だいありぃ。

くろねこのつれづれなるにちじょう。

何がなんだか

2021-08-08 21:47:50 | 語学
仕事で英語を使うこともたまにあり。

読む方は辞書と抄訳と自動翻訳を使ってどうにかなるけど、問題は書く方。

短文なら直接書けるけど、こういう長文。

「同様の傾向は他の場合にも起きているのか。例えば、日本においてはA領域とB領域とで違う傾向にあり、それは○○が原因であると言われているところ、貴国において同様の現象は生じているか。」

the same trends?起きる?えー?

と混乱してしまい全く英語にならず、仕方ないから先にドイツ語にチャンネルを切り替える。

Gibt es auch diese Tendenz im anderen Bereich? Zum Beispiel, in Japan, im Bereich A passt die Tendenz aber im Bereich B nicht, weil es xxx ist. Wie ist in Ihrem Staat?

こっちだと表現の稚拙さとか語彙力とかは度外視すれば言いたいことは表現できるのです。

そんで、だいたいのところを英語に戻す。(笑)

Are there the same trends also in another case? For example, ...

日本語だと「起きていますか」なのが、ゲルマン語圏では「そこにありますか」と表現することができる(ネイティブのこなれたドイツ語かどうかは気にしてはいけない)とか、「ほかの領域」が文の後ろの方に来るとか、そういうのがなんとなく分かるドイツ語で先に頭を整理しないと英語でまともに表現できないっていう、このめんどくささよ!(笑)

英語がわりと得意な人はこの言い換えを先に日本語でやる(とても得意な人は直接英語)そうなんだけど、間にドイツ語をクッションに置くってレアキャラだよなぁと思いつつ、まぁちゃんと?ドイツ語頑張ってよかった?のかなぁと思うけど同じ労力を英語に捧げてたらどうなっただろう?

あ、でもそれだとライバル多すぎて足切りされてただろうから、ここまでドイツ語が上がることはなかっただろうしやっぱドイツ語でよかったのか。(笑)あと、レアキャラなのでなかなか出番もないけど出番があるときは高確率で声がかかるというのもあり、なんかニッチな分野の
ライターとかに近いものがある。

---
とまぁ、この辺まで書いたとこで続きを書くのを忘れていたらしくアーカイブに残ってたのでそのまま公開(笑)

真夏の連休、雨の休日はほんと辛くて、パワーをもて余す元気いっぱいのちびっこ2人をどう満足させるかという。。なまじ電車のるのも躊躇われる時期だしなぁ。。

とりあえず、今日は塗り絵からテントからあらゆるリソースを放出した挙げ句、もて余してうどん打ってみたら意外と時間がつぶれ&上手にできたので、雨の日のうどんは定番になるかもしんない。(笑)
ドイツにいたときに手打ちしたときはうどんじゃなくてすいとんみたいになってたのは作業スペースが狭かったのと、やっぱ単純に腕が上がってるんだろうな。なんかこの春くらいからスピードが上がっていて、一手間かけるのがそんなに苦じゃなくなってきている。そんなすごい手間じゃなくて単純に千切りを細かく切るとか、魚に塩したあとはキッチンペーパーで拭くとか、茄子の炒め物作るときに隠し包丁いれるとか、乱切りは子供が食べやすいように小さく切るとかそういうレベルなんだけど、仕上がりがワンランク上がった感じはある。今日のもしっかりのばしてからうどんの細さで切ったからよかったんだろうと思われる。

今日は夕方近くなってやっと雨が上がったので、皆で外に出て、さっきおやつ食べたのにジェラートのお店に行って食べたり、晩ごはん用にパスタサラダをテイクアウトしたりしました。ジェラートも感動モノだったし、パスタサラダもとても美味しかった!どちらもはじめてのお店だったけどリピート確定です。
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ちょっとフライングですけど、まぁ書きたいときに。

2020-06-15 12:51:58 | 語学
育休中から取り組んでいたオンライン英語。

在宅勤務中も業務の一貫として続けていいよと言って貰えたので、地味ーに続けていまして、受講コース43レッスンのうち41レッスンを終えまして、ほぼ終わった気分(笑)。実際、あと長文(?)が1つとテストだけで、新しく習うことはもうない。

8割方、子供らに妨害されながらだったけどな!!
リアルの集団レッスンだと、子供連れてくわけにもいかないので、とてもよかったと思います。

この英会話学校にはこれ以上のレベル設定のクラスはなくて、あとはフリートークになります。

……正確に言うと、いまは平日昼間のお買い得コースを取っていて、夜とか休日にもフルで取れるコースを選択して倍くらい払えばビジネス英語のコースも取れるけど。(笑)

