《あらすじ》
和白会議の特異性、問題点をあげ、会議を多数決制に変えたいという
トンマンの提案に、傍聴していた人々は賛同の声をあげる。
もちろん可決されるわけはないが、
税制改革案の否決、多数決制の否決と続けば、中小貴族たちの失望は深いだろう。
和白会議は本当に必要なのか?
人々の心に、疑念が残ることになる。
この勝負は引き分けだ。
トンマンの提案に、感心した様子のミシル。
「おあいこになりましたね。多数決制とはよい提案ではありませんか」
現在の満場一致制では、改革案など通るはずもない。
和白会議は、大貴族の既得権を守るための会議になりはてている。
これでは神国のさらなる発展は望めない。
トンマンの意見に、そのとおりだと賛同するミシル。
「しかし、よく考えてみてください。
王女様も満場一致の恩恵を受けています」
「はい?」
「もし貴族たちが団結して、王女様を政務から退かせる提案をしたら?
多数決制なら6名の賛成で王女様は退くことに。
満場一致のおかげで、王女様は立場が守れるのです」
「そうですか。私が恩恵を受けていたとは」
ミシルの指摘を、興味深く受け止めるトンマン。
「制度は律令とは、諸刃の剣なのです」
「では制度や律令を利用して、敵を攻撃してはいけないと?」
「制度や律令は……」
言いかけて、ミシルは笑ってしまう。
トンマンがあまりに真剣に問うので、つい答えてしまいそうになるのだ。
「あやうくのせられるところでした」
ミシルは答えを口にすることなく、立ち去った。
中小貴族の動揺は、織り込み済みだ。
ミシルも、いつかは和白会議はなくすべきだと考えている。
大業をなしたら、まっさきになくすだろう。
その点で、トンマンもチュンチュも、ミシルも、考えは一致しているのだ。
新羅が、激動の時代を生き抜くために。
ソルォンは、ある計画を立ててミシルに手渡した。
「とても卑劣な計画ですね。しかし、もっと卑劣で汚い計画でなくてはなりません」
「わかりました」
「いつですか?」
「明日です」
ミシルは、何かとても卑怯な計略を用意しようとしているのだ。
ミセンですら、心配している。
これまで、けして道理に外れることはしてこなかったミシルが、
このような道理に外れた計画をおこそうなど……。
「いいえ、今までに一度だけ道理に外れたことをしました。
サダハム……。あの方と一緒にすべてを捨て、逃げようとしたこと。
この私、ミシルの道理にあわない行為でした。
その後は、ミシルの道理にあわないことはしたことがありません」
「ではなぜ、今になって」
「あのときの気持ちと同じです。
サダハムを慕う気持ちと似ています。
道理を捨てても構わない。
砕けてもいいから、夢を追いたい。
玉(ぎょく)のように、まばゆく散りたい。そんな思いです」
少女のように嬉しそうに話すミシルを見つめるしかない、弟ミセンだった。
ソラボルに一番近い上州停に多くの兵力を持つチュジン公は、
トンマンに賛同すると見せかけて、セジョンのために動いていた。
ミシルは、お忍びでヨムジョンに会いに行き、
2日間、ピダムをソラボルから遠ざけておくように依頼する。
いったい、どんな計画が進んでいるのか?
