《あらすじ》
トンマンは、ミシルのこれまでの統治の実績を高く評価するが、
彼女を王にするわけにはいかない。
新羅の発展に毒になる人だから。
彼女の基盤は、貴族。
しかしトンマンの基盤は、民なのだ。
何を選び取るかは、チュンチュの自由だ。
ミシルは側近の前で、とうとう自ら王位を狙うことを宣言。
セジョンとソルォン、そしてふたりの息子の前に膝をついた。
「力をお貸しください」
もちろんソルォンに異論があるわけはない。
セジョンもわだかまりを水に流し、ミシルの夢を共に追うつもりだ。
ミシルがこのタイミングで立つのは、チュンチュの離関計を崩すため。
ソルォンとセジョンの結束を結び直すためだ。
ミシルは武力行使で王になるつもりなのか?
いや、大義を重んじてきたミシルが政変などあり得ない……。
トンマンも、チュンチュの離関計をならい、ある作戦を仕掛けることにした。
ミシルの支持基盤である貴族を分裂させるのだ。
租税改革が鍵となる。
大貴族には、租税の負担を重く、
中小貴族から自作農までは、段階に応じて租税を軽くしてやるのだ。
民は、王室が自分たちに何をしてくれるのか悟り、
貴族たちはそれぞれの利益をかんがみて、意見を対立させるだろう。
あらゆる事態に備えて、陛下への薬はソファに運ばせ、
食事も毒味させるよう手配するトンマン。
ミシルが決断をくだしたのだ。警戒するにこしたことはない。
ミシルは、チルスクに尋ねる。
「お前はどう思う?
一番先に気付いていたであろうに、なぜ何も言わぬ」
「私はせ璽主にお仕えするだけです。
守るべき家族も財産もありません。
今や璽主の夢が私の人生に残せるすべてとなりました」
ミシルから目をそらしたまま、言葉を返すチルスク。
「恨み言のようにきこえるな」
「まさか」
「恨まれても仕方が無い。
周りの利害がどうなろうとも、お前だけは私についてくるに違いない。
遅すぎただろうか……あと10年はやければ……」
ソルォンが、これから貴族の出方を探るとミシルに報告した。
「わたしは副君の座を争うつもりはない。
しかしそれは別の意味でも必要な調査だな」
チュンチュは、トンマンの言葉を考えている。
トンマンとミシル、どちらにつくべきか?
苦労して反発させたはずのソルォンとセジョンは、
すっかり元通り結束を固くしている。
チュンチュはミシルと直接対話をしようと面会を申し出た。
宮廷を見渡す高台でチュンチュを迎えるミシル。
「ようこそおいでくださいました。
ご婚礼おめでとうございます。母上が生きておられたらさぞお喜びでしょう。
よく考えてみると、わたくしたちの縁はたいへん深いようです。
おじいさまのチンジ王、
お父さまのヨンス公。
そしておかあさまのチョンミョン王女……」
ミシルは、チュンチュを抱いてやり、耳もとで囁く。
「皆、わたくしが殺しました」
「なぜだとお思い?
王族という優越感だけで、ミシルを制圧しようとしたからです。
全力で挑まなかったからです。
策を講じるとはそういうこと。
計略が頭脳戦だと勘違いをしないこと!」
ミシルは、王妃になるため策謀を巡らし、心も体も命も、すべてを捧げてきた。
「私に復讐したいなら、決死の覚悟で立ち向かうか、
あるいは何もせずに死ぬか、どちらかふたつだけです!」
ミシルの迫力に気圧されるチュンチュ。
彼はミシルと別れると、亡き母の霊廟で祈るトンマンに会いに行った。
叔母の後ろ姿を見て、ほほえみ立ち去ろうとしたチュンチュを、
トンマンが呼び止めた。
「行くのか?」
「今度は離関計をつかうのですね。私の真似ですか?」
「うん、お前から学んだ。力を貸しておくれ。お前が必要なのだ」
「はやく、どちらか選べということですか?」
「いいや。以前、私になぜソラボルに来たのか聞いたな。
そしてなぜ自分が来たと思うか尋ねた。
ミシルのみならず、腐った世の中や陛下、すべてに復讐してやる。
もう誰も信じたりしない。
陛下にも王妃にもユシン郎にも、心を許したりしない。
そんな気持ちだった。復讐ばかり考えていた。
お前もそんな気持ちではなかったか?」
トンマンは、真っ直ぐにチュンチュを見つめる。
「しかし、チュンチュや。それはできなかった。
人を信じなければ何も始まらない。
私と一緒に始めよう。一緒に」
トンマンはユシンたちと作戦会議だ。
チュンチュがまだ迷っている様子なのが気がかりだが……。
会議の最中に、つとチュンチュが部屋に入ってきた。
的確な指摘で、トンマンの策を補強していくチュンチュの発言に
トンマンはうれしさを隠せない。
彼はトンマンを選んだのだ。
ふたりだけになると、チュンチュは言った。
「私を引き入れるなら、私のすべてを……
私の持つ毒までも抱え込まねばなりません」
「そなただけではない。他の皆も同じだ。
毒を持つもの、野望を持つもの、希望を持つもの。
すべて私の器に受け入れなくてはならない。
そしてその彼らが私を作ってくれる。
私にできることは器になること。
もし私の器が小さいと感じるなら、いつでも壊して出て行くがよい」
「ミシルに……勝てますか?
