【 相 棒 】
人気ドラマのタイトルのように、私たちの体の中にはチームを組んで頑張る職人さんがいます
様々なストレスを受けたときに働く職人は、福神(副腎)の関係です
『 カラダが錆びる 』
最近健康番組などで取り上げられることも増えたので聞いたことのあるかと思います
わたしたのカラダでは様々なストレスを受けると
ストレスに対抗する働きのあるホルモンのコルチゾールが分泌されると大量の活性酸素を発生させ
細胞のDNAを傷つけてしまうことを『カラダが錆びる』と表現しています
自分のカラダを傷つけるなんてコルチゾールは何てことしてくれるんだ~!暴れ者め!と嫌わないでください
外的から命を守るために闘うか逃げるかなどカラダを直接動かすエネルギーに関わる大切な働きをしているのです
日々何かしらのストレスを受けているでしょうし、スポーツやスピーチで踏ん張るときなどにも大変お世話になっています
しかしそんな傷をつけられてまでね・・・なんて思うでしょうか
大丈夫です
DHEAというコルチゾールと常にセットで活動するホルモンによって
私たちのカラダは錆びから守られているのです
この頼もしい相棒は「若返りホルモン」とも呼ばれ、体内年齢の指数になるホルモンです
DHEAはコルチゾールの相棒であるほかにもたくさんの働きをします
例えば、女性は閉経を迎えると卵巣が急激に働かなくなるため女性ホルモンが減りますが
そのときにこのDHEAから変換された女性ホルモンがその代わりに働いてくれるのです
ワタシいくつに見えるかな? 7歳だワン
DHEAが豊かにある人は、暦年齢(年齢)よりも肉体が若いと言われますが
なんということでしょう・・・
コルチゾールはむしろ加齢により増える一方で、DHEAは20代をピークに40代で半分・・・と減ってしまうため
全身の老化を加速したり、カラダへの負担が増えていってしまうのです
だからこそDHEAを温存し減らさないストレスをかけない生活を意識していきましょう
次回:DHEA温存の工夫
参考文献: 「 若くて疲れ知らずの人は副腎が元気! 」 上符 正志著