いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

梨泰院クラス 1話

2025年02月03日 | 梨泰院クラス

ながいことブログから離れてたんですが、 先日いつの間にか成人していた息子が「梨泰院クラスおもろいで」と 絶妙にいまさら感のある韓ドラをすすめてきたので視聴しました。 今ならイカゲーム2を見ないとだよねー、たぶん。 梨泰院クラスは2020年のドラマで、日本でもリメイクされたんですね。 わたくし、なにか服飾系のドラマかと勘違いしてたり、 痛ましい事故の報道があったりで、ちょっと敬遠していたのですが、 おもしろいですね!(10話まで視聴済み) なんだか2025年6月には東京でミュージカルやるんですってね。 ミュー……ジ……カル? どんな感じになるのか全然想像もつかないんですけど、 テニスの王子様だって弱虫ペダルだって舞台化するんですから、どんとこい!ですよね。 【あらすじ】 物語は、ある少女のカウンセリング風景から始まる。 パンキッシュな服装に身を包み、どこか斜にかまえたような表情の少女は 生きることに倦み疲れていたが、社長の言葉に救われたという。 「生きることがそんなに面倒なら、死ね」 彼女の人生観を変えた男は、どのような人物なのか? すべての始まりは、15年前にさかのぼる。 パク・セロイは、いわゆるふつうの男子高校生とはすこし違っていた。 イカレているようで、1本筋が通った男。 高校3年間、友人もいないのに、けして孤独には見えない男。 美しい同級生にチョコレートを渡されても、甘いものは苦手だからとあっさり断ってしまう男。 そんな男の夢は警察官。 警察学校の試験を受ける日の朝、彼は物乞いの男性を助けた。 物乞いの手を冷たく振り払った女子高生オ・スアを呼び止めて謝罪を求めるセロイ。 スアはセロイの好意を偽善的だと鼻で笑って立ち去った。 足を痛めつつ憤慨するセロイだったが、警察学校の試験には難なく合格。 残り少ない高校生活を転校先の学校で終え、順風満帆な人生を送るかに見えたのだが……。 よくある話だった。 金持ちのドラ息子が、学校のヒエラルキーの頂点にいる。 甘やかされた意地の悪いボンボンは、クラスの陰キャをパシリに使っていじめている。 先生も生徒も、有力者である父親を恐れてみて見ぬふりをしている。 ただひとつ違ったのは、そこにパク・セロイがいたこと。 曲がったことを許せない、不器用でまっすぐな男がいたこと。 セロイは、親の威光を笠に着て横暴の限りを尽くしていたチャン・グンウォンを殴ってしまう。 グンウォンの親は、韓国最大の外食チェーン「長家(チャンガ)」グループの会長チャン・デヒだった。 そしてセロイの父ソンヨルは、彼の部下であった。 学校に呼び出されたチャン・デヒ会長は、当然のようにセロイに土下座を要求する。 しかし、セロイは謝らなかった。 「信念を持って生きよ」という父の教えに背くことはできない。 殴ったことは悪かった。罰を受けても仕方がない。ただ、グンウォンには謝れない。 セロイは転校初日で退学処分となった。 そして、会長に逆らい、息子の態度を褒めた父ソンヨルも、会社を辞めることになった。 なんとも波乱万丈なはじまりとなったその夜、父は息子に酒の飲み方を教えた。 ふたりで飲んだ酒は、甘かった。 「それだけ今日という日が衝撃的だったということだ」 父は笑い、息子は涙をこらえながらはじめての酒を味わった。 学校を退学になっても、会社を辞めさせられても、人生は続く。 父子は小さな飲食店を営むことにした。 ふたりを手助けしてくれるのは、セロイとの因縁があった女子高生のスアだ。 スアは、長家グループが長年援助していた孤児院の出身で、セロイの父ソンヨルとは 親子のように親しかった。 セロイの第一印象はけしてよいものではなかったが、 なにせ彼は敬愛するソンヨルの息子だ。 彼女にはできない正義を貫く姿勢は、好ましかった。 不器用なふたりは、お互いに惹かれ合っていく。 ただ、運命は残酷だ。 いよいよ店のオープンという矢先、ソンヨルは交通事故で命を落としてしまう。 絶望の淵で憔悴するセロイ。 そしてスアは気づいた。 ソンヨルを轢いて逃げた車は、グンウォンが自慢げに乗り回していた高級車だった。 