今日は愚痴っぽいです。
えらいひとと話してると、「それは横展開可能なのか」とか「共通するエッセンスを抜き出して」とか簡単に言うんですよねー
そんな簡単に横展開できたら苦労せんわ!って、思うんだけども。
苦労話とか、最近聞かせてもらうことが多くて、やっぱり基本的に泥臭く足掻いて迷っていざこざあってなだめて妥協してでもここは譲れなくて、ってしながら何年も時間をかけて手探りで進めてきたって話なんですよ。
言われたとおり複数事例の共通項を抜き出してさっさとまとめれば労少なくして見栄えは良くなるけど、それは全然本質を伝えてないなって思うわけ。
本質はその泥臭い中にあって、正直共通項なんてただの包装紙でしかない感じ。
例えがうまくなくてアレだけど、履歴書(包装紙)とその本人(本質)、みたいな感じ。全く同じ学歴職歴だったとしても、中身は全然違うのに、とにかく共通項を抜き出せ!みたいな。
んー、なんか一応文章書いてお金貰ってる立場として、思ってもないこと書けないわー
でもまぁアレかな、スクリーニング程度の役には立つんだからいいのかな。
履歴書も「こんな人は論外」とか「こんな人は〇〇には就職しやすい」とかその傾向くらいはある訳だし。
求められてるのは各エピソードに加えてそういう総論的な話と考えれば、まぁなんとか書けるかなぁ。
まぁ書いてみて、上司とその上と相談かなぁ。でもなー、特にその上サンはあんま納得しなそうなのがなー😓←表面上仲良しだけど考え方が合わない、多分お互いに
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関連して、海外事例の紹介とかすることがあり。
いやそもそも日本と文化が違いすぎて参考になるわけないでしょ、と思うことも多々あるのだけど、まぁ引き出しに入れとく分には(後述)、と思うのだけど。
「日本にはないから私が紹介してやる!」みたいな発想の人が多くて、いやありますよね?というとすっごい不機嫌になる……汗
もう日本でメジャーになってる話で言えば、「ウーバーイーツってのがあって!」「……出前じゃん。」「は?違うし!フードデリバリーだし!」みたいな。(笑)
店が自前でやんなくていいとか、オンラインでマッチングするとか、いろいろと新規性はあって思いつきはすごいことだとは思うんだけど、あれって要は新しい形の出前だよなーって思うんだけど(笑)
で、純粋に出前と何が違うか知りたくてあまりに追い詰めすぎて、最終的に何言ってんだか訳わからなくなる当の相手がわりとえらかったりするので好かれないのだが😅
もうさ、相手は「新しいことやってるんだから新規ビジネスです」「出前みたいな旧来型のサービスとは全く違うんです」みたいなことしか言わなくなる訳ですよ。「だから出前のアウトソーシングのシステム構築という意味で、出前2.0みたいな話でしょ?」って確認すると「フードデリバリーは全く新しい新規ビジネスです!」みたいな
何なら出前というシステム自体を「メジャーじゃない」「普通は使おうと思わない」とか言って否定するとこから始めるからもう、びっくり……😰
ピザと蕎麦と寿司と町中華では普通ですが?とか言うとむーって黙るとか。そして次回同じことを主張してくるとか。
なんか住んでる次元が違うのかなーと思わなくもないんだけど、さっきふと、人は見たいものしかみないっていうことわざ?が頭をよぎって、もしかしたら本気で言ってるのかもなーって思った。
出前というシステムが彼らの中でなかったことになっているのか、使ったことないからわからないのか、はたまた私と出前=お店で作ったものを運んでもらうモノでしょ、という定義が違うのか分からんけども(当然そこは何度も確認するのだが、大抵はっきり返事をしやがらないのだ、彼らは。はっきり定義が違うのであればそれで話が進むのにー)、兎にも角にも「フードデリバリーは出前ではない」という事実(?)がないと紹介する意義がないから(?)、フードデリバリーは出前ではない、ということかもしれない。
別にフードデリバリーの新規性を否定したい訳じゃなくて、その前身もしくは類似のものとして日本では出前ってありますよね、って確認しないと、フードデリバリーが日本に根付くかどうかなんて検討できないじゃないの。(いやガッツリ根付いていると思うが、あくまで例なので)
当然ながら、全くのブルーオーシャンと類似のものがあるレッドオーシャンでは考え方も浸透のあり方も全然違うので、そこ確認するの大前提なんだけど、どこが違うのか説明できないのにとにかく違うんだ違うんだというのは何なんだろうとずーっと疑問だったわけですが、「彼らの中でマジで出前というシステムは存在してない」という可能性に気づいて愕然としたわ💧
↑何度も説明したり事例上げたりしてる結果やでぇ
でもそれが一番思考回路の説明としてはしっくり来るのよねぇ……
なんだろうブルーオーシャンだと信じてたらレッドオーシャンだと言われて、面目潰されたと思うのかしら。その程度で潰れる面目など最初から立てる価値は無いと言って良いと思うけど。
そら日本に人間1億2000万人もいたら、そうそうガチの新規案件とか出らんわ。
はー、これまたどないしょ。出前の話書かないと進まないのに、出前ない前提で書けというのはなかなかなぁ……
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じゃ事例って必要がないのか?っていうとそれもまた違うと思っていて、なんか問題にぶち当たったときに類例と解決方法をいくつ知ってるかで勝負が決まるときはわりとある。
だから、「事例の引き出し」をいくつも持っておくとすごく便利で、そういう意味で事例ってとても大事。全てを体験することはできないけど、知ることはある程度可能なので。
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なんか真面目な話だった!
ちょっと整理できたかなー?