いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

2011→2012

2012年01月05日 | 韓ドラ雑記
あけましておめでとうございます!

毎っ年思うんだけど、寒さ本番は正月明けからだよね。
年が明けると気持ちは晴れ晴れするんだけど、
相変わらずの寒さに打ち震えております。

なんだかんだと忙しく、まとめもせずに年越ししてしまったので、
年初らしく、昨年の振り返りと今年の抱負を書いておこうと思います。

ええっとまず2011年で観たドラマは……。

宮廷女官チャングムの誓い
美男ですね
華麗なる遺産
イタズラなKiss
パスタ ~恋ができるまで~
製パン王キム・タック
レディプレジデント~大物~

あと地上波カット放送のみで観ていて、ノーカットが観たいのは

僕の彼女は九尾狐
宮 ~Love in Palace~

映画では「Antique ~西洋骨董洋菓子店~」

こんな感じですかね。長くなりますが、せっかくなんで一言ずつ。


「宮廷女官チャングムの誓い」


言わずと知れた、韓国史劇の名作。
歴史書にたった数行記載された医女チャングムの波乱の人生を描いた大河ドラマ。
ほぼ100パーフィクションだが、そんなことはどーでもいい。
序盤、母の遺骸の口に木の実を押し込む幼子チャングムの悲壮さに打たれ、
中盤、ハン尚宮さまの生き様に声を殺して泣き、
終盤はミン・ジョンホとの愛の深さに圧倒された。
カット変わりで雪が降ったり止んだりしようが、
そんなこまかいことは本気でどーでもいい、と言い切れる名作。
すげー長いのに、再度観なおして、いつか感想を書いてしまいそうな自分が怖い。
テーマソングはもちろん歌えるが、カラオケで探したことはまだ無い。

「美男ですね」

日本でもリメイクされた、韓国若者向けドラマの金字塔。
男装女子が特殊事情により秘密を隠して団体生活という、
昨今の少女マンガの王道設定を行く恋愛もの。
主演の男装女子がどう見ても女子にしか見えないのはご愛嬌。
3人の王子様がそれぞれ異なるタイプのイケメンキャラで、
各方面の女性のハートをゲット。
笑いあり涙あり、胸キュン(ほぼ死語)ありのホン姉妹脚本作品。

視聴後の茶の間には「美男廃人」が死屍累々という触れ込みだったが、
うわさどおりのドラマ展開にもちろん私も廃人に。
よりにもよってシヌにドハマリし、
汚泥をさらいながら歩くような日々を過ごすが、
中の人(CNBLUEというバンドのボーカル)のバラエティ動画を観て復活。
シヌヒョンの笑顔が見られるならなんでもすると誓って
検索だけしてたあのころが懐かしい。今はしっかりCD買ってます。

ちなみに「いけめんですね」と読みます。ジョーシキの範囲か?
感想……書きたい気もするが、初見の初々しい感想はもう書けないし、
他にたっくさん、面白いレビュー記事を書いている方がいるので、
もうそこをめぐって何度も読むだけで満足。

「華麗なる遺産」

これぞ韓国ドラマ!待ってました!と大向こうから思わず声がかかる大ヒット作。
記憶喪失、遺産相続争い、毒婦の計略、すれ違う姉弟などなど、てんこ盛り。
しかしそれらがありきたりに見えないのは、ひとえに健気で強いヒロインのおかげか、
単に私の韓ドラ暦が浅いせいか?
主演のハン・ヒョジュちゃんがとにかく元気でまっすぐな女の子を好演。
もちろんお相手のイ・スンギ君にとっても出世作。今や国民の弟ですから。

俗にいう2番手君といわれるオッパにも特に心惹かれなかったが、
ヒロインのパワーがまぶしくてぐいぐい観てしまった作品。面白かった。
悪女役キム・ミスクの存在も大きく、なんというか女の物語やね。
とにかく死ぬまでに一度はソルロンタンを食べねば、と心に誓った。

