いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

ドリームハイ ♯ 9

2015年06月26日 | ドリームハイ
なんかめちゃくちゃいいタイミングで2PMが韓国カムバックらしいじゃないですか。
新曲PVカッコイイ。
アルバムも聴きまくってるけど超いいわ!
もうそんなでもしない限り、テンション上がんない。やっぱりつらい第9話です。

《あらすじ》

入試クラスの三人は、文字通り血のにじむような努力を続け、格段に成長した。
ただ、芸術クラスへ戻るためには、あともう少し点数が足りない。
そこでオヒョクはある提案をした。
「ダンスコンテストに出てみないか?」
そこで入賞が果たせれば、基準点に達して芸術クラスへ編入できる。
ダンスの神、ジンマン先生に助けてもらえば、なんとかなるよ!

三人はがぜんやる気になり、大会にエントリーすることになった。
このコンテストには、グクたちも出場する。
芸能活動による出席日数の不足を補うためだ。
ヘミにライバル心を燃やすベクヒ。
ヘミだって、負けるつもりはない。

グクは久しぶりにオヒョク先生の家を訪れ、みんなにプレゼントを手渡した。
ヘミに会いたかったけれど、ファンたちが家の前に陣取り邪魔をする。
グクのために言われたとおりケーキを用意して帰ってきたサムドンだったが、
ファンに攻撃されているヘミをかばってグクに言う。
「お前は帰れ」
グクは黙って立ち去るしかなかった。

ダンスチームは、リーダーが出場者の中から順番にメンバーを指名して行く形で形成される。
ヘミはジェイソンを一番に指名し、サムドンとピルスクを選んだ。
ベクヒはもちろんグクを選び、ダンスのうまい先輩たちと組むことになった。
自分を選んでくれなかったヘミに内心傷つくグクだったが、
サムドンの姿に闘志を燃やす。
「俺はヘミをあきらめない。絶対に。それだけ言っておきたかった」
自分の目を見つめてそう言い切ったサムドンに、負けるわけにはいかなかった。

創作ダンスで与えられたテーマは、ヘミたちは、鳥、ベクヒたちは蛇。
突出した才能を持つジェイソンがチームにいることが有利になるのか、不利になるのか?
彼がソロパートを踊ることは当然と思われていたが、
大会当日、オヒョク先生がサムドン起用を提案する。
夜中も学校に入り込み、必死で練習していたサムドンなら、
立派にやれると信じている。
「お、俺できるかな」
とまどうサムドンの背中をそっと押す。
「考えすぎると、勇気を失うぞ」
「俺、できます!」
彼の努力を知っているヘミは賛成した。
そして、ピルスクも。

結果は三位。優勝はベクヒたちだ。
ヘミは満足だった。目標は、入賞して点をとり、芸術クラスへ入ること。
十分達成できたから、一位でなくてもかまわない。
「おめでとう」
ベクヒの優勝を、素直に祝福することができる。
「ある人に言われたの。友達の勝利を祝えずそのしあわせを喜べない人は、
地獄にいるような気分だって。地獄はイヤだもの。
だからあんたの勝利を祝うわ」

その言葉をいってくれたのはサムドン。
「あれ、俺のセリフだろ?
な、言ったろ?あきらめなければ夢はかなうって」

ベクヒはなにもかもわからなくなってしまった。
むなしさだけが残る。
サムドンとヘミの仲むつまじい姿を目撃してしまったグクも、同様だった。
この喪失感はなんなんだ?

ピルスクたちと出場したジェイソンも、イラついていた。
なぜだ?彼女は俺のことを好きだっていってたじゃないか。
あの告白はどうなった?
すっかりやせてきれいになったピルスクは、
新しい価値観も同時に手に入れていた。
授業をさぼったり、
大事な直前練習に出て来なかったジェイソンの尊大な態度を見て悟ったのだ。
「ソロを受けたなら、ベストを尽くすべきよ。
あなたには欲がない。夢も目標もないでしょ?」
「俺に説教する気か?」
「気の毒だから言ってるの。告白は取り消すわ。
でも、今でもわたし、あなたのファンよ。だから忠告するの」
ピルスクの言葉はジェイソンには届かず、ただ彼を怒らせただけだった。

事件は突然おこった。
グクの存在が、新聞社にスクープされたのだ。
騒ぎを恐れた父が、グクに連絡を取り対策を整えた。
テレビ番組に出演し、グクは隠し子ではなく、養子にした息子だと告白する。
白々しい嘘だと知っている人間は、グクと父、限られた会社の側近しかいない。
世間は勇気ある告白と慈善精神の美しさに涙した。
「報道されて、つらくはなかったですか?」
インタビュアーの問いかけにグクは答えた。
「たとえ報道が事実だったとしても、父への尊敬と愛はかわりません」
それは本心でもあったが、これで彼は本当に父を失ったのだった。