そんで、コロナも多少落ち着いたからと、新しい職場で英語の集団レッスンが始まったのだけど……

うん、オンラインのほうがいいや。😑

なんせ喋る機会が少ない上に、レベルが合ってない。

なんか自分で思っていた以上に英語慣れしていたらしく、提供されているクラスはほぼ聞き取れる上に思ったことを返せるので、あんま学ぶことはないなぁという印象。まぁ、ないよりはあったほうが慣れという意味ではいいんだけど、一時間半拘束されるにしては得るものが少なすぎる。

Eメールの書き方とかだったんだけど、正直通じりゃいいし……😶

まぁ、この辺はドイツ語で散々やったから相場感がわかっているというのはあって、基本的に頭のなかは外国語族の中でドイツ語と英語を切り替えてる感じ。

もうちょい詳しくいうと、大きなくくりとして日本語と外国語の切り替えスイッチがあって、構造から違うからか、外国語を話しているときは外国語の頭で話しているから日本語から訳している訳ではない。その中でドイツ語モードと英語モードがあって、瞬時にやってるからはっきりはわからないけど、どうもこれは単語or言葉のまとまりくらいで訳しながらやってるみたい。

なので、文の構造がドイツ語に引っ張られて枠構造を作ってしまい語順を注意されたり、なんだっけ…と言いたいときに「how can I say...」というべきところで「wie heißt das...」と言ってしまったり、単語単位でドイツ語が混ざったり、というのがしょっちゅう。😑💦💦なんなら途中でどれが英語でどれがドイツ語か分かんなくなったり(笑)

更に、WhatsAppとかでドイツ語でしばらくやりとりしていたあとはこれが激しくて、英語がとにかく出てこない😶

とまあ、マイナスポイントもあるのだけど、そもそもベースとなるゲルマン語が頭のなかにあるということは言葉のチョイスに相場感があるということでもあって、すごく楽をしているところが多い。

つーか、前にも書いた気がするけどそりゃドイツ人とかオランダ人は英語上手になるよ!って言いたい(笑)。だってほとんど置き換えてるだけだもん。

日本語から英語は、文構造から全部組み立て直しだからそりゃー苦労するよ😑

まぁ、ドイツ語も基本的にコミュニケーションに困らないってくらいでぺらぺらという訳でもないし、英語はもっとレベル低いので精進精進です。

がんばろっと。
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なんで日本人は英語が話せないのか?

2018-04-03 21:25:19 | 語学
真面目に論考してるニュースをちらほら見かけまして、、、

そりゃ、インド・ヨーロッパ語族じゃないからだよ!!と身も蓋もないことをいってるひとがほとんどいないことに衝撃😓

あまりに救いがないからなのか、はたまた中国や韓国なども視野に入れて話してるからなのか…

ドイツ語でそこそこ意思疎通ができるようになってわかってきたことだけど、人間、単語ごととか文字ごとにしゃべったり考えたりしてるんじゃなくて、文とか文章単位で考えてるみたい。

なので、日本人にとって、①have=持つ、という単語の意味がわかることと、②I have a dream.という文の意味がわかることの間、さらに③同文で始まるキング牧師の演説が理解できることの間には、結構越えづらい壁がある。

インド・ヨーロッパ語族はその点、言語にもよるけど①は何割か語源が被っており、②についても自分とこの言葉との多少の差を理解すればよくほとんど置き換えオッケー、③にいたっては②との区別が分かんないと思われる。(文化的背景や文どうしの繋ぎかたが近いため、各文がわかれば文章としてはスムーズに頭にはいる)

そりゃ、日本人は越える壁が高いんだもん、英語難しいさ!!😰
英語も含めた欧州語がある程度できる人と話してると、「あー、発想変えないとダメだよねー」という話になること多いもんなぁ…💦

ドイツ語でしゃべってても、中国人のドイツ語は分かりやすいんだよねぇ。単語の選び方や文の作り方が共通してるものがあるという…💦

ただ、がんばれば越えられる(思いを言語に置き換えるときにその言語で発想することができるように訓練する)ので、中国や韓国は必死で頑張ってるんじゃないのかな?国策で。
日本人はそこまでモチベーションが上がらないということなのかな、と思ったり、そこはわからないけども。

ちなみに私の場合、ドイツ語が第1外国語になってしまっているため、日本語の四割くらい(感覚的にですが)の難易度や内容のものは最初からドイツ語ですらすら出てくる感じ。

