いまさら韓ドラ!

韓国ドラマの感想をネタバレしながら書いています。旧作メイン

チュノ 仝3

2014年01月29日 | チュノ ~推奴~
なんか……すでにテハを毛嫌いしていたのが申し訳ないような気になってきた第3話です。
毎回タイトルロールがかっこいー!

《あらすじ》

テギルとテハの闘いは熾烈をきわめ、さすがのテギルもどうなるかわからない。
そこへ割り込んできたのは、元兄貴ジホ。
ふたりに矢を射かけ、勝負の邪魔をする。
チェ将軍に槍を突き付けられたジホは手を引くが、テハは肩口に矢を受けて逃走。
テギルもテハの一閃を腹に受け、傷を負っていた。

テハは世子の墓に参り、涙ながらに自分の不忠を詫びた。
清国での生活の中で祖国の繁栄を願った世子を理解できなかった。
大国に学び、敵を知り、祖国朝鮮をより良き国にしたいと願った世子の心を。

テギルはテハを追うために出立の準備をしている。
ジホは執拗に策を弄し、彼を亡き者にしようと画策していた。
町にはサダン(大道芸人の一座)がやってきて、にぎやかだ。
夜には即席の売春宿が立ち、男たちが一夜の楽しみを求めて列をなしている。

テギルたちが宿を立とうとしていた時、
ひとりの若い女が売春宿から逃げ出してきた。
ソルファ17歳。姓も故郷もわからない。
生意気な小娘は、生き別れの母を探して旅芸人になったという。
涙ながらに助けを求める娘に同情したチェ将軍と
女とみればめっぽう弱いワンソンは、彼女に好意的。
テギルも仕方なく、一晩は泊めてやることにした。

テギルにつかまり、の立場に連れ戻されたオッポクは、
縄ないの仕事に出向いた先で、とある団に誘われる。
両班と奴婢の立場が逆になるような世の中をつくるのだ。
元漁師だったオッポクは、火縄銃さえあれば、両班の頭を撃ち抜いてやれると豪語する。
密談を聞いていた女奴隷チョボクを仲間にいれることを条件に、
オッポクは射手として世直し団にかかわることになる。
最初の標的は、テギルだ。
を捕えて売り渡す、両班の手先だ。

婚礼から逃げ出したオンミョンは、男装して旅を続けていた。
ところが、ある宿で男たちに目をつけられ、山中で襲われる。
そこへ通りがかったのは、役人の服と馬を奪って逃げていたテハ。
ふらふらの体で悪党たちを追い払い、事なきを得るが、
そのまま倒れて気を失ってしまう。

一晩があけ、テギルたちは出発しようとしていた。
ソルファが自分を連れて行けと、懇願している。
テギルは冷たくはねのけるが、馬の前にたちはだかり、言うことをきかない。
その時、屋根の上からテギルを狙っていたオッポクの銃弾が放たれた。
テギルはふらりと揺れ、馬上から転落した。

(つづく)

んー、んんんんー。
テハ、世子についていけなかったことを悔やんでいるのかと思ったら、
清で一緒に8年間を過ごしていたんですねー。
世子は捕虜として生かされていてもそれを屈辱とは思わず、
大国清の力を冷静に判断し、国のために学ぼうと努力していたようです。
テハは思いっきり軍人だから、戦って勝つ!ことしか頭にないけど、
世子は文人だったので、文化的に進んだ国にならないと真の繁栄はない、と考えていたようです。
世界を知らない我々は、井の中の蛙だ、と。
そういうことをわかってあげられなかった自分が悔しいんですね。
清兵に妻子を殺されたようなので、そうした恨みが根底にあったのでしょう。
簡単に世子の思想に同調はできないでしょうね。

テハは2年前から奴隷の立場にいたみたいですが、いったいどうしてそういうことになったのでしょう?
世子を助けようとして規則違反をしたことが、帰国して罪に問われたのかしら?
そのあたりはよくわかりません。

前回、なんかこいつ気に食わないと書いたわたしですが、
なんかすでに申し訳なかったな……って気持ちになってます。
つらい体験をした人なんだな。
それに、オンミョンを助けてくれたしねー。

もうオンミョンの美しさは、ちょっとやそっと男装したぐらいじゃかくせません。
いいにおいもしそうだもん、この人。
の頃から色も白くてきれいだったけど、
お嬢様として長年暮らしてきたわけだから余計にたおやかでね。
今まで無事だったのが不思議なくらいです。

気になっていた刻印を消した跡は、左胸に残っていましたね。
わたしは悪党じゃないですけど、上着をひんむいた時の
はっとするほどの色の白さと、さらしでまいてはいますがたわわな胸の曲線が扇情的。
思わずどきっとしてしまいました。ごめん。
でも助かってよかったね。

こんなところでテハとオンミョンの接点ができました。
手負いのテハが逃げてきた距離ですから、テギルたちからもそう遠くはないと思われます。
ふたりが一緒にいるとなれば、テハを追うテギルは必然的にオンミョンとも出会うわけで……。
この逃走劇は、どのくらい物語を引っ張っていってくれるのでしょうか?
意外にはやく出会っちゃうの?
それとも中盤まで引っ張るの?
ほほほほ、情報を遮断して観ているので新鮮です。
ドキドキするわ~。


とにかくかっこいい三人組なのよ。

面白い女の子も登場しましたね。
ソルファ17歳。
母を探すなんて作り話かよ、と思わせといて、それはきっと本当のことなんじゃないかな。
若くてぴちぴちで、ちょっと生意気。
「おらぼに~」とテギルを呼ぶ声がかわいくて、憎めません。
この子は絶対ついていってほしい。
なんだかんだでテギルも和むと思うのよ~。
ワンソンとのやりとりも楽しいし~。
炊事洗濯がどれだけできるのか心配ではありますが……。
結局ワンソンがやるんじゃないの?って気もする。

なんかファイナルファンタジーに出てくるキャラクターのような子ですね。
顔つきも人造的な雰囲気なのですが、
チョボクの素朴さとは対照的で面白い。

1話で心配していたとおり、オッポクはテギルを憎んでいました。
まさかこんな序盤でテギルが死んじゃったら話にならないので
大丈夫だとは思いますが、推奴師は恨みを買う商売ですね。
テギルの性格が悪いせいもあるけど。
矢傷はなんとかなっても、銃で撃たれたら死んじゃう……。
次回、どの程度の怪我なのか心配ですわ。

あー、でも毎回書いてますけど、

闘うシーンかっこいいなー。

いや、殺陣とか詳しい人から見たらどうかしりませんが、
わたしはすごく好きー!

テハとテギルのシーンで、
テギルが短刀を下から突き上げるところと、
ドカッてテハのおなかを蹴るところが何度見てもキュッてなるね。

チェ将軍が槍をとっす、と投げて、立ち上がったテギルがふらっと倒れるとこも好きさ。

テギルが蹴りを多用するスタイルなのが好みなんだな。
そしてスローモーションを使う演出もイイ!
かっこいいとこがゆっくり見られて嬉しいもん。
長いシーンにもメリハリができるしね。

カンフー映画大好きな私としては、それっぽい素手の格闘シーンも好きだ。

すなわち全部好きです!

今日ももてまくってるチェ将軍は、とにかく姿勢が良いことに気付きました。
座ってるときも背筋はまっすぐ。
さすが名門の軍人。
そのへんも、ひとりだけ上品に見える要因ね。
彼をめぐる女将と若女将のやりとりもおかしい。
コメディチックになりすぎず、好印象。



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