ミシルの計画は、恐るべきものだった。
ソヒョン公のもとへはハジョンが、姻戚として、
ヨンチュン公のもとへは、ソルォンがチュンチュの姻戚として、
友好を装って訪ね、酒に薬を入れて飲ませてしまう。
翌朝、なかなか起きてこないふたりのもとへ、書状が届けられる。
かわりに受け取った夫人が、中を覗くとすでに時は遅し。
中身は、トンマン王女をすべての公務から退かせる決議をするための
和白会議の召喚状であった。
和白会議では、セジョンが満場一致の原則を都合良く解釈。
「召喚状を受け取ったというのに、おくれるものを待つ必要などない。
これからは、出席者の満場一致を持って決議としましょう」
大等たちは、セジョンの言葉に次々に賛同。
疑問を持つものも、無言の圧力に屈してしまった。
慌てて会議場に駆けつけるソヒョンとヨンチュンの前に、
兵たちがスクラムを組んで立ちふさがった。
どうしても会議場に入ることができない。
トンマンは、宮殿から離れ、復耶会の拠点で作戦を練っていた。
状況は伝令によって伝えられているが、直接の指揮は取れない。
ピダムはといえば、ヨムジョンに縛られ、拘束されている。
ユシンとアルチョンは、自らの判断で剣を抜き、
侍衛府を率いて兵を制圧。
会議場に無事、ヨンチュンとソヒョンを送り込んだのだが……。
「いけません!止めなくては!」
トンマンとチュンチュはミシルの計略に気付き、声をあげるが、どうしようもない。
同じようにミシルの思惑を看破したピダムも、
ヨムジョンの説得に手間取り、動けない。何もかも手遅れだ。
「剣をふるって会議場に押し入るとは何事だ!」
セジョンの叱責に、ハッとするユシンとアルチョン。
彼らの行為は国家反逆罪とされ、ソルォン率いる兵部が、全員を拘束すると出張ってきた。
ユシンの冷静な対応で、双方武器を置き、事態は一時沈静化すると思われたが、
兵部の一人が矢で射られたのをきっかけに、乱闘になった。
もちろんその矢は、ミシル陣営が指示して放たれたものである。
乱戦のさなか、必死で混乱を治めようとするユシンとアルチョンだが、
こうなっては簡単に収拾がつくわけもない。
そしてセジョンが、刺された!
もちろんこれもソップムが、致命傷にならないよう、加減したもの。
自作自演だ。
「上大等が殺された!」
急ぎ宮殿に駆けつけてきたトンマンとチュンチュは、
この言葉を聞き、最悪の事態を悟る。
その頃、セジョンと打ち合わせ済みだったチュジン公は、制圧軍を率いて
ソラボルに向かっていた。
「これは、政変だ。ミシルの、乱だ」
(つづく)
ひょえ~!こないだまで、のんびり税制改革とかしてたのに~!
なんかあれよあれよという間に、大変なことに。
ミシルは王座を狙うといったら即決即断ですね。
やることがはやっ!早すぎる!
そのー、あのー、すっごく卑怯で卑劣な計画を立てよ、というのは、
ユシンやアルチョンの正義感に訴えて、
考える暇を無くして武力行使するように誘導するためだったんですね?
軍事クーデターを正当化できるような、名分が欲しかったんですよね?
ミシルが一度だけ、道理を外れたのは、
チヌン大帝を毒殺しようとした時だったと思うのですが、
大帝のおかげで、手を汚さずにすんだのでしたね。
ってことでノーカウントかよ!ずるいぞミシル!
いやいや、というよりも、
彼女はすでに世間一般の道理を基準にしてないよね。
ミシルの中にある、ミシルの道理にあってるか、外れてるかが判断基準。
なんじゃそのオレサマ憲法は!
ミシルらしくないっつーかなんつーか、
いったん、女であるとか聖骨でないとか、
たがが外れたら一気に無茶する人になっちゃいましたねー。
男に仕えなければ、その能力が発揮できない、という縛りが、
彼女を常識人にしていたのでしょうか?
もともと、何にも縛られなかったら、へりくつこねてでも、
自分の思うようにする暴君になっちゃってた人なんでしょうか。
ここにきて、彼女の毒が一気に噴出した感じです。
ボハーン、とミシルの頭のでかいカツラ後頭部から、
毒胞子が撒き散らかされた感じですね~。
どうしたらいいんだー!
ふふふ、でもミシル、お母さんですね。
ピダムを遊山につれて行って、ソラボルから遠ざけようとしてます。
巻き込まれるのを防ぐため?
ピダムが賢いから、感づいちゃったらやばいなー、と思うから?
ヨムジョンが、一癖も二癖もある人物なので、
ピダムは薬酒を飲まされて、目が覚めたら縛られてる状況です。
遊山に連れて遠くにいったら、
何が起こってるかヨムジョン自体も把握するのが遅くなるし、
絶対にミシルに味方する結果になっちゃうので、とりあえず拘束だけしたんですね。
話によっては、ピダムを通してトンマンにつくかも……。
なぜなら彼は商人と一緒で、得をとる人物。
そしてミシルか、ピダムか、どちらについたら得なのか
必死で考えているわけです。
「俺を説得して見せろよォ~、お前はミシルの何なんだよ~」
びびりまくってるヨムジョン、以外とかわいいんですけど、
ピダムはミシルの息子だってしゃべっちゃうかな?