英語に関しては、基本ドイツ語で考えたものを瞬間的に置き換えてます。
だから、スピーキングに関しては確実に上手になっているけど、難しいことは単語も文法も知らないからできない💦
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英語おべんきょうちゅう。

2017-04-16 13:23:10 | 語学
ストレスにならない程度に(笑)

何度か書いたような気もするけど、やっぱり面白いのは、、


私、脳内で「ドイツ語から英語に」翻訳してる(笑)


日本語から欧米語に訳すのって結構大変で、文法構造が全く違うから、ドイツ語を話すときは発想からドイツ語に切り替えないとスピードが間に合わない。

つまり、たとえば、
「昨日子供が保育園に行っている間に美術館に行って、そのあとランチをたべて帰ってきました。」
と言うのに、ドイツ語だと
「Gestern habe(正確にはbinだけど、過去のこと=habeで話始める癖が💦) ich während Kindergarten meiner Tochter ins Museum gegangen und danach Mittagessen gehabt」
(脳内的な直訳=昨日私しました、保育園の間に、子供の、美術館に入った、そして、そのあとおひるごはんを持った)

ここまで元の言語がぐちゃぐちゃになるわけです(笑)
さらに、日本語と違って欧米語は動詞が時制や人称によって格変化するし。。

ドイツ語から英語に直すのは発想としてはそんなに難しくなくて、単語を置き換えて、動詞と主語の位置を調整して、枠構造をもとに戻してあげたら一応意味は通じる。

…そりゃ、ドイツ人は英語しゃべれるよ!💧とすごく思う(笑)


英語仕事が始まったらどれくらいやれるかわかりませんが、逆転現象は起きるのか?😅

こっそり多読とか始めてみました。どうなるかなー😌💦
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がるぱん

2017-03-22 22:45:39 | 語学
この前家族で山手線に乗ってたら、ガルパン車両でして。

ガールズ&パンツァー Girls und Panzer

なんか詳しくはしらないけど、流行ってて、ドイツ語らしいよ?と言い出す旦那。


あー、まー確かにandじゃなくてundだしねー、、戦車ってパンツァーなんだー

じゃなくて、「ガールズ」って何だ、Girlsって!(笑)

私「…ドイツ語ってーなら、めーどひぇんでしょ。Mädchen」
旦那「そんなこと言ったら誰もわからんでしょ、萌え系だってことが🙍」

むむ、まぁね…💦
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ドイツから友人が来ています

2017-02-25 21:13:49 | 語学
ドイツ人で、日本語少し勉強したひとですが、本人曰く「全然へたくそ」らしく、ほとんど話してくれません(笑)

育休中なのをいいことに色々つきあってる…のか、私の子守に付き合ってくれてるのかよくわかりませんが、なんやかんや一緒におります。なんならうちに二泊してったし。

ドイツ語…(汗)
まぁ一応なんとか話せはするけど、複文を話そうとすると混乱するなぁ。あともともと少ない単語数が俄然減っております。


旦那が結構英語できるので、うちにいると共通語は英語なはずなのですが、私のジャパディングリッシュ(日本語及びドイツ語寄りの英語)はレベルも発音もひどいものなので、聞く方はともかく話す方は使い物にならない😐

自然、三人で話すと日本語とドイツ語と英語が飛び交う混乱ぷりで、全部わかってるのは私だけという(汗)
英語真面目にやんないと😫


しかしここに問題が。

うちの子、あんま外国語で話してると怒るんです😶

しばらくは我慢して聞いてるんだけど、途中で我慢できなくなるらしく、わかんない!って泣き出しちゃって。

しかしドイツ語なんか使わないとコミュニケーション取れないから、あやしながら仕方なく続けるとなんとなく慣れるらしい。
よくわかりません(笑)

んで、パパ帰ってきたら更にワケワカラン言語が飛び交うものだからまたパニック😭

…いや、英語の歌とかかけてたやん…CDで…


もう一歳近くなると日本語の回路がかなりできてるんですね、とよくわかる出来事でありました。

ま、語学はあとから勉強しても必要があればなんとかなるもんなんです、きっと🙏

---
カフェでおしゃべりしていたら、ドイツ語を勉強しているという人に話しかけられました(・・)
少し練習になったかな?😅

ついでに少し私も話をしたら、
「発音すごくお上手ですね!」
と言われました。😏

が、これはなんというか必要に迫られて…(汗)

英語でもそうだと思いますが、文法は複雑なことを言わなければ結構ブロークンでもなんとかなるけど、リズム(イントネーション)と発音がしっかりしてないと通じないんですよね😶