「イタズラなKiss」

おっといきなり軟派なタイトルだが、あの多田かおるの名作漫画を実写化。
イタキスファンとしては
ヒロイン琴子(ことこ)の愛らしさをどう表現してくれるか不安だったが、
不器用だが一途な性格がよく表現されていてよい出来だと思う。
たまに本気でイラッとするが、原作の琴子にもたびたび本気でイラッときたので
問題ナッシング。大学でのライバル役のヘラがとにかくいい女なので、それもよかった。

私的には、キム・ヒョンジュン君がとにかく格好良くて驚きました。
ツンデレ男子っていーですね!若いうちは!
髭が青い?いーじゃないですか、そんなことは。
当て馬ボン・ジュングも原作よりもずっと出番が多くて、いい男振りを発揮。
現役女子中高生にぜひ見ていただいて、恋愛にピュアなときめきを取り戻して欲しい。

「パスタ ~恋ができるまで~」

系統的にはイタキス系だと今気が付いた大人のお洒落な恋愛ドラマ。
詳しい感想は各記事を読んでくだされ。
ツンデレシェフとがんばりやの女性コックの職場恋愛。

声が素敵なシェフだから、怒鳴られたって平気なの、かはわからないが、
一流コックに憧れるヒロインのがんばり具合がまたかわいい。
韓国でもイタ飯ブームとかあったのかな?
極悪人は一切出てこない仕様なので、ドロドロ嫌いな方にぜひお薦め。
食事シーンは多少マナーが気になるが、そういう輩(やから)は
伊丹十三監督の「たんぽぽ」を観よ。

最後まで観たのに感想が書ききれてないので、がんばります。

「製パン王キム・タック」

わお!こちらも韓国ですごい視聴率を叩き出した人気作品。
出生の秘密、相続争い、男女の愛憎劇、復讐譚と、まさに全部のせ。
老若男女をカヴァーする内容なので視聴率がいいのか。
「華麗なる…」と同様、こちらも愛憎入り乱れる濃ゆい物語を
主演のユン・シユン君の笑顔で魅力的にみせる好演出。
主人公キム・タックのキャラ設定に最後までブレが無く、
少年編・修行編・会社編(勝手に命名)と、それぞれホントに面白い。
毎度毎度の引きの強さに連続ドラマの真骨頂を見た!気がする。

ノーカット版を観ずには死ねない渾身の作。
あれだけ感想書いてまだ足りないのか!と言われそうだが、
はっきり言って足りない。

「レディプレジデント~大物~」

韓国初の女性大統領はフツーのおばちゃんだった。
イマイチ冴えないアナウンサーのソ・ヘリムが、
夫の死をきっかけに政治の世界へ踏み込み、最後は立派な大統領になる物語。
ラブ・ロマンスという前宣伝もなんのその。
しっかり政界のあれこれを描いて硬いながらも魅力ある作品に。
しかし完全版とうたって韓国放送時より話数が増えたのはいかがなものか?

もちろんクォン・サンウ演じるハ・ドヤ検事の献身的な愛はステキの一言。
やんちゃな年下君に愛されるデキルおばさんって韓国女性も憧れる立ち位置なのか。
30話は長いよ~と何度か音を上げかけたが、
その度にきらりと光るエピソードで最後まで引っ張る地力のあるドラマ。
詳しくは各話感想をどうぞ。

「僕の彼女は九尾狐」

「美男ですね」のホン姉妹脚本作品。
不思議なファンタジー色の強い物語なので、好き嫌いは分かれるかも。
でも高橋留美子が好きな人なら大丈夫だと思う。
絶世の美女がこの人?と最初はハテナマークが付いたが、
ヒロインのパンマル(いわゆるタメぐち)のかわゆさと相まって、
最後は物の怪だろうとなんだろうとかわいきゃいーじゃんとの結論に到達。
個人的には恋人役のイ・スンギ君より、キーパーソンとなるノ・ミヌ君に凋落。
こういうキレイすぎる人は、なかなか表情に魅力が出にくいので、
クールな妖魔役がうまくはまった好キャスティングといえよう。

