とにかく、ここまでぐだぐだな五輪は初めてだ。およそ記憶にない。
この種の騒動が多発している背景として、映像技術の進歩により、競技の全てを後から容易に映像で再確認できるようになったことがあると思われる。今回に限って審判・判定が異常なわけではないのだろう。これまでも誤審(ないし八百長?買収?)があったが、それを検証する手段すらなかった。しかし今では容易に検証・訂正が可能になり、結果としてそのようなケースが表に出ている、ということだろう。
[*]フェンシングの「永遠の1秒事件」について
236 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2012/07/31(火) 03:46:46.93 ID:qul2Qvks
分かる範囲で解説する。
フェンシングでは、時計は開始時については審判の合図に合わせて手動で行う(補助員が行う)。
一方で、測定の停止はランプが点灯した瞬間(エペの場合にはポイントが入った瞬間)に審判器によって自動で行われる。
(ただし、両者にランプがつかなくても、審判が試合を一時的に中断させるような場面には手動で止める)
今回は両者同点のままで試合が進み、延長戦の残り1秒までもつれた。
延長戦の場合、事前にくじ等でプリオリティ(優先権)が一方に与えられ、延長戦の試合時間1分が終わった時点で点数が入らなかった場合には優先権のある側の勝ちになる。
今回は韓国のSHIN選手が優先権をもっていた。
で、残り1秒ぐらいになってから、両者にポイントが入るシーンが2回ほど繰り返された。
両方に得点が入った場合、そのまま試合は続行される。その両者得点シーンも時間に含まれるはずだから、当然残り時間は1秒未満。(1秒に戻されたりはしない)
ここで、運営サイドのミスが入る。
試合が中断している際に、なぜか時計が進みだして0秒になってしまう。
おそらく補助員が焦って合図より早く時計の開始を押してしまったのだと思う。
その結果、残り時間が僅かながらあったはずなのに、その時間が分からなくなってしまった。
で、審判が残り1秒から再開することに決定。
再開後のアタックで、ドイツの選手のみのランプがつく。
ただ、これはどうみても残り1秒から再開になったおかげであり、本来の時間で再開されていたら間違いなく時間切れで韓国のSHIN選手が勝ってる。
で、揉めてる。
正直、原因は完全に運営サイド。
時計のトラブルは割とあることだけど、さすがにオリンピックでこれはひどい。
- 競泳、一度フライング失格になったものが抗議により失格が取り消し、その選手は決勝進出し銀メダル獲得
- 柔道、ジュリーの権限により旗判定が訂正され逆転
- 器械体操男子団体、当初は日本4位と場内に発表されたが、日本チームの抗議により採点が修正され、日本が4位→銀メダルに
- バドミントン無気力試合で4組失格
- フェンシング「永遠の1秒」事件(ただしこの件はほかとは違い、完全に運営側のミスが原因のようだ[*])
- レスリングでも、日本選手が何度もダウンを奪いレフェリーストップとすべきところレフェリーがそれを無視、判定で相手選手の勝ちとされ、抗議によりレフェリーストップだったことが認められ勝敗が逆転(最後の2分くらいだけで6回か7回ダウンなので、そもそも、止めないとやられた相手選手に障害が残る危険がある)
この種の騒動が多発している背景として、映像技術の進歩により、競技の全てを後から容易に映像で再確認できるようになったことがあると思われる。今回に限って審判・判定が異常なわけではないのだろう。これまでも誤審(ないし八百長?買収?)があったが、それを検証する手段すらなかった。しかし今では容易に検証・訂正が可能になり、結果としてそのようなケースが表に出ている、ということだろう。
[*]フェンシングの「永遠の1秒事件」について
236 名前: 名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日: 2012/07/31(火) 03:46:46.93 ID:qul2Qvks
分かる範囲で解説する。
フェンシングでは、時計は開始時については審判の合図に合わせて手動で行う(補助員が行う)。
一方で、測定の停止はランプが点灯した瞬間(エペの場合にはポイントが入った瞬間)に審判器によって自動で行われる。
(ただし、両者にランプがつかなくても、審判が試合を一時的に中断させるような場面には手動で止める)
今回は両者同点のままで試合が進み、延長戦の残り1秒までもつれた。
延長戦の場合、事前にくじ等でプリオリティ(優先権)が一方に与えられ、延長戦の試合時間1分が終わった時点で点数が入らなかった場合には優先権のある側の勝ちになる。
今回は韓国のSHIN選手が優先権をもっていた。
で、残り1秒ぐらいになってから、両者にポイントが入るシーンが2回ほど繰り返された。
両方に得点が入った場合、そのまま試合は続行される。その両者得点シーンも時間に含まれるはずだから、当然残り時間は1秒未満。(1秒に戻されたりはしない)
ここで、運営サイドのミスが入る。
試合が中断している際に、なぜか時計が進みだして0秒になってしまう。
おそらく補助員が焦って合図より早く時計の開始を押してしまったのだと思う。
その結果、残り時間が僅かながらあったはずなのに、その時間が分からなくなってしまった。
で、審判が残り1秒から再開することに決定。
再開後のアタックで、ドイツの選手のみのランプがつく。
ただ、これはどうみても残り1秒から再開になったおかげであり、本来の時間で再開されていたら間違いなく時間切れで韓国のSHIN選手が勝ってる。
で、揉めてる。
正直、原因は完全に運営サイド。
時計のトラブルは割とあることだけど、さすがにオリンピックでこれはひどい。
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