いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

宮 ~Love in Palace~ 12

2012年06月22日 | 宮 ~Love in Palace~
字幕が「シン君」「ユル君」なので、記事でもそう書いていますが、
チェギョンの発音的には「シングン」「ユルグン」
彼女が「妃宮」「ピグン」と呼ばれていることから、
実は「シン宮」「ユル宮」が正解なんじゃないかと思っております。
どーなの?

《あらすじ》

皇太后はシンのスキャンダルを恵政宮の口から知ることとなり、立腹。
皇室最高権威者として、追尊についても、皇位継承順位についても、
自らが決定すると公言した。

シンはきっぱりとヒョリンに関係の終わりを告げ、けじめをつける。
チェギョンは、宮中でのシンの難しい立場を思いやり、
彼を支えたいと思うようになる。
いつもの明るさを、取り戻すチェギョン。

考烈皇太子の追尊が決まった。
彼に皇帝の地位を与えることで、その家族も皇室での地位を得る。
恵政宮は皇太后に。ユルは皇位継承第1位の王子になるはずだったが、
政治的配慮とユルの申し出により、継承第2位の王子のまま、
宮中に住むことになる。

そんな中、皇帝が倒れ、公務を離れて療養に専念することに。
シンの肩には、より大きな責任がのしかかる。

チェギョンはシンの部屋でカメラを探すうちに
大事にしまわれていたヒョリンからの手紙や贈り物を見つけてしまう。

傷心のまま、チェギョンは太皇太后と共に
済州島のテディベア・ミュージアムからの招待を受け、訪問の旅へ。
なんとか公務の都合をつけたシンも、そこへ合流するのだが……。

(つづく)


ややこしー!
ユルオンマの夫で、すでに死去している考烈皇太子が追尊されたので、
同時に家族も皇室での地位が復活。
ユルオンマは先代皇帝の妻として、皇太后となり、
ユルはその王子として皇太子となり、第1継承権を持つことになる、
はずだったけど、ユル君が政治的混乱を避けようと辞退。
ユルオンマが、自分は皇太后にならなくていいから、
ユルをシンと同列の継承権1位の王子にして!と言ったのに、辞退。
(ほんとはチェギョンに嫌われたくなかったからだけど)

結果、ユルオンマは皇太后に。イコールシン君オンマより上の地位に。
ユルは大君(王の息子)の称号だけもらって、継承第2位のまま。
シンとユルのおばあちゃん、皇太后は、太皇太后に。

めんどくさー!

ユルオンマがとうとう宮中に乗り込んできて、怖いわー。
皇帝陛下が倒れた時も「まだはやいわ」とか笑ってるし。
この人「オッパ」とか言ってたけど、
結局皇室での地位と、息子が皇帝になることが望みの野心家?
お慕いしてましたとか嘘なの?

ユル君が宮中にいることになったので、
ふたりの王子の緊張関係もビリビリと、大変なことになってきてます。
前回の対決では、チェギョンがおどけてて休戦になったけど、
今回はさすがのチェギョンも出て行けないほどの緊張感。



皇帝になったら何をしたいか。
この答えにふたりの性格が見えるような気がする。
「政略結婚をなくす」と言ったユル君は、
チェギョンのことしか見えていないのね。
「継承を外れた王子は宮中に住めないというのをやめよう」というシン君は、
もうちょっと大きな視点で状況を見てる気がする。
自分が背負うことになった重責と不自由を、ただ厭うだけではなく。

それにしても、シン君とヒョリンの思い出の品々、きついわねー。
読んじゃうチェギョンもどうかと思うけどねー。

今回は母親らしい気遣いを見せ、姑らしい心配りをしてくれたシン君オンマ。
ユル君の視線にもピンとくるものがあったみたいだけど。
「お互いを真剣に愛せないなら、ふたりともきっと不幸になる」
シン君もさすがに思うところがあったようですな。
なんとか都合をつけて済州島に飛んで参りましたよ。

ヒョリンにもきっぱり別れを告げたからね。
あきらめてあげて、ヒョリナ。

今回の心やすらぐシーンは、テディベアミュージアムの楽しい映像と、
調理実習のシーンかな。
ケーキ、オープンエアでロッカーに入れないで欲しいけども。

三角巾のかぶり方がおかしいけど、かわいい。



これに似てない?
韓国発の猫キャラChooChoo(チューチュー)



かわいいでしょ?

女官たちが、シン君よりユル君のほうがいいわ!と
噂しているのを聞いて、シン君もいろいろあるんだなーと
彼のことを思いやるチェギョン。
「ふたりで慰めてあげようね!」とアルフレッドと相談するのがけなげ。

だんだん自分のことだけじゃなくて、
シン君のことも考えてあげられるようになったんだね。
ちょっとずつ成長してるよ、チェギョン。

「映画監督と皇帝とどっちになりたい?」
自分には当然選択肢など無い、と思っていたシン君にとって、
エポックメイキングな質問をするチェギョン。
このストレートさが彼女のいいところだね。
宮中の退屈さ、頑迷さ、伝統という言葉に縛られた不自由さを
こともなげに吹き飛ばしてくれるチェギョンは、
シン君にとって大事な存在だよね。

もうシン君はとっくにわかっていると思うのだけど、
後はどう伝えるかって問題だけだと思うのよねぇ。


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2 コメント

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ありがとうです! (ビスコ)
2012-06-24 22:18:54
君でいいんだ!
疑問氷解。ありがとうございます~。
毎日聞いてると、ちょっとずつ耳が慣れてきました。
リスニングがんばろう。
シン君の友達がシナって呼んだり、ユルオンマがユラって呼んだりしますね。
2文字の名前って愛称呼びが難しそう。

チェギョンはシン君ラブの気持ちはゆるがないけれど、
ついついユル君を頼ってしまうんですよね。
そこがユル君ファンからしてみればズルい!と感じる部分でしょう。
カット放送観ていた時は、チェギョンがもっとユル君にかたむいてた感じがしてました。
気のせいだったのかなー。
今観ていると、確かにハラハラ感はないですね。
だからよけいにユル君かわいそうです。
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ネイティブの出番?(笑 (ネイティブ1)
2012-06-23 19:14:47
ハングルの”k”と”g”が聞き分けれるレベルまでいきましたね!
これぞファン根性、素晴らしいかぎりです!
君のハングル読みが”ぐん”なのでシン君、ユル君で合ってそうです。
宮はカタカナ表記だと”グング(gung)”になります。
○パッチムのときは英語のkingの発音を思い出すと便利かも知れません。
適当な呼び名が見つからないときに君をつけて呼ぶ場合がありますが、レアケースです。
”あ、や”をつけるとすると、シナ、ユラになりますが、シナはちょっと変、ちょっと似合わない
ユラは近すぎって感じです。

このドラマをみていたとき非常に気になっていたのですが、
ユル君って男としての需要ある?というかシン君と勝負にすらならないじゃん?という・・・
しかもチェギョンのゆれる気持ちもシン君とユル君の間ではなく
シン君が好き、でも私だけを見てくれないのは嫌の間でしか揺れないので
ユル君、まるで空気・・・どちらかといえばシン君の嫉妬誘発の役割しかしないという。
おかげでひじょ~~~に気楽に視聴することができたわけですけどね。
私的には、はらはらするストレス感がなかったのがこのドラマのいいところだと思いました。
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