第4日まで、ウィンブルドンは全く雨が降らなかった。この日ようやく現地で小雨があり今大会初めてカバー部隊が出動。その中断の合間に書き始める。
一応バレーボールのグランプリが始まっているけれども、依然としてウィンブルドンに最大集中。
# この日今夜9時過ぎに帰ってきたとき、一応延長を想定して録画を続けていたのを忘れて、Windows Media Playerを立ち上げてテニスを見てしまった。
とにかくまじめに見るとおもしろい。スーパープレーも楽しめるし、今大会は、展開ももつれにもつれる試合が多いような気がする。この日はひどく疲れており、早く横になるつもりだったけれども、逆に目が覚めてしまった。
これでバレーに戻るのもなかなか難しい。とにかく全セットラリーポイント制になって、劇的な展開が本当に減ってしまった。それも、まともなチームがそろっていればともかく、今回はほとんどのチームが二線級メンバーとわかっている。
さて本題スタート。
(2) Maria Sharapova d. Sesil Karatantcheva 60 61
カラタンシェバは最初のゲームは集中してスタートし、いきなりシャラポワのサーブをブレークする2度のチャンスをつかんだ。しかしそれが、かえってシャラポワの闘志に火をつけたようだった。逆にカラタンシェバは試合途中でペースをつかめなくなりミスを連発。あまりにもあっけない試合になってしまった。
第2セット第4ゲーム、ようやく1ゲームを奪ったときのカラタンの笑顔が可愛かった(^^;
(6) Elena Dementieva (RUS) d. Mashona Washington (USA) 75 61
とにかくエレーナは、誰が相手でも勝てる気がしない試合が続いていた。そしてこの試合はサーブ最速でも150km台と明らかにスローダウン。その代わりダブルフォルトは4本に減った。他の選手ならごくふつう(多くもなく少なくもない)の数字だろうが、エレーナの場合は「驚くほど少ない」になってしまう。
とはいえ、これまで以上に威力のないサーブだから、ブレークはかなり食っている。しかしエレーナがそれ以上に相手のサーブをブレークしまくって、予想以上にあっさりと勝ち。
(13) Elena Likhovtseva (RUS) d. (22) Silvia Farina Elia (ITA) 57 64 64
これもひっそりともつれた試合。ウィナーとエラーの本数が両者全く同じ、1stサーブの確率もほぼ同じ、いくら拮抗した試合であっても、ここまで数字がそろうのは見たことがない。
この対戦は先日の全仏の3回戦と全く同じ。第1セットをリホ姉が落としたときは、全仏でリホが勝ってここでファリーナが勝ったら逆だろう(ファリーナはクレーは得意)だと思ったけれども、リホが逆転でこの対戦連勝とした。
(5) Svetlana Kuznetsova (RUS) d. (27) Nicole Vaidisova (CZE) 75 67(5) 62
クズネツォワも2回戦に続いてもつれた試合となった。
そして、今大会女子最大の激戦になるであろう試合が、これである。
(9) Anastasia Myskina (RUS) d. (17) Jelena Jankovic (SCG) 60 57 10-8
第1セット、ヤンコビッチがミスを連発して6-0でミスキナが奪ったとき、あるいは第2セット第9ゲームにミスキナがマッチポイントを迎えたとき、このような試合になるとはいったい誰が想像できただろうか。ミスキナはその第9ゲームのブレークポイントすなわちマッチポイントを2回逃し、次の第10ゲームの自分のServe for the Matchでも、マッチポイントが1回ありながらブレークを許した。そしてこのセットも逆転で落とした。
筆者がリアルタイムスコアボードにつめたのは、その後第3セット第11ゲームになってからである。その11ゲームは何回かわからないくらいたくさんのブレークポイントがミスキナにあった。第13ゲームも3回のブレークポイントがミスキナに。しかし、一度もものにできなかった。
何度となくチャンスを逃した後の第15ゲーム、ミスキナがついにブレークする。そして16ゲームに40-30ミスキナマッチポイントを迎えた。ところがこれですら、その後3ポイントをヤンコビッチが連取し、ものにできない。
17ゲームをミスキナがまたもブレーク。しかし、18ゲームで30-40とまたもヤンコビッチにブレークポイントを握られる。そこでヤンコビッチにミスが出る。そしてミスキナがストレートにウィナーを決めてマッチポイント。今度こそとれる予感が何となくした。というのは、これまでは、ミスキナが常に先手をとりながら逆転を許すという形だった。今回は一度ピンチをしのいだ後のマッチポイントである。果たして、最後のポイントは、ミスキナのサーブをヤンコビッチがリターンできず決着した。
