喜んでいいのか、悲しんでいいのか、よくわからなくなってきましたよ。
でも心の平穏はこれで保たれた感じ……。
《あらすじ》
入試組は三人とも修学旅行へいく予定が、ピルスクが肝炎で入院してしまった。
サムドンとヘミはふたりで結婚式の余興に挑むが、
楽譜を間違えて大失敗。
相手はやくざの親分だったから大騒ぎになり、
逃げ出す途中でふたりは迷子になってしまった。
見知らぬ土地でお金もないし……。
困ったふたりは地元のストリートミュージシャンの様子をみて、
自分たちも歌を歌って小銭を稼ごうとする。
楽しげな様子に人々が徐々に集まってきて、
いくらかの投げ銭が箱にたまり始めた。
すると、客を取られて腹を立てた若者たちが、
ストリートダンスを踊りながら乱入してきた。
ヘミとグクが戸惑うばかり。
と、そこへグクたちが駆けつけた。
迷子になったという彼らを探しにきたのだ。
ジェイソンとグク、先輩たち、ベクヒも加わって、ダンス対決が始まる。
味方を得て強気になったヘミもサムドンも参戦。
観客から支持を得て、対決は彼らの勝利に終わった。
ふてくされて帰って行く若者たち。
芸校の仲間はこれまでの確執も忘れて、素直に喜びあうのだった。
翌日、グクたちの撮影見学にきたサムドンは、
先日の若者がスタッフとして働いているのを見つける。
「ちょっと礼儀を教えてやらねぇとな」
そういいつつ後をつけると、彼らが必死にビラ配りをしている現場に行き着いた。
自分たちの公演のビラを一生懸命通行人に配っているのだ。
慌てて追いかけてきたオヒョク先生にサムドンは言う。
「あいつら、昨日はすごく悪い顔をしてたのに、今はいい顔してる。
すごくかっこよく見えるのはなんでだろうな?」
「僕には、君たちだって同じようにかっこよく見えるよ」
夢に向かって全力で走っている若者が輝いて見えるのは、万国共通のようだ。
明日はソウルへ帰るという夜、オヒョク先生は生徒たちを連れて、
若者たちのライブへ行くことにした。
ホテルを出るところでグクたちと行き会い、先生は気さくに声をかける。
今晩中に帰国する予定だったグクだが、
一行の中にヘミがいることを見て、同行したいと言った。
ライブハウスへ入ると、人はまばらで盛り上がりもいまいちだ。
「いっちょおれたちで盛り上げてやるか!」
サムドンが張り切り、ステージ前へ進んだ。
客席で手拍子を打ち、スタンディングで声援を送る。
会場は徐々に熱気に包まれていった。
ライブの終わりに、若者たちがサムドンを招いた。
「みなさんに紹介します。
昨日はダンスでケンカした仲だけど、
今日は友人としてここにきてくれました。ありがとう!一緒に歌おう?」
ヘミがマイクをとり、サムドンと歌う。
グクたちも呼ばれてステージに上がると、自然に体がリズムを刻み出す。
日本の若者も一緒になって、ダンスを踊り、歌い、音楽を分かち合った。
最後には、ヘミもベクヒも照れながらハイタッチ。
音楽は国境を越え、人々をひとつにする。
「陳腐だけど、真理ですね」
オヒョクに呼び出されてライブハウスにきたシ先生も思わず感動してしまった。
ステージが終わっても、興奮は冷めない。
音楽の話、夢の話、盛り上がっている中、サムドンは観覧車のチケットをもらった。
「俺、ここでバイトしてるんだ。よかったらおいでよ、ガールフレンドと」
そういえば、ヘミが観覧車を見上げて乗りたがってたっけ。
「10分後に店の前で会おう」
サムドンはヘミを誘い、ヘミも言われたとおり待っていた。
ところが、そうとは知らずグクがヘミをさらってしまった。
どうしても、話したいことがある。
この機会を逃したら、もう二度と、話せないかもしれないから。
人目をさけて歩いてきたのにファンに見つかり、写真を撮られる。
ヘミはイライラしてまたグクを拒絶しかけた。
グクは、真剣な顔で、頼み込む。
「この子と話をさせてください。やっとのことで会えた友達です。
誤解も多いのに解けずにいる。
とても大事な友人で、失いたくない。どうか、力を貸して」
本当に一生懸命なグクに気圧されて、ファンはしぶしぶ放っておいてくれた。
「気になるわね、わたしが何を誤解してるって言うの!
