・非英語圏の欧州では、英語+母国語+第二外国語が話せて当然!
・ドイツではみんな英語ぺらぺら
って話、聞きますけど、、、
実感としては、「うん、まぁ、日本よりはね、、」
ヨーロッパでは(最近日本でも?)語学習得は6段階評価のGER(Gemeinsamer europäischer Referenzrahmen für Sprachen、ドイツ語の略称なので英語だと違うかも)というので、低い方からA1、A2、B1、B2、C1、C2と分けています。
ぺらぺらの人が多い、のはそうなんだけど、それは言語体系がすごい似てるから習得しやすい、という話であって、実際に文法力を量る試験をやるとB2とかC1くらいでとどまっていたりする。
ある、自称言語教育に力を入れている大学のプログラムでは、第一外国語:C1、第2外国語:B1の力を身につけることを目標としています、という感じでした。
C1はざっくり大学入学レベル、B1だと旅行者レベル、というところでしょうか。
で、学生の時はやってても、就職したら忘れちゃうのはみんなおんなじで、もちろんある程度は話せるんだけど、専門性の高い高度な話になると
「え、日本はそういうとき通訳つかないの?」
と言われることもしばしば。場合によっちゃつくけど、、
あ、大学教授とか、一定のクラスの人はぺらぺらです。日本でも同じですが。
電車の放送はドイツ語のみ。ICEではドイツ語のあとに英語が入るときが多いけど、ドイツ語では
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。機械の故障により、○○駅到着は現在のところ20分遅れを予定しております。接続につきましては現在調整を行っており、分かり次第放送にてお伝えいたします。皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいませ。皆様の素敵な旅をお祈りしております。車内販売のご案内です。・・・食堂車では・・・」
そのあと英語で
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。」
・・・おい、情報量全然違うやん!!!
ってことも多い。
ドイツ人に実際聞いても、「うーん、英語ねえ。苦手なんだよねぇ」とか言うし。
「ドイツ人って英語得意なんでしょ?」と聞くと、「私に限っては違う」とか(笑)
あと、「学生の時は嫌いだったし、話せなかったけど、留学行って鍛えた」とか。近いからなぁ。
こちらが多少なりともドイツ語話せるとわかると、すごいほっとした顔する人も多いし。
フランスに至ってはもっと極端で、たぶん言語的に少し遠いというのもあると思うのだけど、「あえて喋んない」というより、どっちかというと「本気でしゃべれない」みたい
パリっ子はあえて話さないとか聞くけど、どうだろうか?なんせパリの滞在時間は
20時間程度しかなかったのでちゃんと実証できないけど、レストランとかは普通に英語通じたけど、なんどか道に迷って親切そうな人に道聞いてみたら、「Non!(ごめん)」って感じだったのよね。日本人の「そーりーえいごワカリマセン」に近い感じだったので、ほんとに話せないんじゃないかと思ってます。
フランス在住の人に聞くと、「英語話そうとはしてくれてるんだけど、フランス訛りが強すぎて何言ってるか分からない」と
訛りというやつ、バカにできないものでして、私(というか日本人)のドイツ語はアラブ系・イタリア系の人と相性が悪く、お互いネイティブを介さないと伝わらないときもとにかく発音がお互い違いすぎて、お互いの発音が理解できない。
中国系とは相性いいです。発想が近いんだと思う。発音はわかりませんが(私はピンインができる自信はありません)、中国人に言わせると、地名や簡単な挨拶などの中国語については「ヨーロッパ人よりよほど中国語の発音がいい」そうで。あとは、言葉の組み立て方がどうしてもアジアよりだから、意図が伝わりやすいと思う。思想背景やある程度の歴史の共有というのがベースになっていると思います。
閑話休題。
ってことで、ヨーロッパ人は三か国語話せて当然!っていうのはたぶん雰囲気で言ってるか、エリート層の国際派のごく一部しか知らないで話してるんだと思うし、
英語ができると言われてるドイツ人だって大抵の人は英語になると無口になるし(笑)、
思ったより、非英語圏の英語力ってそんなに高いわけじゃないんだぞー、