これはばらさないと、説得できないかもね~。
なんだかんだ言って、ムンノの手足になって動き、スポンサーをしていたくらいの
やり手なヨムジョンさんだからさ。
ミシルらしくないといえば、ミシルらしくない、拙速な行動。
でもミシルも言ってるのよね。
私の道理に合わない行動なのかもしれないけれど、
砕けてもいいから、夢を追いたい。
玉のようにまばゆく散りたい。
この時のミシルの表情が、とってもいいの。
すがすがしささえ、感じられる少女のような輝く瞳なのよ~。
失敗したらそれはそれで構わないと思ってるのかもね。
いつまでも美しいミシルも、もう還暦間近か。
そうね……だってもう年だもん……。
トンマンやチュンチュの若い発想にショックを受けて、
そこから再出発したミシルだけど、いかんせん年齢には勝てません。
10年はやく、この決断をくだしていたら、
こんな計画にはなっていなかったわよね。
最後の大勝負ってことよね。
ソルォン公が、ミシルに渡したあの手紙みたいなものはなんだったのでしょうか?
もしかしてチヌン大帝の書いた、何か?
ミシルも不安なのか……。
どうなるのー?ミシルの乱は!
これは収まりがつくまで、一気に視聴するしかないわ~。
もう、縛られちゃってるピダムがかっこよくてさ。
とても怒っています。
……はぁ?何いっちゃってんの?この人?って感じでょうが、
みなさん!聞いてください!
ピダムは縛られててもかっこいいんですよ!
あれだけハマりたくないとか駄々こねてましたけど、
無理でした。
またポニーテールが似合うんだわ、これが。
「この事態をなんとかできるのは俺だけだ!」って、えらい自信ですね。
ピダムね-、聡いんだけど、そんなに頭いいかっていうと、
そうも見えないんだよね。
自分で作戦とか立てて、ああしよう、こうしよう、とかないじゃん。
トンマンの意図をいち早く見抜いて、ああ~と納得したり、
今回みたいに敵の本命に気付くのは早いんだけどさ。
やっぱ部下だから?とも思うけど、独創性には欠けてんじゃないかと思うのよね。
せっかく頭いいのにそこんところが残念です。
ピダムも自分の夢を見れば、その方法を見つけ出す力が
わいてくるのかしら……。
和白会議の特異性、問題点をあげ、会議を多数決制に変えたいという
トンマンの提案に、傍聴していた人々は賛同の声をあげる。
もちろん可決されるわけはないが、
税制改革案の否決、多数決制の否決と続けば、中小貴族たちの失望は深いだろう。
和白会議は本当に必要なのか?
人々の心に、疑念が残ることになる。
この勝負は引き分けだ。
トンマンの提案に、感心した様子のミシル。
「おあいこになりましたね。多数決制とはよい提案ではありませんか」
現在の満場一致制では、改革案など通るはずもない。
和白会議は、大貴族の既得権を守るための会議になりはてている。
これでは神国のさらなる発展は望めない。
トンマンの意見に、そのとおりだと賛同するミシル。
「しかし、よく考えてみてください。
王女様も満場一致の恩恵を受けています」
「はい?」
「もし貴族たちが団結して、王女様を政務から退かせる提案をしたら?
多数決制なら6名の賛成で王女様は退くことに。
満場一致のおかげで、王女様は立場が守れるのです」
「そうですか。私が恩恵を受けていたとは」
ミシルの指摘を、興味深く受け止めるトンマン。
「制度は律令とは、諸刃の剣なのです」
「では制度や律令を利用して、敵を攻撃してはいけないと?」
「制度や律令は……」
言いかけて、ミシルは笑ってしまう。
トンマンがあまりに真剣に問うので、つい答えてしまいそうになるのだ。
「あやうくのせられるところでした」
ミシルは答えを口にすることなく、立ち去った。
中小貴族の動揺は、織り込み済みだ。
ミシルも、いつかは和白会議はなくすべきだと考えている。
大業をなしたら、まっさきになくすだろう。
その点で、トンマンもチュンチュも、ミシルも、考えは一致しているのだ。
新羅が、激動の時代を生き抜くために。
ソルォンは、ある計画を立ててミシルに手渡した。
「とても卑劣な計画ですね。しかし、もっと卑劣で汚い計画でなくてはなりません」
「わかりました」
「いつですか?」
「明日です」
ミシルは、何かとても卑怯な計略を用意しようとしているのだ。
ミセンですら、心配している。
これまで、けして道理に外れることはしてこなかったミシルが、
このような道理に外れた計画をおこそうなど……。
「いいえ、今までに一度だけ道理に外れたことをしました。
サダハム……。あの方と一緒にすべてを捨て、逃げようとしたこと。
この私、ミシルの道理にあわない行為でした。
その後は、ミシルの道理にあわないことはしたことがありません」
「ではなぜ、今になって」
「あのときの気持ちと同じです。
サダハムを慕う気持ちと似ています。
道理を捨てても構わない。
砕けてもいいから、夢を追いたい。
玉(ぎょく)のように、まばゆく散りたい。そんな思いです」
少女のように嬉しそうに話すミシルを見つめるしかない、弟ミセンだった。
ソラボルに一番近い上州停に多くの兵力を持つチュジン公は、
トンマンに賛同すると見せかけて、セジョンのために動いていた。
ミシルは、お忍びでヨムジョンに会いに行き、
2日間、ピダムをソラボルから遠ざけておくように依頼する。
いったい、どんな計画が進んでいるのか?
