しろわんこLIFE

趣味の旅行と食べ歩き記録
最近yaplogより引っ越してきました。

ブラ王の手術

2009-01-09 23:51:55 | ぶらぶら闘病記
本日、ブラ王の手術の日です。

朝は絶食。
もちろん我々も朝食抜きに付き合います。(恒例行事。。。)

ブラ王も少しは賢くなっているらしく

朝食抜き→病院に行く→何かある

と分かっているようです。
病院に着いたとたん、震え出しました。
いつもは喜んで自ら病院に入って行くんですけど。



体重4.2kg
アルブミン2.4   さ、下がってるーーー。
先生曰く、朝食を抜いたからではないか、と言う事でした。

今日のメニューは

肛門線種摘出
男性ホルモンが影響して出来る肛門周りの腫瘍。
去勢していないシニアのオスによく見られるそうで、ほとんどの場合良性。
雌でこの病気だと悪性の事も多いそうです。
大きくなると括約筋を巻き込んで、排便痛を伴う事もあります。
念のため病理検査にも出します。

去勢
上記の理由により、これ以上腫瘍を作らせない為に去勢する事にしました。

スケーリング
今まで無麻酔下での表面上の歯石取りしかしていなかったので
良い機会なのでやってもらうように頼みました。


そして、先生にヘルニアの事を言われました。
ブラ王は生まれつきデベソです。
これをヘルニアと言うそうです。
小さな穴が開いていて脂肪が溜まっているようです。
穴が大きくなると腸が出て来てしまったり問題があるのですが
お腹を切って、縫いますか?と先生に言われたのです。
でも、小さい頃から大きさも変わっていないし、これ以上手術を増やしても
可哀想なので、すぐに手術の必要性が無いならやらない方向で頼みました。


ブラ王を病院に預け、そろそろ準備している頃かな?という時に
病院から電話が。。。

「前回の腹腔鏡手術の傷跡ですが、表面上はくっついているのですが
筋肉レベルだと穴が開いています。
これはヘルニアよりかなり大きな穴なので、すぐに縫い直す必要があります。
そして、どうせ切るならヘルニア部分も一緒に切って繋げて縫ってはどうでしょうか」
と言うものでした。。。。

こうなったらお願いするしかありません。
可哀想なブラ王

3時頃に手術の結果&お迎え時間の案内の電話をしてくれる、と言う事だったけど
3時を過ぎても電話が鳴らない。。。
緊張が高まるJ。
20分も過ぎた、、、。
どんどん悪い想像が膨らみます。。
で、3時半に電話があり、
無事終わって、麻酔からも覚醒しつつあることを知らせてくれました。。
怖かったです。
(よく考えたらお腹を切って縫い直す手術が増えたんだった!)

夕方、迎えに行くと思ったより元気な様子のブラ王。
先生も
「変な話ですが、ぶら君、手術慣れしてるっていうか、
これだけいろいろ経験すると麻酔明けも慣れた感じで冷静でした。」
と言う事でした。
しかし、お腹から肛門にかけて結構長い縫い後が痛々しく見えています。
可哀想に。。
先生から術後の注意を受けて帰りました。

麻酔の影響でぬぼぼぼっとしている王子。


疲れたよね。


しかし、この後すぐに王子に異変が!
麻酔が覚めるにつれ、痛みを感じ始めたのです。
お腹もお尻も肛門までも切られたブラ王。
痛くて座る事も出来ません。
座りかけて、「痛っ!」という感じで立ち上がります。
可哀想で可哀想で涙が出てきました。
何とかしてあげたいのですが、どうしよう?
ふかふかクッションの上に力技で横にさせてみるも10分も持たずに立ち上がります。


このへっぴり腰で約5時間固まっていました。


もう王子を動かさず、全員で王子周りでふとん持ち込みで寝ようと思い
用意したのですが、ブラ王がベッドで眠りたそうだったので
何とか運搬。
10分おきに起き上がってしまう王子と共に長い夜を過ごしました。