というお話でした
・ドイツではみんな英語ぺらぺら
って話、聞きますけど、、、
実感としては、「うん、まぁ、日本よりはね、、」
ヨーロッパでは(最近日本でも?)語学習得は6段階評価のGER(Gemeinsamer europäischer Referenzrahmen für Sprachen、ドイツ語の略称なので英語だと違うかも)というので、低い方からA1、A2、B1、B2、C1、C2と分けています。
ぺらぺらの人が多い、のはそうなんだけど、それは言語体系がすごい似てるから習得しやすい、という話であって、実際に文法力を量る試験をやるとB2とかC1くらいでとどまっていたりする。
ある、自称言語教育に力を入れている大学のプログラムでは、第一外国語:C1、第2外国語:B1の力を身につけることを目標としています、という感じでした。
C1はざっくり大学入学レベル、B1だと旅行者レベル、というところでしょうか。
で、学生の時はやってても、就職したら忘れちゃうのはみんなおんなじで、もちろんある程度は話せるんだけど、専門性の高い高度な話になると
「え、日本はそういうとき通訳つかないの?」
と言われることもしばしば。場合によっちゃつくけど、、
あ、大学教授とか、一定のクラスの人はぺらぺらです。日本でも同じですが。
電車の放送はドイツ語のみ。ICEではドイツ語のあとに英語が入るときが多いけど、ドイツ語では
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。機械の故障により、○○駅到着は現在のところ20分遅れを予定しております。接続につきましては現在調整を行っており、分かり次第放送にてお伝えいたします。皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいませ。皆様の素敵な旅をお祈りしております。車内販売のご案内です。・・・食堂車では・・・」
そのあと英語で
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。」
・・・おい、情報量全然違うやん!!!
ってことも多い。
ドイツ人に実際聞いても、「うーん、英語ねえ。苦手なんだよねぇ」とか言うし。
「ドイツ人って英語得意なんでしょ?」と聞くと、「私に限っては違う」とか(笑)
あと、「学生の時は嫌いだったし、話せなかったけど、留学行って鍛えた」とか。近いからなぁ。
こちらが多少なりともドイツ語話せるとわかると、すごいほっとした顔する人も多いし。
フランスに至ってはもっと極端で、たぶん言語的に少し遠いというのもあると思うのだけど、「あえて喋んない」というより、どっちかというと「本気でしゃべれない」みたい
パリっ子はあえて話さないとか聞くけど、どうだろうか?なんせパリの滞在時間は
20時間程度しかなかったのでちゃんと実証できないけど、レストランとかは普通に英語通じたけど、なんどか道に迷って親切そうな人に道聞いてみたら、「Non!(ごめん)」って感じだったのよね。日本人の「そーりーえいごワカリマセン」に近い感じだったので、ほんとに話せないんじゃないかと思ってます。
フランス在住の人に聞くと、「英語話そうとはしてくれてるんだけど、フランス訛りが強すぎて何言ってるか分からない」と
訛りというやつ、バカにできないものでして、私(というか日本人)のドイツ語はアラブ系・イタリア系の人と相性が悪く、お互いネイティブを介さないと伝わらないときもとにかく発音がお互い違いすぎて、お互いの発音が理解できない。
中国系とは相性いいです。発想が近いんだと思う。発音はわかりませんが(私はピンインができる自信はありません)、中国人に言わせると、地名や簡単な挨拶などの中国語については「ヨーロッパ人よりよほど中国語の発音がいい」そうで。あとは、言葉の組み立て方がどうしてもアジアよりだから、意図が伝わりやすいと思う。思想背景やある程度の歴史の共有というのがベースになっていると思います。
閑話休題。
ってことで、ヨーロッパ人は三か国語話せて当然!っていうのはたぶん雰囲気で言ってるか、エリート層の国際派のごく一部しか知らないで話してるんだと思うし、
英語ができると言われてるドイツ人だって大抵の人は英語になると無口になるし(笑)、
思ったより、非英語圏の英語力ってそんなに高いわけじゃないんだぞー、
というお話でした