番組を見たヘミは、グクのことが気になる。
それでも、彼女に会いにきた彼に優しくすることはできなかった。
「わたしに話があるなら、あいつらなんとかしてよ」
家の前にはまた熱狂的なファンが押し寄せている。
グクは不機嫌なヘミを後ろから抱きしめた。
嗚咽が漏れる。
「泣いてるの?」
そうだとは言えず、グクは立ち去った。
気にしたヘミがそっと後を追うと、ベクヒが彼を迎えに来ていた。

学校は修学旅行を企画している。
今年は日本へ行くそうだ。
旅費がかかるので、サムドンもヘミも行くつもりはなかった。
でも、グクたちが日本でPVを撮るのだという。
一緒なんだ……。
ヘミは少しだけ、それが気になる。
そんなヘミを見て、サムドンの眉がくもった。

でも行かない。
オヒョク先生にこれ以上借金をさせるわけにはいかない。

だが、オヒョクはいい話を持ってきた。
ドゥシク社長の知り合いの知り合いが日本にいるという。
「結婚式の余興をしてくれたら、旅費は出すってさ」
三人は喜んで同意した。

実は生徒たちに内緒で、ドゥシク社長に借金を申し込んではみた。
「なぜそこまでするんだ?」
いぶかしがりながらも、ドゥシクは余興の話を持ち出したのだ。
オヒョクには、なんとしてでも行かせてやりたい気持ちがあった。

これは彼から生徒たちへの最後のプレゼント。
彼は、修学旅行が終わったら辞表を出すと校長に約束していたのだ。
偽ショウケースの開催、
ドゥシクのナイトクラブでダンスの練習をしていて警察に呼び出されたこと、
それらを問題視して生徒たちを退学にすると脅された。
校長は、理事長の意志をつぐオヒョクが目障りになっていたのだ。

自分を信じてついてきた彼らを守ってやりたい。
それが、オヒョクの決断だった。

(つづく)


ふ、、ううううぅぅぅ

あ゛あ゛あ゛~つらいよぉぉぉぉぉ~

最後まで見届けるって約束したのにぃぃぃぃぃ
すごくつらい……。

もう本当に涙が出て止まらないのでした。

約束って誰としたんだyo!とみなさんお思いでしょうが、
ええ、わたし、グクと約束したんですのよ……。

勝手に。

ええ、勝手ですけれども、これだけ好きになったんだから、
最後まで彼のことをちゃんと見るって決めたんですの。

だけどほんとにつらいyo!(爆)

どうしたらよかったのかな。
グクが留学しないためには、みんなのそばにいるためには、
あれしか方法がなかったよね?

でもその結果、グクは居場所を見つけられたの?
彼にはもう、どこにも心安まる場所がない。
あの選択は間違っていたの?
どうすればよかったの?
周りに助けを求めればよかった?
でも誰が、あの横暴な父親に抵抗して彼を助けることができたでしょう?

彼は自分自身の力で、なんとかするしかなかった。
でも、間違っていたのかな。
大手プロダクションに頼るんじゃなくて、
自分を本当に必要としてくれる友達に頼るべきだったのかな……。
結果留学せざるを得なくなっても、
そうすれば、ヘミを失うことはなかったのかな?

全部まちがっていたのかな。

彼にはもう、夢もない。
父に認めてもらいたいというはかない希望も砕かれて、もうなにもないの。

ヘミがどんどん成長して行く。
美しくなってゆく。
グクがあがけばあがくほど、
どうしようもなくなってゆく。
ヘミをそばで支え、助けてきたのはサムドンで、
彼女を見つめるだけしかできないグクは、
もう何も言えないのね……。

ヘミの心にはまだグクがいるけれど、
数々の裏切りに見える行為がしこりになって残っている。
ヘミはグクと一緒にいてももう泣けないし、笑うこともない。

サムドンはいい子だけど、サムドンが悪いわけじゃないけれど、
あまりに純粋でまっすぐなサムドンが嫌いになりそうだよ……。

グクは本当にお父さんの子どもなのに、養子だってことにされたんだよ。
お母さんが死んだあと、お父さんはグクを引き取ってくれなかった。
そして孤児院へ送られたんだと思う。
認知はされず、隠されていた。
お父さんも、彼を本当の意味で捨てればよかったのに、
グクのお母さんを愛していたのは本当だったから、
手放すことはできなかったんだね。
ただ世間体のために、引き取って愛してやることはしなかった。
おかしくねじれた愛情が、グクの人生をゆがめちゃったんだな……。

詳しくは説明されなかったけど、たぶんそういうことなんだろう。
オヒョク先生は大人だからある程度察しているだろうけど、
たぶんヘミにはよくわかってない。
グクが傷ついていることだけはわかるけど、
彼を受け入れる余裕は、彼女にもない。

だって高校生だもんな~。

ふぅぅぅぅ、つらいでしょう、すごく~。

なんでサムドンと一緒に頑張れるお話にしてくれなかったんだよ~。
仲間だけど、ヘミに関してはライバルで、って話でもよかったじゃないか……。
それだとありきたりだから?
よくある話になっちゃうから?