日独協会というところがやってる「シュプラッハ・カフェ(Sprach Café)」というイベントがあるんですが、あえてカタカナで書くと「シプラッヵフェ〜」(シプラ、はできるだけ早く言う)と言わないとドイツ人には通じない。

あと昔から散々出てきてるRの発音とかWの発音とか。日本のラ行やバ行はLやBのほうに近いみたいで、そっちは注意されたことはないんですが、いずれにせよちゃんとやらないと全く通じないんでものすごく鍛えられました。

ドイツで生活して英語にも役に立ったことの一番大きいのはそれでしょうか(笑)

---
友人曰く。
「私も聞いててたまに日本語わかるときもあるんだけど…時間とかね」
ほう。
「なにせ早いんだよね。あなた達夫婦が話してるのとか聞いてると、ゆっくり話してくれたらもうちょっとわかるのかな、とも思うの😅」

ま、ネイティブのナチュラルスピードは早いもんだよねえ〜
特に日本語については、子音も母音も欧州語より少ないぶん日本語を発音するのはかなり簡単らしいのですが、早すぎ(同じ秒数で発音する音節≒母音の数が多すぎ)て聞く方は大変らしいです。

しばらく日本にいる間に、多少上達するのな?😉
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日本語の本を参考文献とすると、、、

2015-09-24 22:23:22 | 語学
 日本の論文だと、外国文献はそのまんまアルファベットで書くけど、欧米(たぶんどこでもそうだと思う)だと、書いたって誰も読めないから、漢字・平仮名・片仮名は使えない。

 ・・・ちょっと悔しい。

 なんでなら、すごく間抜けになるのだ!

 たとえば、よくある「ドイツ○○」やら、「アメリカ○○」、はたまた「○○ハンドブック」「○○ガイド」。

 あくまで、書名は「日本語」なので、訳して「German○○」「Deutsches○○」「U.S.A.○○」「○○handbook」「○○Guide」にはならない

 どうなるかっつーと、「Doitsu○○」「Amerika○○」「○○Handobukku」「○○Gaido」なのだ

 かっこ悪い

 そいえば、流行りの(?)キラキラネームで、「Michael」くんとつけようとして舞蹴(まいける)とかにしちゃうと、パスポートは「Maikeru」くんになっちゃうという話をきいたことがあるけど(笑)
 まさにそんな感じ。

 ま、私が今「Michael」を見ると「ミヒャエル」またはせいぜい「ミカエル」としか読めないのですが。だから英語きらいなんだーどうやったらこれでマイケルって読ませるんだ

 まぁ、これ、利点もあって(笑)、ドイツ人が「Doitsu」という単語を見て「Deutsch(land)」を連想することはまずないので、だいぶドイツよりの日本語文献(たとえば、私の場合だと日本の学者によるドイツ法の解説本など)を参照していても、何を参照したかよくわからないという、、、(こら

 もちろん、論文はドイツ語なので(そうじゃなきゃ1/3以下の時間で終わってる)、日本語の文献を先に参照していても、結局ドイツ法分野ではドイツ語の本を読まないと細かいところは分からないのだけど(たとえば、「公共の福祉」にどういう単語をあてるのか、とか)、まったく知らない分野を勉強するときに、日本語で概略がつかめるかつかめないか、というのはものすごく大きい。
 なんせ知らない単語だらけで、読んだって何の話だかちんぷんかんぷんなのだ
 (とくに法律学はどの国でもそう。おかげで通常のドイツ語が身につかないことこの上ない)

 で、一冊でも参考文献が多いほうが勉強家っぽいので(今回だいぶ手を抜いたけど、日本での指導教授は「関連分野の書籍は一冊たりとも逃すな!」と豪語していた)、ちょっとでも読んだ本はあんま関係なくても入れたいから、「どうせわかんないし、いいや」と入れ、、、(もごもご)

 というときに便利


 案外ドイツ人にこういう話すると受けるので、ネイティブと話すときの定番ネタだったりして。(笑)
 もちろん、論文とかの固い話ではなくて、地名とか。

 たとえば、ジュネーブはドイツ語で「Genf」ゲンフと呼ぶので、全然わからんかった。みたいな話から、「日本ではドイツの地名ってなんていうの?」という話になり、
 「BerlinはBerurin、HamburgはHanburuku、KölnはKerun、でもBonnはBonn。」
 「ボンわかりやすっ
 「あとは全然違って聞こえるー、言われたら分かるけどー」
 「でも、ドイツ人だって東京のことTokioって頭にアクセントつけて言うでしょ?おんなじだよー」
 というような。

