JPN 2-3 NED (18-25, 28-26, 20-25, 27-25, 11-15)
フレデルスがけがということで、この試合はキム・スターレンスが先発セッターだった。ビジュアル的には現在最強の代表完成(笑)、はともかくとして。
オランダは、ひどいトスでもサイドアタッカーが何とか得点につなげたし、フィッセルが前衛の場面ではフィッセルの速攻はことごとく決まった。また、日本がレフトの二段トスになった場面でブロックがきわめて多く出た。
しかしキム、あれでセッターはないだろう…いったい何回主審や副審にトス上げているのか!?(ものすごく)大きなトスに限れば、フリールのほうがまだましなくらいだ(驚)。フリールがトスを上げる場面、意外と多かったし。ラリー中にセッターがレシーブしたらフリールがトスを上げる約束になっているようだ。ただし、速攻のトスは、キムのほうがフレデルスよりも切れ味があると思う。身長180cmオーバーでセンターと高さの差がないのも、その理由の一つだろう。(追記: 「セッターがレシーブした場合はセッター対角の選手がトスを上げる」のはアジア的な決め方とのことで、日本での監督経験のあるアビタル・セリンジャー氏と日本人コーチが導入したものだろうとのことだ。)
それに、第2セットも第4セットも先にセットポイントを握ったのだから、そのようなセットをきっちりとものにしないと世界の上位には行けない。この日本戦は、何度もセットポイントがあった第2セットをとっていれば、ストレートで勝てた試合だ。オランダは、この前日のブラジルとの対戦でも、3セットとも競り合いで落としてストレート負けしている。
日本はレシーブは相変わらずよいし第2,4セットの競り合ったセットの逆転は見事。しかし、第4セット半ばから、せっかくレシーブしてもその次のつなぎが乱れる場面があり、疲れも出たように見えた。
バレーに何の関係もない芸能人がDJとアナウンサーがわめき、洗脳された観客がそれにあわせて声を出す。これを見せられると耐え難く不快になる。そして、問答無用で日本の対戦相手を応援したくなるのだ。日本代表が悪いわけではないと理屈ではわかっているのだが、「このB級連中に鉄槌を下してやれ!!」と思ってしまうわけだ。ドミニカとかカザフとか中華台北ではしょうがないが、キューバオランダポーランドあたりなら特に気合いが入る。(ブラジル・イタリア・中国なら、逆に心配しなくていい。)
というわけで、この日は、ポーランドも中国に大逆転勝ち、オランダも日本の粘りを最後に振り切って勝ち。筆者にとっては、これ以上なく愉快な一日だったわけだ。
フレデルスがけがということで、この試合はキム・スターレンスが先発セッターだった。ビジュアル的には現在最強の代表完成(笑)、はともかくとして。
オランダは、ひどいトスでもサイドアタッカーが何とか得点につなげたし、フィッセルが前衛の場面ではフィッセルの速攻はことごとく決まった。また、日本がレフトの二段トスになった場面でブロックがきわめて多く出た。
しかしキム、あれでセッターはないだろう…いったい何回主審や副審にトス上げているのか!?(ものすごく)大きなトスに限れば、フリールのほうがまだましなくらいだ(驚)。フリールがトスを上げる場面、意外と多かったし。ラリー中にセッターがレシーブしたらフリールがトスを上げる約束になっているようだ。ただし、速攻のトスは、キムのほうがフレデルスよりも切れ味があると思う。身長180cmオーバーでセンターと高さの差がないのも、その理由の一つだろう。(追記: 「セッターがレシーブした場合はセッター対角の選手がトスを上げる」のはアジア的な決め方とのことで、日本での監督経験のあるアビタル・セリンジャー氏と日本人コーチが導入したものだろうとのことだ。)
それに、第2セットも第4セットも先にセットポイントを握ったのだから、そのようなセットをきっちりとものにしないと世界の上位には行けない。この日本戦は、何度もセットポイントがあった第2セットをとっていれば、ストレートで勝てた試合だ。オランダは、この前日のブラジルとの対戦でも、3セットとも競り合いで落としてストレート負けしている。
日本はレシーブは相変わらずよいし第2,4セットの競り合ったセットの逆転は見事。しかし、第4セット半ばから、せっかくレシーブしてもその次のつなぎが乱れる場面があり、疲れも出たように見えた。
バレーに何の関係もない芸能人がDJとアナウンサーがわめき、洗脳された観客がそれにあわせて声を出す。これを見せられると耐え難く不快になる。そして、問答無用で日本の対戦相手を応援したくなるのだ。日本代表が悪いわけではないと理屈ではわかっているのだが、「このB級連中に鉄槌を下してやれ!!」と思ってしまうわけだ。ドミニカとかカザフとか中華台北ではしょうがないが、キューバオランダポーランドあたりなら特に気合いが入る。(ブラジル・イタリア・中国なら、逆に心配しなくていい。)
というわけで、この日は、ポーランドも中国に大逆転勝ち、オランダも日本の粘りを最後に振り切って勝ち。筆者にとっては、これ以上なく愉快な一日だったわけだ。