約束をやぶったのはあんたじゃないの!」
ヘミはグクに怒りをぶつける。
「そうしなければ、韓国に残れなかった!」
思わず彼も、声を荒げた。
彼が彼として生きるために、そうするしかなかった。
ヘミのそばにいるために……。
「だから行くな。ケンカするには時間が惜しい」
グクの目が、いつものように優しい目になっていた。
ヘミはグクの首に、自分のマフラーを巻いてやった。
「こうすればバレないかな?どこに行きたい?」
ふたりは、観覧車に乗っていた。
グクにとっては思い出の観覧車だ。
幼い頃、たった一度だけ、父が来てくれた日があった。
その日だけは、彼にも家族がいたのだ。
遊園地の乗り物はみんな混んでいて、観覧車にしか乗れなかった。
でも、楽しかった。
観覧車があんなに楽しい乗り物だとは思わなかった。
このままただ永遠に、ぐるぐると回り続けられたらいいと願った。
あの一日さえなければ簡単だったはずだ。
父が自分を捨てた時、利用した時、ただ、憎めばよかった。
だけどあの一日のせいで、父さんを捨てられない。
「しあわせな一日だったのね。消したくないんでしょ?」
ヘミは涙を流していた。
「なぜ泣くんだ。昔もお前は俺のために泣いたな」
「わからない」
グクの目からも涙がこぼれる。
「あのときが初めてだった。誰かが俺のために泣くのは」
「なぜ俺のために泣くんだ」
「わからない。わたしも」
グクはヘミの涙をぬぐって、口づけをした。
ヘミに約束をすっぽかされてひとり店に来ていたサムドンは、
窓から偶然観覧車を見てしまう。
グクとヘミの姿を見て、呆然とする。
彼の頬にも涙が伝った。
そして何度目の発作だろうか?
急に耳鳴りが激しくなり、サムドンは壁にもたれて崩れ落ちた。
(つづく)
期待していてよかですか?!
ああなんだかびっくりです。
前回までは、グクがこのまま失恋しちゃうんだろうなーと思って死にそうだったんですが、
なんでしょうかこの展開は!!!!
期待しちゃっていいんですか?!
「お前はなぜ俺のために泣くんだ」
なんてロマンチックな質問なんでしょうか。
大事なことだから2回ききましたよ。
ヘミが彼のキスを拒まなかったのは良い兆候なんでしょうか?
それとも「あなたを好きだから」と答えられなかったのは
悪い兆候なんでしょうか?
彼の救われた魂。もう泣かないよね……。
もうぜひこのままラヴィーなふたりでいてほしい!
サムドンにはほんとに悪いんだけど、
あのふたりには歴史があるから!
そいで、ヘミの孤独をわかってあげられるのはグクだから!
君の気持ちはわかるけど、お願いだからあきらめてください……。
といわれても、人の気持ちはどうにもならない。
さすがにショックだよね、サムドン。ごめんねごめんね。
でもね、ヘミが観覧車を見上げてたのは、グクのことを考えていたからなの。
こないだ夜、家にこっそり来た時、観覧車にのりたいって言ってたの。
それを思い出して、見上げてたんだよ……。
ヘミはずっとグクと向き合うことを避けていたね。
何度も何度も話をしようって言われてたのに。
一度は「今度にしよう」って言ったのに。
ヘミは意地っ張りでかたくなで、なかなか人に心を開かないからなぁ。
それに、本気で怒って傷ついてたんだよね?
自分の涙を受け止めてくれたグクが、一緒に舞台に立とうって言ってくれたグクが、
自分を裏切ったから……。
まるでベクヒを選んだように見えて。
それってグクを好きだからじゃないのかなー。
お前じゃなくても良かったって言われるのが怖かったからじゃないかなー。
話をきいたら、グクを責めてしまいそうだから。
グクを好きだって気づいてしまうのが怖かったから。
そうじゃないかな~。
そうだといいな~。
それにずっと逃げてたのって、必ずグクが追いかけてきてくれるって
わかってたからでしょう?
