・・・だいたひかるさん、どうしてるんだろう。(笑)
女性芸人さんはいまいちこう、痛々しい感じの人が多い中、私は彼女のシュールな笑いが大好きでした。最近見かけませんね、ってもちろん私は日本のテレビをリアルタイムで見れる環境にはいませんが、、、
ということで、
どーでもいーいですよ
使ってる独日法律用語辞典の編者さんの名前、もう何年も見てるのに「ヘルン・ド・ゲッツェ」だと勘違いしていました。「ベルンド・ゲッツェ(Bernd Götze)」さんが正解、っていうか、「○○・ド・○○」ってフランスの名前じゃん。
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レオナルド・ダ・ヴィンチが「ヴィンチ村のレオナルド」なのは有名な話ですが、だいたいどの国も似たようなもので、日本なら氏ベースで「みなもと・の・よりとも」になり、シャルル・ド・ゴールは「ゴールさんちのシャルルさん」@フランス、ルードヴィヒ・フォン・ベートーベンは「ベートーベンさんちのルードヴィヒさん」。氏素性がはっきりしなかったり、名乗りを変える必要があれば職業や出身地を名字にしていた(宮本武蔵など)のもどこも一緒みたいで、ドイツ人には結構よくZimmerman(大工)さんやらBäcker(パン屋)さんやらがいます。どこの国でも時代が下るにつれて「~の」を付けなくなるのはなんでなんでしょうね?フランスはまだついてるのかしら。アンゲラ・メルケルはアンゲラ・フォン・メルケルじゃないもんね。
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西の市でドイツ語学校に通っていたころ、先生がしょっちゅう「アンゲラ・メルケルは・・」と彼女を主語にした文を仮でつくっていて、まぁ彼女は悪い人じゃなかったんだけどちょっと癖のある人で、受講生に「先生ホントメルケルさん好きだよねぇ」と言われて「別に好きなわけじゃないわよ!!」とマジギレしていたのをふと思い出した。
そのころ、接続法(仮定や願望や伝聞)を主にやっていて、
「私がメルケルだったとしたら、ワールドカップを毎年ドイツで開催するのに。」やら、
「新聞によれば、メルケルは~と主張している。」やら、というように、ちょっと自分から遠い人の好例として使いやすかった、らしい。
実際、接続法(とくに伝聞)を使うのは、すこし固い文章であることが多く、普通に喋ってる分には「私のお父さんはこういいました、曰く~」みたいな文章ではめんどくさいから直接話法にすることが実際は多い。仮定や願望だと普通にその辺でも会話の中で使うけど。
たとえば、コーヒーください。だと、
Kaffee bitte!(コーヒーください!(ちょうだい!))
Ich hätte gerne einmal Kaffee.(コーヒー一杯頂きたいです。)←これが仮定法
Können Sie mir eine Tasche Kaffee bringen?(恐縮ですがコーヒーを持ってきていただけないでしょうか?)
最初の頃、丁寧に言うには、と教科書で研究して、一番下をつっかえながら言ったら、ものすごい変な顔をされたなぁ。
英語に訳すと、感覚的には、
coffee please!
I'd like to take a coffee.
Could you serve a cup of coffee?
受験英語って恐ろしいよね、基本は一番丁寧にいうこと、って言われてるから、こんなんでも一番下を言った方がいいのかしら、と思うよね
ええ、一番上で十分ですとも。ちょっと気取ったところでも二番目で十分です。かなり正式な文章でも、お願いするときは「Wir bitten, dass~」(我々は以下のことをお客様にお願いします。)と普通に書いてあって、Können Sie~なんてかいてある文章はほとんど見たことがない。
前ちょっと書いたけど、他人同士で「○○しても(させてもらっても)いいですか?」は「Darf ich~」(英語のCan I~)を使うから、どういう場面でこれ使うのだろう?電車の中で「窓を閉めていただけませんか?」くらいしか思いつきません。お国柄として、煩かったら「静かにしていただけませんか?」じゃなくて「アンタ静かにしなさいよ!!」といきなりキレるしなぁ
そいえば無駄に丁寧で思い出しましたが、レストランに入った時も、当初、
Haben Sie einen Tisch fuer zwei Person zum Mittagessen? (ランチ用に二人用のテーブルありますか?)等とやってお店の人を困惑させたものでした。@しかもすらすら喋れない
こんなことを言われるとお店の人は「何の予約をしに来たのだ?」と思ったに違いない。もしくは、「うちは家具屋じゃないが?」と思ったかもしれない
言ってせいぜい「Haben Sie zwei Platz?」二人分席ありますか?
普通は「zwei Person!」二人です!
勿論複数形なんてスルーだぜ。な勢いですが、こっちのほうがよほど通じます。(笑)
予約の時は別なんですけどね。Tisch reservieren(テーブルを予約する)でひとまとまり。
ワタクシのお気に入りのハンブルクのスペイン料理屋は、何食べても美味しいのですが、予約の受け付けは電話でしかしてくれないので大変でした・・・
電話なんかきらいだ・・・
それにくらべて日本語なんて言った通り書くだけだから簡単でしょ?と思ったけど、こっちの人に聞いてみたら、
・無茶苦茶早い(同じ時間数に入れる音節数(≒母音の数)が多い)
・母音や子音を省略する(ありがとう、は、ARIGATOUではなくAiGtoくらいに聞こえる)
・違う発音なのに同じ文字であらわすのがね・・
と、また別の苦労があるようです。
あと、バリエーションね。ドイツ語も同義語が多い言葉ではあるけど、それでも一人称はichだけだもんね。だから論文では原則としてich使っちゃダメなんだって。(笑)
↑ドイツ語では、同じ言葉(とくに文頭)の繰り返しをとにかく嫌う。そのために、形式主語なんかは省略(!)できるくらいである。主語のない欧米語ってびっくりしません?
日本語のリスニングについては、とくに、かなり慣れた人でも「早い!
」は言われます。あ、ごみんごみん、といってゆっくり言い直すんだけど。逆に日本人が欧米語を話すときは気持ちゆっくり、その分大げさにアクセントを強調するくらいのつもりで言った方が通じやすいようです。すごく抑揚のなく、ぶつぶつ言ってる早口に聞こえるんだって。
今日は思いついたことだらだら―でした