ミシルの計画は、恐るべきものだった。
ソヒョン公のもとへはハジョンが、姻戚として、
ヨンチュン公のもとへは、ソルォンがチュンチュの姻戚として、
友好を装って訪ね、酒に薬を入れて飲ませてしまう。
翌朝、なかなか起きてこないふたりのもとへ、書状が届けられる。
かわりに受け取った夫人が、中を覗くとすでに時は遅し。
中身は、トンマン王女をすべての公務から退かせる決議をするための
和白会議の召喚状であった。
和白会議では、セジョンが満場一致の原則を都合良く解釈。
「召喚状を受け取ったというのに、おくれるものを待つ必要などない。
これからは、出席者の満場一致を持って決議としましょう」
大等たちは、セジョンの言葉に次々に賛同。
疑問を持つものも、無言の圧力に屈してしまった。
慌てて会議場に駆けつけるソヒョンとヨンチュンの前に、
兵たちがスクラムを組んで立ちふさがった。
どうしても会議場に入ることができない。
トンマンは、宮殿から離れ、復耶会の拠点で作戦を練っていた。
状況は伝令によって伝えられているが、直接の指揮は取れない。
ピダムはといえば、ヨムジョンに縛られ、拘束されている。
ユシンとアルチョンは、自らの判断で剣を抜き、
侍衛府を率いて兵を制圧。
会議場に無事、ヨンチュンとソヒョンを送り込んだのだが……。
「いけません!止めなくては!」
トンマンとチュンチュはミシルの計略に気付き、声をあげるが、どうしようもない。
同じようにミシルの思惑を看破したピダムも、
ヨムジョンの説得に手間取り、動けない。何もかも手遅れだ。
「剣をふるって会議場に押し入るとは何事だ!」
セジョンの叱責に、ハッとするユシンとアルチョン。
彼らの行為は国家反逆罪とされ、ソルォン率いる兵部が、全員を拘束すると出張ってきた。
ユシンの冷静な対応で、双方武器を置き、事態は一時沈静化すると思われたが、
兵部の一人が矢で射られたのをきっかけに、乱闘になった。
もちろんその矢は、ミシル陣営が指示して放たれたものである。
乱戦のさなか、必死で混乱を治めようとするユシンとアルチョンだが、
こうなっては簡単に収拾がつくわけもない。
そしてセジョンが、刺された!
もちろんこれもソップムが、致命傷にならないよう、加減したもの。
自作自演だ。
「上大等が殺された!」
急ぎ宮殿に駆けつけてきたトンマンとチュンチュは、
この言葉を聞き、最悪の事態を悟る。
その頃、セジョンと打ち合わせ済みだったチュジン公は、制圧軍を率いて
ソラボルに向かっていた。
「これは、政変だ。ミシルの、乱だ」
(つづく)
ひょえ~!こないだまで、のんびり税制改革とかしてたのに~!
なんかあれよあれよという間に、大変なことに。
ミシルは王座を狙うといったら即決即断ですね。
やることがはやっ!早すぎる!
そのー、あのー、すっごく卑怯で卑劣な計画を立てよ、というのは、
ユシンやアルチョンの正義感に訴えて、
考える暇を無くして武力行使するように誘導するためだったんですね?
軍事クーデターを正当化できるような、名分が欲しかったんですよね?