もしグクがあのままあきらめてたら、ヘミはどうしたかな。
観覧車に乗る前のふたりが手をつないでて、それだけでも嬉しかったのわたし。
もっと言えば、デビューについての話をちゃんとできて、
本当によかったと思った。
誤解されたまま嫌われるのが、一番悲しいじゃない。
グクがずっと伝えたかったことが伝えられて、それですごくほっとしました。
前回までの死にそうな気分はとりあえず回避できたよ~。
グクのためにヘミが泣いてくれて、嬉しかった。
7年前の再現のようで。
ただあのキスがとても切なくて、ちょっと苦しいな。
しあわせそうなシーンには見えなくて、それが苦しい。
いやサムドンにはまったく申し訳ないんだが。
倒れちゃったしねぇ、彼。
大丈夫だとは思うのだが……。
その他の恋愛模様は地味に進展しています。
ジェイソンは、入院したピルスクが心配で、
「マナーだ!」と言い張りつつ、ソウルへ飛んで帰ってしまうんですね~。
そしてシ先生のかわいさときたら!
ホテルの白いガウンを着て立っている先生がすごく小さく見えてかわいらしかったです。
オヒョク先生に会う直前にグロスを塗るのも、乙女だよねぇ。
つやつやさせたいんだな。
問題はせっかく雪解けにむかったベクヒとヘミの関係。
やっとヘミを許そうと思っていた彼女に、あらたな嫉妬の芽が吹き出てしまいます。
事務所の社長が、ベクヒとヘミをメンバー交代させようと言うのを聞いてしまうんよね。
もちろんわたしとしては万々歳ですよ。
そうすればグクとヘミが一緒の舞台に立てるモン。
だけどグクを好きなベクヒが、納得するわけないよね。
あとね、個人的に舞台ではヘミとグクでは映えない気がするんです。
タイプが違いすぎるんじゃないか。
音楽的にはヘミはサムドンといたほうが断然よさそう。
どっちにしろ、せっかく仲直りしかけたふたりがふたたび険悪になるのでしょう。
この行きつ戻りつがドラマの盛り上がりを作るのでしょうが、
うまくやってくれないと厭きもきますので、そこんとこよろしく。
さて名古屋の観覧車、どうですか!
いいでしょう!サンシャイン栄。
昔乗ったことあるよ~。昔っからあるわ、これ。
500円だもん、安いでしょう。夜遅くまで乗れるし。
こんなところで見るとは思わなかった。今度乗りに行こう。
このシチュエーションがほしくてわざわざ日本ロケだったんでしょうか?
人気グループのテギョンが、そこそこ気づかれない外国で、
乗りやすい場所に観覧車があって。
エピソードとロケ地とどっちが先だったか知りませんが、なかなかうまく使ってくれたな、と。
ここじゃなきゃ、サムドンがうまく目撃できませんからね。
海外ロケの場合は制約も多いし、外国人エキストラも必要で面倒だと思います。
ホテルの中のシーンは韓国で撮ってるかもしれないね。
女性の着物姿がすべてあやしいから。
なに、あの着物。
どうしても琉球王国風になっちゃうのはなぜなんだ。
グクもサムドンもジェイソンも日本語の台詞がありましたね。
やはり母国語じゃないと、彼らの良さが伝わりにくいですね。
声すらちょっと違って聞こえる。
自信のありようが声音にでるのでしょうか?
偶然、イタリアで現地のテレビ番組に出ている長友選手を見たんですが、
めちゃくちゃ自然に話しててびっくりしました。
何語を話そうが、彼は長友選手だ!ってことがはっきりわかりました。
(当たり前ですが……)
役者さんですから、演じるのは得意なみなさんでしょうが、
言葉をものにするのは文化をものにすると同じことですから、
ただ真似ができても仕方がない。
上手に話せる=自分らしさを他言語でも出せる、のは、
そうした理解が深まった上での話なのかもしれません。
オヒョク先生が、入試クラスの三人のことをすごく愛していると再確認して感動。
やめないような展開になるのか、
それとも陰で三人を助けるのか?