母上……母上……私と同じくらい、王女様も泣きましたか?」
チュンチュは、涙を流した。
トンマンは、そんなチュンチュをそっと抱きしめた。
翌日の便殿会議で、トンマンは租税改革案を発表。
大貴族に重い増税、中小貴族に減税となる改革案は、大きな波紋をよんだ。
和白会議では、どのような結論が出るのか?
民にも周知されたこの改革案は、会議で可決されるのか?
町では気の早い「トンマン王女万歳!」の声も聞こえるが……。
動揺は、花郎の間でも広がっていた。
改革案支持の声もけして少なくはないのだ。
貴族同士の対立も深まっていく。
しかし、和白会議は全員一致が原則。
この改革案が通ることはないだろう。
ただ、和白会議の茶番が明らかになり、
反対票を投じたものは確実に民と中小貴族の恨みを買うだろう。
ミシルも、トンマンの目的はわかっている。
彼女は教えたことを、本当に上手に応用する。
だから、こっそりと手を打つのだ。
和白会議には、賛成票を投じる。
大等たちにも因果を含めるのだ。
翌日の公開和白会議には、傍聴人が大勢集まった。
貴族や民が集まる中、改革案は否決。
しかし、投票結果は賛成9反対1。
完全に思惑をつぶされたトンマンだったが、
もうひとつの議題を提案する。
「全員一致の和白会議を、多数決制に変えませんか?」
「700年の歴史を持つ、和白会議の決まりですぞ!」
もちろん、この提案も却下されるのだが、
これで人々は知ってしまった。
和白会議が満場一致を原則とするかぎり、何の改革もできない。
大貴族の利害にあわぬ案件は、ことごことく否決されてしまう。
彼らの私腹を肥やすためだけの意味のない会議になってしまったのだ、と。
トンマンの発言に、目を見はるミシル。
にやりと不敵に笑う、トンマン。
(つづく)
離関計って何ーーーー!
って叫びながら、しばらく見てました。
そしたらソルォン公が、利害を対立させて人を仲違いさせる計画だよ、と
教えてくれました。
ありがとう!ソルォン公!
さすが、税制改革を持ってくるとは、よい計画。
貴族たちだってけして一枚岩ではないですからね。
一族の利益を守るためには、より強いもの、より力のあるものにすり寄るのは当然。
トンマンとチュンチュとピダムは頭いいですね!