 ちなみに、ジュネーブ、ミュンヘン、ヴェネツィアあたりは、現地語と英語(とたまに隣国語)でそれぞれ別の呼び名があって、まったく音が違うので、この手の話をするののとっかかりとしては非常に使いやすかったりします。
 逆に、ロンドン、ボンなどの母音と撥音が多い都市はどの国から読んでもだいたい一緒になるので、rの発音に気を付けさえすれば(!)誰が読んでも似たような音になるね、とこれまた落ちに使える

 LとRの発音はやっぱ曲者で、もともと日本では身の回りにない音だから、発音ができないだけならまだなんとかなるんだけど(意識して大げさなほど変えればいい)、聞き分けられないんですよ。
 WとBとV、EとÄもわかりませんが・・・メアドとか電話で聞くと悲惨。たとえば、ヴィルヘルム・ベッカーさんのアドレスがwbecker@うんぬんだったとすると、
 向こう「w、b、e、c、」
 こっち「べー、べー??えー?(えっと、ドイツ語だからエーはAじゃなくてE、、)??Bは二回?一回?」
 向こう「違います、w、bです、、」
 お互い「「???」」

 じゃ、私のアドレス言いますよ、というのも簡単ではなく、たとえば仮に鈴木花子だったとして、suzukiはドイツ語で読むとズツキとしか読めないから、復唱した時に
 自分「ハナコスズキなので、hsuzukiです」
 向こう「???」

 ちなみに、ドイツはLもRも日本人から聞いたら「える」としか聞こえないため、ライオネル・リッチーさんでもドイツだと同じ問題が生じると思います
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冗談を言います。聞いてください。

2015-08-26 19:57:15 | 語学
 ・・・だいたひかるさん、どうしてるんだろう。(笑)
 女性芸人さんはいまいちこう、痛々しい感じの人が多い中、私は彼女のシュールな笑いが大好きでした。最近見かけませんね、ってもちろん私は日本のテレビをリアルタイムで見れる環境にはいませんが、、、

 ということで、

 どーでもいーいですよ

 使ってる独日法律用語辞典の編者さんの名前、もう何年も見てるのに「ヘルン・ド・ゲッツェ」だと勘違いしていました。「ベルンド・ゲッツェ(Bernd Götze)」さんが正解、っていうか、「○○・ド・○○」ってフランスの名前じゃん。

***

 レオナルド・ダ・ヴィンチが「ヴィンチ村のレオナルド」なのは有名な話ですが、だいたいどの国も似たようなもので、日本なら氏ベースで「みなもと・の・よりとも」になり、シャルル・ド・ゴールは「ゴールさんちのシャルルさん」@フランス、ルードヴィヒ・フォン・ベートーベンは「ベートーベンさんちのルードヴィヒさん」。氏素性がはっきりしなかったり、名乗りを変える必要があれば職業や出身地を名字にしていた(宮本武蔵など)のもどこも一緒みたいで、ドイツ人には結構よくZimmerman(大工)さんやらBäcker(パン屋)さんやらがいます。どこの国でも時代が下るにつれて「~の」を付けなくなるのはなんでなんでしょうね?フランスはまだついてるのかしら。アンゲラ・メルケルはアンゲラ・フォン・メルケルじゃないもんね。

***

西の市でドイツ語学校に通っていたころ、先生がしょっちゅう「アンゲラ・メルケルは・・」と彼女を主語にした文を仮でつくっていて、まぁ彼女は悪い人じゃなかったんだけどちょっと癖のある人で、受講生に「先生ホントメルケルさん好きだよねぇ」と言われて「別に好きなわけじゃないわよ!!」とマジギレしていたのをふと思い出した。
そのころ、接続法(仮定や願望や伝聞)を主にやっていて、
「私がメルケルだったとしたら、ワールドカップを毎年ドイツで開催するのに。」やら、
「新聞によれば、メルケルは~と主張している。」やら、というように、ちょっと自分から遠い人の好例として使いやすかった、らしい。