それなりに三人も自立して行く必要がありますもんね。
グクみたいに。
先生の辞職がわかって、生徒たちが団結して立ち上がるのが王道展開だけどな。
ああでも、観覧車のシーンよかったなぁ……。
反芻しながらしばらくは持ちこたえよう……。
でも心の平穏はこれで保たれた感じ……。
《あらすじ》
入試組は三人とも修学旅行へいく予定が、ピルスクが肝炎で入院してしまった。
サムドンとヘミはふたりで結婚式の余興に挑むが、
楽譜を間違えて大失敗。
相手はやくざの親分だったから大騒ぎになり、
逃げ出す途中でふたりは迷子になってしまった。
見知らぬ土地でお金もないし……。
困ったふたりは地元のストリートミュージシャンの様子をみて、
自分たちも歌を歌って小銭を稼ごうとする。
楽しげな様子に人々が徐々に集まってきて、
いくらかの投げ銭が箱にたまり始めた。
すると、客を取られて腹を立てた若者たちが、
ストリートダンスを踊りながら乱入してきた。
ヘミとグクが戸惑うばかり。
と、そこへグクたちが駆けつけた。
迷子になったという彼らを探しにきたのだ。
ジェイソンとグク、先輩たち、ベクヒも加わって、ダンス対決が始まる。
味方を得て強気になったヘミもサムドンも参戦。
観客から支持を得て、対決は彼らの勝利に終わった。
ふてくされて帰って行く若者たち。
芸校の仲間はこれまでの確執も忘れて、素直に喜びあうのだった。
翌日、グクたちの撮影見学にきたサムドンは、
先日の若者がスタッフとして働いているのを見つける。
「ちょっと礼儀を教えてやらねぇとな」
そういいつつ後をつけると、彼らが必死にビラ配りをしている現場に行き着いた。
自分たちの公演のビラを一生懸命通行人に配っているのだ。
慌てて追いかけてきたオヒョク先生にサムドンは言う。
「あいつら、昨日はすごく悪い顔をしてたのに、今はいい顔してる。
すごくかっこよく見えるのはなんでだろうな?」
「僕には、君たちだって同じようにかっこよく見えるよ」
夢に向かって全力で走っている若者が輝いて見えるのは、万国共通のようだ。
明日はソウルへ帰るという夜、オヒョク先生は生徒たちを連れて、
若者たちのライブへ行くことにした。
ホテルを出るところでグクたちと行き会い、先生は気さくに声をかける。
今晩中に帰国する予定だったグクだが、
一行の中にヘミがいることを見て、同行したいと言った。
ライブハウスへ入ると、人はまばらで盛り上がりもいまいちだ。
「いっちょおれたちで盛り上げてやるか!」
サムドンが張り切り、ステージ前へ進んだ。
客席で手拍子を打ち、スタンディングで声援を送る。
会場は徐々に熱気に包まれていった。
ライブの終わりに、若者たちがサムドンを招いた。
「みなさんに紹介します。
昨日はダンスでケンカした仲だけど、
今日は友人としてここにきてくれました。ありがとう!一緒に歌おう?」
ヘミがマイクをとり、サムドンと歌う。
グクたちも呼ばれてステージに上がると、自然に体がリズムを刻み出す。
日本の若者も一緒になって、ダンスを踊り、歌い、音楽を分かち合った。
最後には、ヘミもベクヒも照れながらハイタッチ。
音楽は国境を越え、人々をひとつにする。
「陳腐だけど、真理ですね」
オヒョクに呼び出されてライブハウスにきたシ先生も思わず感動してしまった。
ステージが終わっても、興奮は冷めない。
音楽の話、夢の話、盛り上がっている中、サムドンは観覧車のチケットをもらった。
「俺、ここでバイトしてるんだ。よかったらおいでよ、ガールフレンドと」
そういえば、ヘミが観覧車を見上げて乗りたがってたっけ。
「10分後に店の前で会おう」
サムドンはヘミを誘い、ヘミも言われたとおり待っていた。
ところが、そうとは知らずグクがヘミをさらってしまった。
どうしても、話したいことがある。
この機会を逃したら、もう二度と、話せないかもしれないから。
人目をさけて歩いてきたのにファンに見つかり、写真を撮られる。
ヘミはイライラしてまたグクを拒絶しかけた。
グクは、真剣な顔で、頼み込む。
「この子と話をさせてください。やっとのことで会えた友達です。
誤解も多いのに解けずにいる。
とても大事な友人で、失いたくない。どうか、力を貸して」
本当に一生懸命なグクに気圧されて、ファンはしぶしぶ放っておいてくれた。
「気になるわね、わたしが何を誤解してるって言うの!