チュンチュはきっと、初めて人前で泣いたね。
お母さんが死んじゃって、ひとりでこっそり涙を流したけど、
ソラボルに来るって決まってから涙は封印していたとみたね。
お母さんを憎んでる、みたいに言ってたけど、
本当はお母さんのこと、大好きだったんだよー、だよーダヨーダヨー(エコー効果)
身内を亡くした悲しみを、共有してくれる叔母さんに出会って、
涙を流せてよかったね、よかったね、チュンチュや。
だって怖かったでしょー、ミシル。
どんな相手にも背伸びがいらない高身長がこわい。
チョンミョン王女だってその手で恐怖を植え付けられてたんだよ、ずっと。
親切ぶって耳元で呪詛の言葉を吐いてさぁ。
怖すぎだよ、この人は。
まぁその反動でトンマンに対して素直になれたからよかったですけどね。
生意気だったチュンチュは、すっごくがんばって大人ぶってたんじゃないかな。
年相応のかわいい彼の素顔が見られて嬉しかったです。
なんかもう、母の心境。
チルスクも気になりましたね。
前回の遊山ではエスコート断られちゃったし、
なにげにすねてる感じのチルスクですが、仕方ありませんね。
ミシルの命令に翻弄され、人生の一番いい期間を無駄に使い、
愛する女と巡り会えたかと思えば、引き離され……。
ミシルの命令がなければ、そもそもソファとは出会えなかったんだけど。
歴史を動かすようなすごい人の影には、歴史に翻弄される、こうしたふつーの人々が
たくさんたくさんいるんですね。
トンマンちゃん、多数決制にしようよ!と案件を出しましたが、
これって事前に考えてた?
それとも咄嗟の判断?
どっちにしても、頭がいいですね。
ミシルの上を行った、と言ってもいいのではないでしょうか?
どんどん政治家として成長して行ってますねー。
こういうドラマ観ていると、自分も実生活で何かできるんじゃないかと
思ってしまうのですが、実生活では、長いものには巻かれろみたいな
結論に収まることが多いです……。
もちろん、良い方向に変えていきたくていろいろ模索するんですけど、
トンマンみたいにバーンとは行きませんね。
ちょこっとずつ、長い時間をかけてでも、変わっていけばいいかな……。
そんな自分語りはおいといてですね、
ちょっと不満なのは、トンマンかな~。
なんか決め顔の雰囲気とかさ、単調すぎない?
ミシルまでとは望まないけどさ、もうちょっと複雑な表情を見せてほしいなぁ。
虚空をキリッとにらみつけて、口元を引き結ぶ。
こればっかりじゃさ……。
あ、意味なく表情豊かなピダムを……。
チュンチュが味方になって、さてどうなりますかね、この勝負。
世論はだんだん変化してきてますよね-。
そういやチョムソンデ、どうなった?できたんか?
トンマンは、ミシルのこれまでの統治の実績を高く評価するが、
彼女を王にするわけにはいかない。
新羅の発展に毒になる人だから。
彼女の基盤は、貴族。
しかしトンマンの基盤は、民なのだ。
何を選び取るかは、チュンチュの自由だ。
ミシルは側近の前で、とうとう自ら王位を狙うことを宣言。
セジョンとソルォン、そしてふたりの息子の前に膝をついた。
「力をお貸しください」
もちろんソルォンに異論があるわけはない。
セジョンもわだかまりを水に流し、ミシルの夢を共に追うつもりだ。
ミシルがこのタイミングで立つのは、チュンチュの離関計を崩すため。
ソルォンとセジョンの結束を結び直すためだ。
ミシルは武力行使で王になるつもりなのか?
いや、大義を重んじてきたミシルが政変などあり得ない……。
トンマンも、チュンチュの離関計をならい、ある作戦を仕掛けることにした。
ミシルの支持基盤である貴族を分裂させるのだ。
租税改革が鍵となる。
大貴族には、租税の負担を重く、
中小貴族から自作農までは、段階に応じて租税を軽くしてやるのだ。
民は、王室が自分たちに何をしてくれるのか悟り、
貴族たちはそれぞれの利益をかんがみて、意見を対立させるだろう。
あらゆる事態に備えて、陛下への薬はソファに運ばせ、
食事も毒味させるよう手配するトンマン。
ミシルが決断をくだしたのだ。警戒するにこしたことはない。
ミシルは、チルスクに尋ねる。
「お前はどう思う?
一番先に気付いていたであろうに、なぜ何も言わぬ」
「私はせ璽主にお仕えするだけです。
守るべき家族も財産もありません。
今や璽主の夢が私の人生に残せるすべてとなりました」
ミシルから目をそらしたまま、言葉を返すチルスク。
「恨み言のようにきこえるな」
「まさか」
「恨まれても仕方が無い。
周りの利害がどうなろうとも、お前だけは私についてくるに違いない。
遅すぎただろうか……あと10年はやければ……」
ソルォンが、これから貴族の出方を探るとミシルに報告した。
「わたしは副君の座を争うつもりはない。
しかしそれは別の意味でも必要な調査だな」
チュンチュは、トンマンの言葉を考えている。
トンマンとミシル、どちらにつくべきか?