実際、接続法(とくに伝聞)を使うのは、すこし固い文章であることが多く、普通に喋ってる分には「私のお父さんはこういいました、曰く~」みたいな文章ではめんどくさいから直接話法にすることが実際は多い。仮定や願望だと普通にその辺でも会話の中で使うけど。
たとえば、コーヒーください。だと、
Kaffee bitte!(コーヒーください!(ちょうだい!))
Ich hätte gerne einmal Kaffee.(コーヒー一杯頂きたいです。)←これが仮定法
Können Sie mir eine Tasche Kaffee bringen?(恐縮ですがコーヒーを持ってきていただけないでしょうか?)
最初の頃、丁寧に言うには、と教科書で研究して、一番下をつっかえながら言ったら、ものすごい変な顔をされたなぁ。
英語に訳すと、感覚的には、
coffee please!
I'd like to take a coffee.
Could you serve a cup of coffee?
受験英語って恐ろしいよね、基本は一番丁寧にいうこと、って言われてるから、こんなんでも一番下を言った方がいいのかしら、と思うよね

ええ、一番上で十分ですとも。ちょっと気取ったところでも二番目で十分です。かなり正式な文章でも、お願いするときは「Wir bitten, dass~」(我々は以下のことをお客様にお願いします。)と普通に書いてあって、Können Sie~なんてかいてある文章はほとんど見たことがない。
前ちょっと書いたけど、他人同士で「○○しても(させてもらっても)いいですか?」は「Darf ich~」(英語のCan I~)を使うから、どういう場面でこれ使うのだろう?電車の中で「窓を閉めていただけませんか?」くらいしか思いつきません。お国柄として、煩かったら「静かにしていただけませんか?」じゃなくて「アンタ静かにしなさいよ!!」といきなりキレるしなぁ

 そいえば無駄に丁寧で思い出しましたが、レストランに入った時も、当初、
Haben Sie einen Tisch fuer zwei Person zum Mittagessen? (ランチ用に二人用のテーブルありますか?)等とやってお店の人を困惑させたものでした。@しかもすらすら喋れない
 こんなことを言われるとお店の人は「何の予約をしに来たのだ?」と思ったに違いない。もしくは、「うちは家具屋じゃないが?」と思ったかもしれない
言ってせいぜい「Haben Sie zwei Platz?」二人分席ありますか?
普通は「zwei Person!」二人です!
勿論複数形なんてスルーだぜ。な勢いですが、こっちのほうがよほど通じます。(笑)

予約の時は別なんですけどね。Tisch reservieren(テーブルを予約する)でひとまとまり。

ワタクシのお気に入りのハンブルクのスペイン料理屋は、何食べても美味しいのですが、予約の受け付けは電話でしかしてくれないので大変でした・・・
電話なんかきらいだ・・・


それにくらべて日本語なんて言った通り書くだけだから簡単でしょ?と思ったけど、こっちの人に聞いてみたら、
・無茶苦茶早い(同じ時間数に入れる音節数(≒母音の数)が多い)
・母音や子音を省略する(ありがとう、は、ARIGATOUではなくAiGtoくらいに聞こえる)
・違う発音なのに同じ文字であらわすのがね・・
と、また別の苦労があるようです。
あと、バリエーションね。ドイツ語も同義語が多い言葉ではあるけど、それでも一人称はichだけだもんね。だから論文では原則としてich使っちゃダメなんだって。(笑)
↑ドイツ語では、同じ言葉(とくに文頭)の繰り返しをとにかく嫌う。そのために、形式主語なんかは省略(!)できるくらいである。主語のない欧米語ってびっくりしません?

日本語のリスニングについては、とくに、かなり慣れた人でも「早い!」は言われます。あ、ごみんごみん、といってゆっくり言い直すんだけど。逆に日本人が欧米語を話すときは気持ちゆっくり、その分大げさにアクセントを強調するくらいのつもりで言った方が通じやすいようです。すごく抑揚のなく、ぶつぶつ言ってる早口に聞こえるんだって。


今日は思いついたことだらだら―でした
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ドイツ人の英語、フランス人の英語

2015-07-31 17:16:40 | 語学
・非英語圏の欧州では、英語+母国語+第二外国語が話せて当然!
・ドイツではみんな英語ぺらぺら

って話、聞きますけど、、、

実感としては、「うん、まぁ、日本よりはね、、」

ヨーロッパでは(最近日本でも?)語学習得は6段階評価のGER(Gemeinsamer europäischer Referenzrahmen für Sprachen、ドイツ語の略称なので英語だと違うかも)というので、低い方からA1、A2、B1、B2、C1、C2と分けています。

ぺらぺらの人が多い、のはそうなんだけど、それは言語体系がすごい似てるから習得しやすい、という話であって、実際に文法力を量る試験をやるとB2とかC1くらいでとどまっていたりする。

ある、自称言語教育に力を入れている大学のプログラムでは、第一外国語:C1、第2外国語:B1の力を身につけることを目標としています、という感じでした。

C1はざっくり大学入学レベル、B1だと旅行者レベル、というところでしょうか。

で、学生の時はやってても、就職したら忘れちゃうのはみんなおんなじで、もちろんある程度は話せるんだけど、専門性の高い高度な話になると

「え、日本はそういうとき通訳つかないの?