約束をやぶったのはあんたじゃないの!」
ヘミはグクに怒りをぶつける。
「そうしなければ、韓国に残れなかった!」
思わず彼も、声を荒げた。
彼が彼として生きるために、そうするしかなかった。
ヘミのそばにいるために……。
「だから行くな。ケンカするには時間が惜しい」
グクの目が、いつものように優しい目になっていた。
ヘミはグクの首に、自分のマフラーを巻いてやった。
「こうすればバレないかな?どこに行きたい?」
ふたりは、観覧車に乗っていた。
グクにとっては思い出の観覧車だ。
幼い頃、たった一度だけ、父が来てくれた日があった。
その日だけは、彼にも家族がいたのだ。
遊園地の乗り物はみんな混んでいて、観覧車にしか乗れなかった。
でも、楽しかった。
観覧車があんなに楽しい乗り物だとは思わなかった。
このままただ永遠に、ぐるぐると回り続けられたらいいと願った。
あの一日さえなければ簡単だったはずだ。
父が自分を捨てた時、利用した時、ただ、憎めばよかった。
だけどあの一日のせいで、父さんを捨てられない。
「しあわせな一日だったのね。消したくないんでしょ?」
ヘミは涙を流していた。
「なぜ泣くんだ。昔もお前は俺のために泣いたな」
「わからない」
グクの目からも涙がこぼれる。
「あのときが初めてだった。誰かが俺のために泣くのは」
「なぜ俺のために泣くんだ」
「わからない。わたしも」
グクはヘミの涙をぬぐって、口づけをした。
ヘミに約束をすっぽかされてひとり店に来ていたサムドンは、
窓から偶然観覧車を見てしまう。
グクとヘミの姿を見て、呆然とする。
彼の頬にも涙が伝った。
そして何度目の発作だろうか?
急に耳鳴りが激しくなり、サムドンは壁にもたれて崩れ落ちた。
(つづく)
期待していてよかですか?!
ああなんだかびっくりです。
前回までは、グクがこのまま失恋しちゃうんだろうなーと思って死にそうだったんですが、
なんでしょうかこの展開は!!!!
期待しちゃっていいんですか?!
「お前はなぜ俺のために泣くんだ」
なんてロマンチックな質問なんでしょうか。
大事なことだから2回ききましたよ。
ヘミが彼のキスを拒まなかったのは良い兆候なんでしょうか?
それとも「あなたを好きだから」と答えられなかったのは
悪い兆候なんでしょうか?
彼の救われた魂。もう泣かないよね……。
もうぜひこのままラヴィーなふたりでいてほしい!
サムドンにはほんとに悪いんだけど、
あのふたりには歴史があるから!
そいで、ヘミの孤独をわかってあげられるのはグクだから!
君の気持ちはわかるけど、お願いだからあきらめてください……。
といわれても、人の気持ちはどうにもならない。
さすがにショックだよね、サムドン。ごめんねごめんね。
でもね、ヘミが観覧車を見上げてたのは、グクのことを考えていたからなの。
こないだ夜、家にこっそり来た時、観覧車にのりたいって言ってたの。
それを思い出して、見上げてたんだよ……。
ヘミはずっとグクと向き合うことを避けていたね。
何度も何度も話をしようって言われてたのに。
一度は「今度にしよう」って言ったのに。
ヘミは意地っ張りでかたくなで、なかなか人に心を開かないからなぁ。
それに、本気で怒って傷ついてたんだよね?
自分の涙を受け止めてくれたグクが、一緒に舞台に立とうって言ってくれたグクが、
自分を裏切ったから……。
まるでベクヒを選んだように見えて。
それってグクを好きだからじゃないのかなー。
お前じゃなくても良かったって言われるのが怖かったからじゃないかなー。
話をきいたら、グクを責めてしまいそうだから。
グクを好きだって気づいてしまうのが怖かったから。
そうじゃないかな~。
そうだといいな~。
それにずっと逃げてたのって、必ずグクが追いかけてきてくれるって
わかってたからでしょう?