苦労して反発させたはずのソルォンとセジョンは、
すっかり元通り結束を固くしている。
チュンチュはミシルと直接対話をしようと面会を申し出た。
宮廷を見渡す高台でチュンチュを迎えるミシル。
「ようこそおいでくださいました。
ご婚礼おめでとうございます。母上が生きておられたらさぞお喜びでしょう。
よく考えてみると、わたくしたちの縁はたいへん深いようです。
おじいさまのチンジ王、
お父さまのヨンス公。
そしておかあさまのチョンミョン王女……」
ミシルは、チュンチュを抱いてやり、耳もとで囁く。
「皆、わたくしが殺しました」
「なぜだとお思い?
王族という優越感だけで、ミシルを制圧しようとしたからです。
全力で挑まなかったからです。
策を講じるとはそういうこと。
計略が頭脳戦だと勘違いをしないこと!」
ミシルは、王妃になるため策謀を巡らし、心も体も命も、すべてを捧げてきた。
「私に復讐したいなら、決死の覚悟で立ち向かうか、
あるいは何もせずに死ぬか、どちらかふたつだけです!」
ミシルの迫力に気圧されるチュンチュ。
彼はミシルと別れると、亡き母の霊廟で祈るトンマンに会いに行った。
叔母の後ろ姿を見て、ほほえみ立ち去ろうとしたチュンチュを、
トンマンが呼び止めた。
「行くのか?」
「今度は離関計をつかうのですね。私の真似ですか?」
「うん、お前から学んだ。力を貸しておくれ。お前が必要なのだ」
「はやく、どちらか選べということですか?」
「いいや。以前、私になぜソラボルに来たのか聞いたな。
そしてなぜ自分が来たと思うか尋ねた。
ミシルのみならず、腐った世の中や陛下、すべてに復讐してやる。
もう誰も信じたりしない。
陛下にも王妃にもユシン郎にも、心を許したりしない。
そんな気持ちだった。復讐ばかり考えていた。
お前もそんな気持ちではなかったか?」
トンマンは、真っ直ぐにチュンチュを見つめる。
「しかし、チュンチュや。それはできなかった。
人を信じなければ何も始まらない。
私と一緒に始めよう。一緒に」
トンマンはユシンたちと作戦会議だ。
チュンチュがまだ迷っている様子なのが気がかりだが……。
会議の最中に、つとチュンチュが部屋に入ってきた。
的確な指摘で、トンマンの策を補強していくチュンチュの発言に
トンマンはうれしさを隠せない。
彼はトンマンを選んだのだ。
ふたりだけになると、チュンチュは言った。
「私を引き入れるなら、私のすべてを……
私の持つ毒までも抱え込まねばなりません」
「そなただけではない。他の皆も同じだ。
毒を持つもの、野望を持つもの、希望を持つもの。
すべて私の器に受け入れなくてはならない。
そしてその彼らが私を作ってくれる。
私にできることは器になること。
もし私の器が小さいと感じるなら、いつでも壊して出て行くがよい」
「ミシルに……勝てますか?
母上……母上……私と同じくらい、王女様も泣きましたか?」
チュンチュは、涙を流した。
トンマンは、そんなチュンチュをそっと抱きしめた。
翌日の便殿会議で、トンマンは租税改革案を発表。
大貴族に重い増税、中小貴族に減税となる改革案は、大きな波紋をよんだ。
和白会議では、どのような結論が出るのか?
民にも周知されたこの改革案は、会議で可決されるのか?