韓国語字幕のついたDVDで韓国語の勉強をしようと目論んだが、
他ドラマの視聴で結果時間が取れていない現状。
ノーカット版を観たら感想書きたいなぁ。

「宮 ~Love in Palace~」

もしも現代韓国に皇室があったら?という設定で繰り広げられる、
王子と一般庶民の恋物語。
ツンデレ王子とフェミニスト腹黒王子(個人的感想です)が
フツーの女子高生(年相応に自己中)に惹かれていくラブ・ロマンスなの。
多くの女性の乙女心をくすぐった結果、
ヒロインが嫌われるというドラマにあるまじき事態も発生したようだが、
とりあえず敵役の少女や悪巧み母も登場するので視聴者の敵意も分散。
ゴージャスなセットや衣装も話題に。
もともとは韓国の人気漫画が原作。韓国ではミュージカルとして舞台化され、
ツンデレ王子シン宮役は東方神起のユノが演じている。DVD観ないと!

もちろんノーカット版を観て感想を書きたいのだが、
乙女炸裂の記事になりそうで怖くて書けない。
リア友の見てないブログでホントーによかったね……と
なまあたたかく見守っていただけるような感想を、そのうち書くと思います。ごめんね。

「Antique ~西洋骨董洋菓子店~」

よしながふみのマンガを原作にした劇場用映画。
主演がチュ・ジフンじゃなければ観なかったと思うが、映画としてもとってもよかった。
詳しい感想は韓ドラ雑記カテゴリにあります。
原作と比べた感想を書いてしまったけど、もちろん原作を読まずしても楽しめる作品。

韓国の映画は他には観ていないので、今年は古典?「猟奇的な彼女」とか
先日公開されてた「アジョシ」とか「親切なクムジャさん」とか観たい。
「グエムル~漢江の怪物~」は怖いのかなー。怖かったらいやだなー。
「箪笥」ってなかった?あれはホラーだね。あれは確実にコワイね。でもちょっと観たい。



さて、このブログを始めたのが昨年の7月。
見切り発車で滑り出したものの、なんとか半年続けることが出来ました。

各方面にありがとうございます!

自分ガタリしたくて始めたブログですが、読んでもらえるとやっぱりすごく嬉しいです。
「お気軽にコメント……」とか書いておいて、
いざコメントいただけると舞い上がって緊張したりしてうまく返事できてなかったりして、申し訳ないです。

韓ドラ初心者の私が、楽しくドラマを観られているのは
これまでたくさんのドラマを観てきた先達が、面白いレビューを
書いてくださっているおかげだなーと今さらながら思います。

今年の抱負としましては、
自身の忘備録として、誰にも言えない感想吐露日記として、
細く長く、今年も更新を続けられたらいいな、と思っています。

2012年がみなさまにとっても良い年になりますように!
本年もよろしくお願いいたします。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レディプレジデント 最終話 | トップ | 明日に向かってハイキック 1... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして♪ (konohoshi74)
2012-01-05 20:03:35
Twitterから流れてやってきて、拝見させていただきました!
私も韓ドラビギナーですが、2011年に見たドラマもほぼ被っていて、感想も共感しまくりでした!ホントにびっくりして、コメントしてしまいました。

これからも覗かせていただきます(^-^)楽しみにしています♪
返信する
ありがとございます! (ビスコ)
2012-01-09 23:02:01
konohoshi74さん、はじめまして!
コメントありがとうございます。

共感していただけて嬉しいやら、恥ずかしいやらです~。
あと自分でもうっかりしていましたが、「私の期限は49日」も地上波視聴してました。
チャンミンの「パラダイス牧場」は録画が消えちゃって全然観られず。仕方ないのでDVDを借りようと思います。

私はTwitterしてなくて不思議なご縁ですが、また覗いていただけたら嬉しいです。
ビギナーの楽しみは、まだまだ観てない名作がたくさんあることですよね。
お互いに楽しい初心者ライフを送りましょう!
返信する

コメントを投稿

韓ドラ雑記」カテゴリの最新記事