と言われることもしばしば。場合によっちゃつくけど、、

あ、大学教授とか、一定のクラスの人はぺらぺらです。日本でも同じですが。


電車の放送はドイツ語のみ。ICEではドイツ語のあとに英語が入るときが多いけど、ドイツ語では
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。機械の故障により、○○駅到着は現在のところ20分遅れを予定しております。接続につきましては現在調整を行っており、分かり次第放送にてお伝えいたします。皆様には大変ご迷惑をおかけしておりますが、ご了承くださいませ。皆様の素敵な旅をお祈りしております。車内販売のご案内です。・・・食堂車では・・・」
そのあと英語で
「本日はICEをご利用いただきありがとうございます。素敵な一日をお過ごしください。」

・・・おい、情報量全然違うやん!!!

ってことも多い。


ドイツ人に実際聞いても、「うーん、英語ねえ。苦手なんだよねぇ」とか言うし。
「ドイツ人って英語得意なんでしょ?」と聞くと、「私に限っては違う」とか(笑)
あと、「学生の時は嫌いだったし、話せなかったけど、留学行って鍛えた」とか。近いからなぁ。

こちらが多少なりともドイツ語話せるとわかると、すごいほっとした顔する人も多いし。


フランスに至ってはもっと極端で、たぶん言語的に少し遠いというのもあると思うのだけど、「あえて喋んない」というより、どっちかというと「本気でしゃべれない」みたい
パリっ子はあえて話さないとか聞くけど、どうだろうか?なんせパリの滞在時間は
20時間程度しかなかったのでちゃんと実証できないけど、レストランとかは普通に英語通じたけど、なんどか道に迷って親切そうな人に道聞いてみたら、「Non!(ごめん)」って感じだったのよね。日本人の「そーりーえいごワカリマセン」に近い感じだったので、ほんとに話せないんじゃないかと思ってます。

フランス在住の人に聞くと、「英語話そうとはしてくれてるんだけど、フランス訛りが強すぎて何言ってるか分からない」と

訛りというやつ、バカにできないものでして、私(というか日本人)のドイツ語はアラブ系・イタリア系の人と相性が悪く、お互いネイティブを介さないと伝わらないときもとにかく発音がお互い違いすぎて、お互いの発音が理解できない。
中国系とは相性いいです。発想が近いんだと思う。発音はわかりませんが(私はピンインができる自信はありません)、中国人に言わせると、地名や簡単な挨拶などの中国語については「ヨーロッパ人よりよほど中国語の発音がいい」そうで。あとは、言葉の組み立て方がどうしてもアジアよりだから、意図が伝わりやすいと思う。思想背景やある程度の歴史の共有というのがベースになっていると思います。

閑話休題。

ってことで、ヨーロッパ人は三か国語話せて当然!っていうのはたぶん雰囲気で言ってるか、エリート層の国際派のごく一部しか知らないで話してるんだと思うし、
英語ができると言われてるドイツ人だって大抵の人は英語になると無口になるし(笑)、
思ったより、非英語圏の英語力ってそんなに高いわけじゃないんだぞー、

というお話でした
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話法の助動詞

2015-07-16 22:18:08 | 語学
 ドイツ語を学ぶ羽目になった時に、面食らう助動詞・・・それは、sollenとdürfen。ちょっと遅れて、wollen。

 ドイツ語の話法の助動詞には、6つあります。
 können できる(英語のcan)
möchten(magen) したい(願望)
müssen しなければならない(英語のmust)
wollen したい(強い意志)
dürfen してもよい(許可)
sollen しなければならない、するべきだ

