宮 ～Love in Palace～ 10

なんか…なんか許せないわ～。シン君！
異国であんなことしといて、
それでもチェギョンに心底愛されちゃってるのが憎いわ……。

ユル君の優しさに、私もほだされそうです。

《あらすじ》

携帯も忘れ、一時行方不明になってしまったチェギョンは、
皇后から厳しく叱責される。
彼女を庇おうとするユルの態度も、火に油をそそいでしまう。

ヒョリンと空港で別れたシンは、急ぎ記者会見の場へ。
なんとか間に合った会場での挨拶は好評で、事なきを得る。

留守番のチェギョンは、ユルの助けをかりて
英国ウィリアム王子の接待をつつがなく完遂。

恵政宮は、マスコミの力をかりて、徐々に宮中で認知されていく。
彼女と皇帝陛下の間には、過去に秘密があるようだが……。

タイから帰国したシンは、いつもどおりチェギョンに憎まれ口を。
シンの腕の中で泣いてしまうチェギョン。

シンからの贈り物で機嫌がよくなるチェギョンだが、
やっぱり意地悪なシンに振り回されてしまう。
それでもやっと、いつものふたりの関係が戻ってくるのだった。

（つづく）

へっ、今回はいろいろ言いたいことがありますぜ。



まずシン君へ。

ずるい！ずるすぎる！

愛されてる男って、何しても許されるわけ～？
最後にちょっとだけ優しくするだけで万事OKなわけ？
ちぇっ、コン内官にも感謝しちゃってさー。
これまでそんなこと一切なかったもんだから、
コン内官も皇太后も嬉しそうですが……。
やっぱりずるい男だ～。

そして気の毒なユル君へ。

ヒントがヒントになってない～！

チェギョンが鈍すぎるのか、ユル君のヒントがわかりにくすぎるのか……。
まぁ、はっきり言っちゃったからね。
父の事故さえなければ、自分が夫になっていたはずだったって。
これだけ言っても微妙なチェギョンだけど。

そしてコン内官。

いっつも間が悪すぎだ！

有事の際は切れる男だが、
こと恋愛模様には常にタイミングが悪いコン内官。
あなたが一声かけなかったら、シン君電話してたんじゃないですか？
あのタイミングで！

結果的にふたりの再会が劇的になったからいいけどさ。

ヒョリンにも言っとくわよ。

あんたあきらめたんじゃないのか？

てっきり前回の様子では、最後の思い出としてあきらめたと思ってたのに～。
あのぼんちに言われるまでもなく、
シン君は「整理がついた」と思っているはずだ！
ユルオンマに、私あきらめましたって報告するかと思いきや、
またもやカミラ婦人の話を聞きに行くとは……。

あなた、これ以上傷ついてもいいの？
もうおよしなさいよ。ユルオンマに利用されるだけよ？
あの人、ちょっと機嫌が悪いとこれみよがしにおやつ持って
息子を無視しちゃうようなガキっぽいおばさんなのよ？
目を覚ましなされ！

おっと、皇帝陛下にも。

あんたは高校生かー！

仮にも一国の皇帝がですよ、
妻以外の女性と一緒の写真を後生大事に持っていて、
あわてて引き出しに隠したりしてなんですか！

「オッパ」とか呼ばれてめちゃめちゃ動揺して大丈夫ですか！
皇后の前できょどってどうするー！

どーすんのよ、みんな！
ひとり冷静に皇室の行く末を案じ、
不穏な空気に敏感な皇后陛下を悪者にしていいわけないでしょうが！
厳しいけど最後の砦だよ、あの人。

ふぅ……。

でも、チェギョンとシン君の再会シーン、やっぱりよかったー。
「次は一緒に行こう」って背中ぽんぽんしてくれるシン君が好きさ。

そして、シン君人形を痛めつけるチェギョンがかわいすぎる。
もはや　ねねちゃんのうさぎぬいぐるみ状態。（クレヨンしんちゃん参照）

この２シーンで、つらいつらい前回の記憶が帳消しになった感じ。
え？ちょろい視聴者ですか？私。
いいの、いいの、このまま幸せな時間をたゆたっていたいの。
だって次回はまたもや危険な香りがするんだもん。
例の写真が出回っちゃいそうでしょ。
苦難の連続なんだもん。



チェギョンは接待よくがんばった！えらいぞ！
ユル君の株は、あのチョコレートで急上昇だ！
なんという気配り王子！
それでもシン君には負けるって、なんなの～。
私はシン君派だけど、そりゃないよね～。