と知恵熱出ちゃったのか、
気が抜けて一気に疲れちゃったミシル宮主。
(わたしは今まで何をしていたのか……)って、
ソルォンの献身的な愛に、やっと心から応える気になったのかと思っちゃったわ。
彼の胸に身を寄せるかと思った。
しかしそこは、腐りかけてもミシル。
プライドの高い女である。
そのプライドの高い女が、なんと息子を伴って、遊山にでかけるのよ~!
もうこの人弱り切ってるのよ~。
へたしたら明日死ぬかもわかんないわよ~。
「お手をどうぞ」と差し出したチルスクの手を断ったのは、
ただ息子の腕をとって歩きたいから、だけではないでしょう。
チルスクの心が、他の女のものであるのを知っているので、
その手をとらなかったんだと思うなー。
女のプライドだよ。
けっ、なんだよぅというそぶりをしつつも、けなげにママンをエスコートするピダム。
泣けるぜ!
トンマンに、探ってこいといわれたからじゃない、
自分から進んで手柄をたてたいんでしょ?
あの子に褒めてもらいだいんでしょ?
お母さんは息子の心をお見通しなんだねー。
特に否定もできないピダムもかわいいなー。
ピダム、お前、あの日蝕事件の時の啖呵はなんだったんだよ?
俺の心なんて自分ですらわからないのに、ミシルに読まれる事なんてない!って
言い切ってただろ!
お前がトンマン大好きなのなんて、まわりの奴らにバレバレじゃないかっ。
さすがのユシン郎ももう気付いていると思うぞ。
しかし宮廷なんて、一皮めくればドロドロですね。
ヨンチュン公はそんな私利私欲の人じゃないだろうけど、
若くして亡くなったお兄さんのこと、やはり好きだったでしょうし。
若後家さんを兄弟がもらうっていうのも、ありだったわけで、彼もまた真骨ではあるわけで。
キム・ソヒョンだって、息子が副君になる可能性だってあったのに、
それがなくなっちゃって結構頭にきてると思いますよ。
ハジョンだって、ただミシルの色香に惑わされてたわけではない。
この人たちはお互いに利用し合っている夫婦だったんですねー。
そう思うと、ソルォン公の純粋さがいとおしくてたまりません。
ミシルがふらついた時、坂の上から彼女を心配してやってきたソルォン公を見て、
私の心がぐらつきましたよ。
もうこのままソルォンに何もかも任せて、私は休みたい……と思ってしまったさ。
ぐーぐー寝てばっかいたミシル、大丈夫でしょうか。
ピダムは、トンマンのためにミシルを探ろうという気もあったけど、
やっぱり何のアクションもないお母さんのことが心配で、ずっと待ってたんだと思います。
どうして休んでるの?どうして?って、子どもみたいです。
一緒に山に遊びに行って、なんか話したりするのかな。
アルチョンの予測に、ユシンとトンマンがふたり一緒に「違う!」って
突っ込んだのが、コントみたいでおかしかったです。
チュクパンの指摘に、そうか!ってユシンがおでこをパチンしたのもおかしかったです。
独自の演技か?演出の指示か?
さて、つづきつづき。
チュンチュを王にして、ミシルが王妃になって、
ってのは考えなくはなかったはずですよ。
だって、今まではそうすることでしか権力に近づけなかった人だもん。
魔性の女だしね。こわいよ~。
チュンチュも幼い、かわいいと思っていたのに。
結婚してきたというのは湾曲表現で、既成事実化したわけですからね。
初夜を過ごしたって言ってました?
あなどれない子だわー。
チュンチュ役のスンホくんも、今やメキメキ頭角を現して、
若手ナンバーワンといっても過言ではないですからね。
中身もすごい。
しかししかし、トンマンの歩んできた修羅の道も、並大抵ではないのです。
政治的駆け引きの見どころは続きますよ~。
初夜を過ごしましたって、アンタ!
お母さんそんな子に育てた覚えはありません!(笑)
って叫んでしまうほど、びっくりしました(;^_^A
隋で何を学んで来たんだよ(笑)
それにしても、チュンチュは台風の目ですね(||OдO||)
ユシン郎のいうもう一つの可能性って
てっきり、チュンチュを王にして、
ミシル様がその王妃になるつもりなのかと思いましたわ!(笑)
ユシン郎のことも、もう少し若ければ
抱いてやったものを、
とか言ってたから、
その気さえあれば大丈夫なのかと…(;^_^A
さすがに孫世代ですものね~w
それにしても、いったいどうなってしまうの?
ミシルがこのまま、おとなしくやられてるわけないし、
トンマンはどうするの~!