もしグクがあのままあきらめてたら、ヘミはどうしたかな。
観覧車に乗る前のふたりが手をつないでて、それだけでも嬉しかったのわたし。
もっと言えば、デビューについての話をちゃんとできて、
本当によかったと思った。
誤解されたまま嫌われるのが、一番悲しいじゃない。
グクがずっと伝えたかったことが伝えられて、それですごくほっとしました。
前回までの死にそうな気分はとりあえず回避できたよ~。
グクのためにヘミが泣いてくれて、嬉しかった。
7年前の再現のようで。
ただあのキスがとても切なくて、ちょっと苦しいな。
しあわせそうなシーンには見えなくて、それが苦しい。
いやサムドンにはまったく申し訳ないんだが。
倒れちゃったしねぇ、彼。
大丈夫だとは思うのだが……。
その他の恋愛模様は地味に進展しています。
ジェイソンは、入院したピルスクが心配で、
「マナーだ!」と言い張りつつ、ソウルへ飛んで帰ってしまうんですね~。
そしてシ先生のかわいさときたら!
ホテルの白いガウンを着て立っている先生がすごく小さく見えてかわいらしかったです。
オヒョク先生に会う直前にグロスを塗るのも、乙女だよねぇ。
つやつやさせたいんだな。
問題はせっかく雪解けにむかったベクヒとヘミの関係。
やっとヘミを許そうと思っていた彼女に、あらたな嫉妬の芽が吹き出てしまいます。
事務所の社長が、ベクヒとヘミをメンバー交代させようと言うのを聞いてしまうんよね。
もちろんわたしとしては万々歳ですよ。
そうすればグクとヘミが一緒の舞台に立てるモン。
だけどグクを好きなベクヒが、納得するわけないよね。
あとね、個人的に舞台ではヘミとグクでは映えない気がするんです。
タイプが違いすぎるんじゃないか。
音楽的にはヘミはサムドンといたほうが断然よさそう。
どっちにしろ、せっかく仲直りしかけたふたりがふたたび険悪になるのでしょう。
この行きつ戻りつがドラマの盛り上がりを作るのでしょうが、
うまくやってくれないと厭きもきますので、そこんとこよろしく。
さて名古屋の観覧車、どうですか!
いいでしょう!サンシャイン栄。
昔乗ったことあるよ~。昔っからあるわ、これ。
500円だもん、安いでしょう。夜遅くまで乗れるし。
こんなところで見るとは思わなかった。今度乗りに行こう。
このシチュエーションがほしくてわざわざ日本ロケだったんでしょうか?
人気グループのテギョンが、そこそこ気づかれない外国で、
乗りやすい場所に観覧車があって。
エピソードとロケ地とどっちが先だったか知りませんが、なかなかうまく使ってくれたな、と。
ここじゃなきゃ、サムドンがうまく目撃できませんからね。
海外ロケの場合は制約も多いし、外国人エキストラも必要で面倒だと思います。
ホテルの中のシーンは韓国で撮ってるかもしれないね。
女性の着物姿がすべてあやしいから。
なに、あの着物。
どうしても琉球王国風になっちゃうのはなぜなんだ。
グクもサムドンもジェイソンも日本語の台詞がありましたね。
やはり母国語じゃないと、彼らの良さが伝わりにくいですね。
声すらちょっと違って聞こえる。
自信のありようが声音にでるのでしょうか?
偶然、イタリアで現地のテレビ番組に出ている長友選手を見たんですが、
めちゃくちゃ自然に話しててびっくりしました。
何語を話そうが、彼は長友選手だ!ってことがはっきりわかりました。
(当たり前ですが……)
役者さんですから、演じるのは得意なみなさんでしょうが、
言葉をものにするのは文化をものにすると同じことですから、
ただ真似ができても仕方がない。
上手に話せる=自分らしさを他言語でも出せる、のは、
そうした理解が深まった上での話なのかもしれません。
オヒョク先生が、入試クラスの三人のことをすごく愛していると再確認して感動。
やめないような展開になるのか、
それとも陰で三人を助けるのか?
それなりに三人も自立して行く必要がありますもんね。
グクみたいに。
先生の辞職がわかって、生徒たちが団結して立ち上がるのが王道展開だけどな。
ああでも、観覧車のシーンよかったなぁ……。
反芻しながらしばらくは持ちこたえよう……。
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