なにもかも、わたしがグクを好きすぎるからダメなんだよね、きっと。
だってジェイソンの失恋?にはなんにも同情できないもん。
なんか偉そうだし。
ごめんよ、ジェイソン。
ショウケース助けてもらったのに、ピルスクはちょっと冷たいよね。

ダンスはすっごくかっこよかった!
蛇っていうテーマは似合ってるよね!
曲もよかったし、妖しい雰囲気がとってもいい。
一緒のチームになった先輩男子は、「glee」に出てたアジア系の子だよね。
うまいなぁ、やっぱり。

最初は「がんばるだけよ、なんて言えないわ」と闘志をむき出しにしてたヘミだけど、
最後はベクヒを心から祝福してて、
その変わりように唖然。
ベクヒもむなしいだろうな。
ヘミに勝つことだけが、彼女の目的だったから、
相手が土俵をおりてしまったら意味が無い。
グクの心はベクヒに向かないし。
彼女もまた、夢を見失ってしまったんだと思う。


同じ人を想いながら、勝利のむなしさをかみしめるふたり。

もともとそれは「夢」じゃなかったのかも。

ヘミとグクは、いつか一緒に舞台に立ちたいね、という夢があったのに、
お父さんに邪魔されて、まっすぐそこに向かうことができなかった。
何度もループするけれど、でもじゃああのとき、他に何ができた?

もしも、って考え続けていたら、もう先へは進めない。
すごくつらいけど、グクはヘミをあきらめなければ先へは進めないんじゃないかなー。

サムドンが、「絶対にあきらめない」って言えるのは、彼がピュアだから?
彼みたいに生きないと、ダメなの?
どうしてもそうやって生きられなかった人は、寂しくても自業自得なの?
サムドンは努力家で、真心もあって、すごくいい子だけど、
まぶしすぎて目がくらみそう。

若者は誰も悪くないのに、なんでこうなっちゃうのかな……。

わたし本当に、最後まで見届けられるのか、不安になってきた。
成長して行くヘミとサムドンに寄り添ってゆけなくて、
なんかブルーです。

サムドン派だったら、あのハイタッチからほっぺのキスに激萌えできたのにくやしい。


めちゃくちゃ驚くヘミ。ど、どうしたその顔は。


もちろんショックなグク。色合いの対比が美しい。

次回修学旅行?日本?
名古屋らしいじゃん、わたし住んでたよ!
わぁー楽しみ~!
とか、全然思えない……。

だれかスカッとさせてくれ!



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2 コメント

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辛さが.... (かずゆいまま)
2015-06-26 10:13:28
ビスコさん、こんにちは!

もう記事に心の辛さがめっちゃでててごめん、笑ってしまった。
だって思いきりあらすじが短いんだもん!!
私も辛い時の記事ってさくって書いちゃうタイプだから同じや~って思って。

今はまぁ確かにグクにとって辛い出来事満載ですしなぁ。
ビスコさんの心が張り裂けそうなのもわかるわ。
でもありがと。一応サムドンのシーンもキャプしてくれて。(笑)
あたしはあのくだりをおお!田舎者サムドンやるな!って褒めてました。
グクとベクヒはまぁうん、可哀そうっちゃー可哀そうだけど。

気分転換はもう2PMのカムバを見まくりしかないな!
あたしなら間違いなくそっちに逃避行するわ。
そういやパンダさんもあるし他のドラマを見るのもどう?
dTVって神のクイズもやってたし久々にそれもみるとか?!
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だいじょう……ぶ (ビスコ)
2015-06-27 05:28:02
出てる~?出てるよね~、すごくつらかったもん。
あらすじ短いかなぁ?
意図的じゃないけどサムドンのあたりは薄いかも。
あいつはなかなかいいセリフを言うんだが。

でも、昨日14話を観たの。
だからきっともう、だいじょう……ぶ、のはずなんだけど~。
またもやこれ以上はもう観たくないって気になったりして。

2PMは毎日聴いて毎日見てるのよ。
そしてテギョンの結婚しました世界編をちょこっと見てすごく癒やされた~。
ヘミとダメになってもこの子と巡り会えたんだね、とか
勝手に妄想して納得しましたよ……。
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