町では気の早い「トンマン王女万歳!」の声も聞こえるが……。
動揺は、花郎の間でも広がっていた。
改革案支持の声もけして少なくはないのだ。
貴族同士の対立も深まっていく。
しかし、和白会議は全員一致が原則。
この改革案が通ることはないだろう。
ただ、和白会議の茶番が明らかになり、
反対票を投じたものは確実に民と中小貴族の恨みを買うだろう。
ミシルも、トンマンの目的はわかっている。
彼女は教えたことを、本当に上手に応用する。
だから、こっそりと手を打つのだ。
和白会議には、賛成票を投じる。
大等たちにも因果を含めるのだ。
翌日の公開和白会議には、傍聴人が大勢集まった。
貴族や民が集まる中、改革案は否決。
しかし、投票結果は賛成9反対1。
完全に思惑をつぶされたトンマンだったが、
もうひとつの議題を提案する。
「全員一致の和白会議を、多数決制に変えませんか?」
「700年の歴史を持つ、和白会議の決まりですぞ!」
もちろん、この提案も却下されるのだが、
これで人々は知ってしまった。
和白会議が満場一致を原則とするかぎり、何の改革もできない。
大貴族の利害にあわぬ案件は、ことごことく否決されてしまう。
彼らの私腹を肥やすためだけの意味のない会議になってしまったのだ、と。
トンマンの発言に、目を見はるミシル。
にやりと不敵に笑う、トンマン。
(つづく)
離関計って何ーーーー!
って叫びながら、しばらく見てました。
そしたらソルォン公が、利害を対立させて人を仲違いさせる計画だよ、と
教えてくれました。
ありがとう!ソルォン公!
さすが、税制改革を持ってくるとは、よい計画。
貴族たちだってけして一枚岩ではないですからね。
一族の利益を守るためには、より強いもの、より力のあるものにすり寄るのは当然。
トンマンとチュンチュとピダムは頭いいですね!
チュンチュはきっと、初めて人前で泣いたね。
お母さんが死んじゃって、ひとりでこっそり涙を流したけど、
ソラボルに来るって決まってから涙は封印していたとみたね。
お母さんを憎んでる、みたいに言ってたけど、
本当はお母さんのこと、大好きだったんだよー、だよーダヨーダヨー(エコー効果)
身内を亡くした悲しみを、共有してくれる叔母さんに出会って、
涙を流せてよかったね、よかったね、チュンチュや。
だって怖かったでしょー、ミシル。
どんな相手にも背伸びがいらない高身長がこわい。
チョンミョン王女だってその手で恐怖を植え付けられてたんだよ、ずっと。
親切ぶって耳元で呪詛の言葉を吐いてさぁ。
怖すぎだよ、この人は。
まぁその反動でトンマンに対して素直になれたからよかったですけどね。
生意気だったチュンチュは、すっごくがんばって大人ぶってたんじゃないかな。
年相応のかわいい彼の素顔が見られて嬉しかったです。
なんかもう、母の心境。
チルスクも気になりましたね。
前回の遊山ではエスコート断られちゃったし、
なにげにすねてる感じのチルスクですが、仕方ありませんね。
ミシルの命令に翻弄され、人生の一番いい期間を無駄に使い、
愛する女と巡り会えたかと思えば、引き離され……。
ミシルの命令がなければ、そもそもソファとは出会えなかったんだけど。
歴史を動かすようなすごい人の影には、歴史に翻弄される、こうしたふつーの人々が
たくさんたくさんいるんですね。
トンマンちゃん、多数決制にしようよ!と案件を出しましたが、
これって事前に考えてた?
それとも咄嗟の判断?
どっちにしても、頭がいいですね。
ミシルの上を行った、と言ってもいいのではないでしょうか?
どんどん政治家として成長して行ってますねー。
こういうドラマ観ていると、自分も実生活で何かできるんじゃないかと
思ってしまうのですが、実生活では、長いものには巻かれろみたいな
結論に収まることが多いです……。
もちろん、良い方向に変えていきたくていろいろ模索するんですけど、
トンマンみたいにバーンとは行きませんね。
ちょこっとずつ、長い時間をかけてでも、変わっていけばいいかな……。
そんな自分語りはおいといてですね、
ちょっと不満なのは、トンマンかな~。
なんか決め顔の雰囲気とかさ、単調すぎない?
ミシルまでとは望まないけどさ、もうちょっと複雑な表情を見せてほしいなぁ。
虚空をキリッとにらみつけて、口元を引き結ぶ。
こればっかりじゃさ……。
あ、意味なく表情豊かなピダムを……。
チュンチュが味方になって、さてどうなりますかね、この勝負。
世論はだんだん変化してきてますよね-。
そういやチョムソンデ、どうなった?できたんか?
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