ミシルが一度だけ、道理を外れたのは、
チヌン大帝を毒殺しようとした時だったと思うのですが、
大帝のおかげで、手を汚さずにすんだのでしたね。
ってことでノーカウントかよ!ずるいぞミシル!
いやいや、というよりも、
彼女はすでに世間一般の道理を基準にしてないよね。
ミシルの中にある、ミシルの道理にあってるか、外れてるかが判断基準。
なんじゃそのオレサマ憲法は!
ミシルらしくないっつーかなんつーか、
いったん、女であるとか聖骨でないとか、
たがが外れたら一気に無茶する人になっちゃいましたねー。
男に仕えなければ、その能力が発揮できない、という縛りが、
彼女を常識人にしていたのでしょうか?
もともと、何にも縛られなかったら、へりくつこねてでも、
自分の思うようにする暴君になっちゃってた人なんでしょうか。
ここにきて、彼女の毒が一気に噴出した感じです。
ボハーン、とミシルの頭のでかいカツラ後頭部から、
毒胞子が撒き散らかされた感じですね~。
どうしたらいいんだー!
ふふふ、でもミシル、お母さんですね。
ピダムを遊山につれて行って、ソラボルから遠ざけようとしてます。
巻き込まれるのを防ぐため?
ピダムが賢いから、感づいちゃったらやばいなー、と思うから?
ヨムジョンが、一癖も二癖もある人物なので、
ピダムは薬酒を飲まされて、目が覚めたら縛られてる状況です。
遊山に連れて遠くにいったら、
何が起こってるかヨムジョン自体も把握するのが遅くなるし、
絶対にミシルに味方する結果になっちゃうので、とりあえず拘束だけしたんですね。
話によっては、ピダムを通してトンマンにつくかも……。
なぜなら彼は商人と一緒で、得をとる人物。
そしてミシルか、ピダムか、どちらについたら得なのか
必死で考えているわけです。
「俺を説得して見せろよォ~、お前はミシルの何なんだよ~」
びびりまくってるヨムジョン、以外とかわいいんですけど、
ピダムはミシルの息子だってしゃべっちゃうかな?
これはばらさないと、説得できないかもね~。
なんだかんだ言って、ムンノの手足になって動き、スポンサーをしていたくらいの
やり手なヨムジョンさんだからさ。
ミシルらしくないといえば、ミシルらしくない、拙速な行動。
でもミシルも言ってるのよね。
私の道理に合わない行動なのかもしれないけれど、
砕けてもいいから、夢を追いたい。
玉のようにまばゆく散りたい。
この時のミシルの表情が、とってもいいの。
すがすがしささえ、感じられる少女のような輝く瞳なのよ~。
失敗したらそれはそれで構わないと思ってるのかもね。
いつまでも美しいミシルも、もう還暦間近か。
そうね……だってもう年だもん……。
トンマンやチュンチュの若い発想にショックを受けて、
そこから再出発したミシルだけど、いかんせん年齢には勝てません。
10年はやく、この決断をくだしていたら、
こんな計画にはなっていなかったわよね。
最後の大勝負ってことよね。
ソルォン公が、ミシルに渡したあの手紙みたいなものはなんだったのでしょうか?
もしかしてチヌン大帝の書いた、何か?
ミシルも不安なのか……。
どうなるのー?ミシルの乱は!
これは収まりがつくまで、一気に視聴するしかないわ~。
もう、縛られちゃってるピダムがかっこよくてさ。
とても怒っています。
……はぁ?何いっちゃってんの?この人?って感じでょうが、
みなさん!聞いてください!
ピダムは縛られててもかっこいいんですよ!
あれだけハマりたくないとか駄々こねてましたけど、
無理でした。
またポニーテールが似合うんだわ、これが。
「この事態をなんとかできるのは俺だけだ!」って、えらい自信ですね。
ピダムね-、聡いんだけど、そんなに頭いいかっていうと、
そうも見えないんだよね。
自分で作戦とか立てて、ああしよう、こうしよう、とかないじゃん。
トンマンの意図をいち早く見抜いて、ああ~と納得したり、
今回みたいに敵の本命に気付くのは早いんだけどさ。
やっぱ部下だから?とも思うけど、独創性には欠けてんじゃないかと思うのよね。
せっかく頭いいのにそこんところが残念です。
ピダムも自分の夢を見れば、その方法を見つけ出す力が
わいてくるのかしら……。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます