そばで研修受けている
新入社員は千葉県出身で
見知らぬ関西でコロナの
不安を抱えながら懸命に
出社している。
バブル経済崩壊前であった
であろうか。
私の新入社員の時は逆に
千葉の独身寮が社会人の
スタートであった。
千葉県我孫子市…
初めて常磐線に乗った時は
上野からどんどん離れていく
列車にいつになったら着くの
だろうかと不安になった事
は何となく覚えている。
我孫子駅の立ち食いそばは
よく利用した。今では結構
有名になっているとか。
駅からずーっと坂道を下って
手賀沼近くに寮があった。
僕にとって当時の我孫子は
静寂な街で落ち着いた雰囲気
があって気に入ってた。
ここに住んでいた時の週末は
土曜日は賑やかな渋谷、
もしくは隣街の柏。
日曜日は静かな
手賀沼あたりを散歩していた
記憶がある。
5年前に我孫子を再訪した。
およそ20年ぶりである。
独身寮はなくなっており、
過去の面影は残っていない。
手賀沼は以前よりきれいに
なっていた。
松尾芭蕉の「夏草や…」
の感慨深さと重ねて時の流れ
を肌で感じた。
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