一応バレーボールのグランプリが始まっているけれども、依然としてウィンブルドンに最大集中。
# この日今夜9時過ぎに帰ってきたとき、一応延長を想定して録画を続けていたのを忘れて、Windows Media Playerを立ち上げてテニスを見てしまった。
とにかくまじめに見るとおもしろい。スーパープレーも楽しめるし、今大会は、展開ももつれにもつれる試合が多いような気がする。この日はひどく疲れており、早く横になるつもりだったけれども、逆に目が覚めてしまった。
これでバレーに戻るのもなかなか難しい。とにかく全セットラリーポイント制になって、劇的な展開が本当に減ってしまった。それも、まともなチームがそろっていればともかく、今回はほとんどのチームが二線級メンバーとわかっている。
さて本題スタート。
(2) Maria Sharapova d. Sesil Karatantcheva 60 61
カラタンシェバは最初のゲームは集中してスタートし、いきなりシャラポワのサーブをブレークする2度のチャンスをつかんだ。しかしそれが、かえってシャラポワの闘志に火をつけたようだった。逆にカラタンシェバは試合途中でペースをつかめなくなりミスを連発。あまりにもあっけない試合になってしまった。
第2セット第4ゲーム、ようやく1ゲームを奪ったときのカラタンの笑顔が可愛かった(^^;
(6) Elena Dementieva (RUS) d. Mashona Washington (USA) 75 61
とにかくエレーナは、誰が相手でも勝てる気がしない試合が続いていた。そしてこの試合はサーブ最速でも150km台と明らかにスローダウン。その代わりダブルフォルトは4本に減った。他の選手ならごくふつう(多くもなく少なくもない)の数字だろうが、エレーナの場合は「驚くほど少ない」になってしまう。
とはいえ、これまで以上に威力のないサーブだから、ブレークはかなり食っている。しかしエレーナがそれ以上に相手のサーブをブレークしまくって、予想以上にあっさりと勝ち。
(13) Elena Likhovtseva (RUS) d. (22) Silvia Farina Elia (ITA) 57 64 64
これもひっそりともつれた試合。ウィナーとエラーの本数が両者全く同じ、1stサーブの確率もほぼ同じ、いくら拮抗した試合であっても、ここまで数字がそろうのは見たことがない。
この対戦は先日の全仏の3回戦と全く同じ。第1セットをリホ姉が落としたときは、全仏でリホが勝ってここでファリーナが勝ったら逆だろう(ファリーナはクレーは得意)だと思ったけれども、リホが逆転でこの対戦連勝とした。
(5) Svetlana Kuznetsova (RUS) d. (27) Nicole Vaidisova (CZE) 75 67(5) 62
クズネツォワも2回戦に続いてもつれた試合となった。
そして、今大会女子最大の激戦になるであろう試合が、これである。
(9) Anastasia Myskina (RUS) d. (17) Jelena Jankovic (SCG) 60 57 10-8
第1セット、ヤンコビッチがミスを連発して6-0でミスキナが奪ったとき、あるいは第2セット第9ゲームにミスキナがマッチポイントを迎えたとき、このような試合になるとはいったい誰が想像できただろうか。ミスキナはその第9ゲームのブレークポイントすなわちマッチポイントを2回逃し、次の第10ゲームの自分のServe for the Matchでも、マッチポイントが1回ありながらブレークを許した。そしてこのセットも逆転で落とした。
筆者がリアルタイムスコアボードにつめたのは、その後第3セット第11ゲームになってからである。その11ゲームは何回かわからないくらいたくさんのブレークポイントがミスキナにあった。第13ゲームも3回のブレークポイントがミスキナに。しかし、一度もものにできなかった。
何度となくチャンスを逃した後の第15ゲーム、ミスキナがついにブレークする。そして16ゲームに40-30ミスキナマッチポイントを迎えた。ところがこれですら、その後3ポイントをヤンコビッチが連取し、ものにできない。
17ゲームをミスキナがまたもブレーク。しかし、18ゲームで30-40とまたもヤンコビッチにブレークポイントを握られる。そこでヤンコビッチにミスが出る。そしてミスキナがストレートにウィナーを決めてマッチポイント。今度こそとれる予感が何となくした。というのは、これまでは、ミスキナが常に先手をとりながら逆転を許すという形だった。今回は一度ピンチをしのいだ後のマッチポイントである。果たして、最後のポイントは、ミスキナのサーブをヤンコビッチがリターンできず決着した。