 順番は適当。

 英語だと、will(未来)、can(可能)、must(強制)くらいしかないので、使い分けに外国人はかなり戸惑います。

 sollenはいまだにかなり限定した場面でしか使えません
 その「限定した場面」とは・・・英語のschallの意味で使う場合。
 どこそこ行かない?とか友達を誘うときは、sollen wir~?とお誘いします。今週末一緒に飲まない?とか。
 教科書的には、他者からの強制や強い推薦で何かをしなければならないときに使います。辞書に載ってる例文は、「君は恥を知るべきだ」「君は両親を敬わねばならない」。
 ~したほうがいい?みたいなことを聞くときも使ってるけど、合ってるかどうかわかんない

 wollenとmöchtenについては、日本語にするとどっちも「~したい」。厳密な意味での使い分けは語学学校では習いませんでした(wollenは意志が強すぎるから難しい、外人は使わない方が無難と言われた)が、友達に聞いたところ、以下のような感じだそうです。
 wollen:話し相手が何も口出す権限がない場合。(日本語で言うと、「~するつもり」が近い)
     例:(友達に)今度の連休は彼女とフランスに行きたいと思ってるんだ。
 möchten:話し相手と相談している場合
     例:(彼女に)今度一緒に行く旅行なんだけど、僕はフランスに行きたいな。

 wollenにはもひとつ問題があって、未来形werdenおよび未来のことを示す現在形との使い分けというのがあります。また、一人称・三人称がwillだから、英語のwillと混同しやすいんだよなー
 ただ、結構これは簡単で、上記の通りwollenは「つもり」なので、未確定の場合にのみ使います。未来のことを示す現在形は日本語と同じで、未来のことを示すときも、文脈で未来のことと分かってれば現在形を使えます。未来形werdenは未来のことを言ってるかどうか文脈から理解できない場合(日付等が入ってない場合)。具体的にはこんな感じ。
 wollen:ケーキの食べ放題に行くつもりなんだ。
 werden:宇多田ヒカルのアルバムが発売されます。
 現在形:来月、宇多田ヒカルのアルバムが発売されます。

 そしてだいたいの場合、将来の予定なんて未確定か、または日付等を伴って発言されることが多いので、日常会話ではほとんどwerden未来形は使わないのだけど、文章ではたまに使われてるのを見かける。

 könnenとdürfenの違いは、最初から戸惑ってはじまって、最後のほうまで戸惑うかも。ルールに厳しいドイツ人らしい単語だと思います。

 können:物理的、心理的に可能
     例:わたしは逆上がりをすることができる。
 dürfen:ルール的に可能
     例:ここではタバコを吸うことができる。

 で、このdürfenなのですが、私最近まで間違ってkönnenを使っていた場面があって、「○○してもいいですか(できますか)?」と、居合わせた人に聞くようなときなのですが。

 たとえば、部屋が暗くて、電気をつけたいとき、相手につけてほしいときはkönnenを使います。「電気つけてくれる?」≒「あなたは電気つけられるような状況かい?」
 なので、というわけでもないのですが、無意識に、自分でつけようとするときもkönnenを使ってたのですが、どうも周りを見るとdürfenを使っている。

 なんでかなーと考えたのですが、たぶんこれ元々の翻訳のほうに引っ張られすぎていたかなーと。(こう書いたほうが一般論としてわかりやすいというのはわかる)
 何かしらの許可があって初めてできるようになることに関しては、dürfenを使うようなんですね。
 で、電気つけるのは一応(相手への敬意を示すという意味で)その場にいる人の「許可」を得てつけるわけだから、「dürfen」を使う、と。
 そういう意味では、カジュアルな言い回しになりますが、「電気をつけていいですか?」(私はつけることができるか?)ではなく、「電気つけさせてもらっていいですか?」が正確な翻訳かもしれません。


 まぁ、このすーぱーはいぱーな翻訳を思いついた!ということを書きたいがために、ワタクシはここまで長々書いてきたわけですよ!(苦笑)


 ちなみにですね、案外(?)ドイツ人は礼儀正しいというか、相手を尊重する文化みたいでして、たとえばコンサートなどで通路側に座っている人にちょっとどいてほしいとき(トイレに行く場合など)は当然先述の通りdürfenを使うのですが(または相手を主語にしてkönnen。でも丁寧度はこっちのほうが下がるみたい)、相手が気を利かせて「外に出たいですか?」と聞くときはwollenを使って聞いてきます。

 ・・・なんのこっちゃい、というお話ですが、日本語に直すとこういうこと↓

 こっちからお願いする場合「外に出させてもらってもいいですか?」 ×「外に出たいんですけど」
 相手から提案する場合「外に出るんですね?」 ×「外に出たいですか?」

 無意識ですが、「出たいですか?」と聞くと、「俺の了承が必要なんだぞー」って、上からの感じがするのではないかと、逆に「出たいんですけど」と声をかけると「そこどけよ、邪魔」ってこれまた上からの感じがするのではないかと思います。
 ちなみにこの場合に自分からwollenを使うのは問題外ですね。完璧に「あんた邪魔」と言っています(笑)
コメント
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