雑記帳(新居)

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W杯出場決定

2005-06-08 06:59:12 | スポーツ
北朝鮮に2-0で快勝。本戦出場おめでとうございます!

しかし、これほどあっさり決まっていいのか、と思ってしまった。失点のピンチが2回くらいあったのだが、負ける気は不思議としなかった。先日のバーレーン戦も、寝過ごして最後の10分くらいしか見ていなかったけれども、バーレーンの動きが極端に鈍く楽な試合に見えた。
過去2回の最終予選のことを鮮明に覚えているだけに、これほど早く予選通過が決まるとむしろ拍子抜けに感じてしまう。後に「ドーハの悲劇」と呼ばれる93年の予選、ことがいったいどれだけ重大なのかさえその瞬間にはわからなかった。そして、97年の予選はとてつもなく長かった。アウエーで不本意な引き分けを繰り返した。同じ勝ちでも、すんなりと勝った試合は全くと言っていいほどなかった。もうだめだと何度思ったかわからない。
その2回の予選を経験したからこそ、アジアで勝つのは当たり前というところまできたし、日本代表の人気もあるのだろう。そして、日本が強くなっただけでなくアジア全体が優遇されるようになった。ドーハの悲劇があったときは、アジアの本大会出場枠は、今の半分以下の2チームだけだった(当時は本大会24チーム出場で現在より少ない)。それが97年予選では3.5になり、今大会は4.5である。(大陸間プレーオフを0.5とカウント)

やるべきことを一つ一つ積み重ねてきたから、予選通過は当たり前になったのだと感じられる。そして、それではじめて本番で勝負できるということだろう。