セロイは茫然自失となりながら、グンウォンの元へ向かう。 「なぜ父さんを殺した?なぜ医者を呼ばなかった?なぜほかの人が罰を受ける?なぜ?」 雨の中、セロイはグンウォンを殴り続ける。 謝罪の言葉を受け入れる気はない。 「謝るべき人は、もうこの世にない。お前が直接謝れ!死ね!死ね!死ね!死んで詫びろ!」 セロイは気を失ったグンウォンに向かって、大きな石を振り上げた。 (つづく) あー、もう激しいよー。 第一話でめちゃくちゃ感情が揺さぶられてしまうですよー。 いやほんと、よくある話なんですよ。 いや知らんよ、現実によくある話なのかは実際知らんけど、 絶対さー、漫画やドラマなんかではこういうことがよくあるじゃん。 なんで金持ちの息子ってこういうドラ息子になっちゃうんだろうね。 とくに成り上がりものの金持ちの息子ってこうなりがちだよね。 生まれながらに金持ちの人って、鷹揚で性格もよくて、って人が多い印象なんだけど、 ハングリー精神でのし上がってきた金持ちの子どもって、こんな感じに描かれちゃうパターン多いよね。 まあそもそも、会長が超イヤな奴だからしょうがないか。 孤児院の支援、打ち切っちゃったりさぁ。 ワンマンでのし上がってきた人だから、俺に逆らうやつは許さん!って感じでさ。 実社会でも、「なんでこの親父が絶対的な権力を持ってて誰も逆らえないの?」って人いますよね。 目からビームでも出て、機嫌を損ねたら即、死なの?とか思うけど、 実際、ただの上司にもなかなか逆らえないよね。 やっぱり「楽しく生きられない」って人間にとってすごいストレスなわけよ。 性格の悪いイヤな奴に無視されたり、意地悪言われたり、どーでもいいじゃん!って思うけど、 実際やられたらやっぱりツラい。 常識があって、人に意地悪したりできない普通の人ほどツラい。 でも「こいつなんなん?!」って思う奴ほど自分勝手に好き放題できる世の中って間違ってるよな。 いうてもグンウォンもまだ子どもだから、人を轢き殺した罪悪感も一応あって謝るんだけど、 無理だよね。許されない。 本当にごめんって思うなら、自分自身で罪をつぐなわないと。 弱いうえに卑怯な男なんだよ……。 そこでパク・セロイですよ。 カッコいい男なんですよ。 でも、けっこう初手から泣いちゃうんですよ。 まだ子どもなんだよ、セロイもね。 セロイの髪型、ちょっと変じゃない?って息子に言ったら 「なんで?!かっこいいっしょ!!」って軽くキレてました。 そういえば、なんか一時期似たような髪型にしてたわ。 最初、なぜセロイがスアに惹かれるのかよくわからなかったんですけど、 見返してみるとちょっと理解できました。 「助けられるのがきらいなんだろ?助けを求める人も」とセロイはスアに言ってますね。 スアは孤児院で育ったからなのかな、強い人間になりたい、同情なんてくそくらえ!と 思っているんですね。 「かわいそう」とか思われたくないんだね。 でもさ、上から目線の「かわいそう」と 弱い人によりそう「かわいそう」ってちがうじゃない? なんか「かわいそうに」って言われて、「そんなことない!」って言いたくなるときと 「わかってくれてありがとう」って言いたくなるときってない? 心の弱り具合の差なのかなぁ。 すんごい弱ってるときは、「かわいそう」に慰められることもあったよ。 それを言う人との関係性も重要なのかもしれないね。 事情をよく知らない人に「かわいそう」って言われたら、「うるせーな」って思うもんね。 セロイは、助けを求める人によりそって、助けてあげられる人。 これまであまり人に助けられることはなかったかもしれないけど、 人の助けを素直に受けられる人なのかな、と思いました。 セロイは強い人、スアは強くあろうとする人。 似てるけど、やっぱりちょっと違う。 でも似てるから、セロイ父はスアを特別かわいがっていたのかなー。 単純に息子と同い年だからかな? だって大学の学費を出してあげるって……相当ですよ。 韓ドラだからねぇ、なんかのちのち出生の秘密とか出てきちゃうんじゃないかと 戦々恐々ですよ。 しかし悪役が憎たらしければ憎たらしいほど、ドラマは盛り上がるね。 テーマ曲もカッコいいし。 ミュージカルどんな感じになるのかな?

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