お隣さん

東京の短大入学を理由に実家を後にしたわたし。

1年目は大学の女子寮に。
2年目は大学近くに友達とアパートを借り、卒業とともに中野区民となる。
風呂なしの小さなアパートで一人暮らし。そのあと世田谷区民となりバストイレつきの部屋に出世。そのあとイギリスへ。ホームステイを初めて体験。その後日本人の女性とホリデーフラットをシェア。そして郵便局で知り合ったイギリス人のおばあさんの家にいそうろうし、、、、そのあと東京は練馬区にいた（今は）旦那のアパートにお邪魔して、、、一度、同じ最寄駅反対のマンションに引越し、それからは旦那の仕事の関係で大学の中に5年住んだ。

東京の真ん中にある大学なのだが、大学の中に入ってしまうと緑がいっぱいで、わたしたちの住んでいたところは鳥の声がうるさく、緑しかみえず。

”　あれ？ここは軽井沢？？？　”

みたいな錯覚を起すほどの環境のよさ。娘はこのキャンパスで断乳し、歩くのを覚え、三輪車を乗り回し、自転車に乗り始めた。廊下は掃除のおばさんが掃除してくれ、周りの緑は常に庭師さんが見てくれていた。


こんな贅沢な環境でも寂しいポイントがあった、、、大学の中のため”　お隣さん　”　がいなかった。

その後いきなりの引越し決定。旦那の仕事の関係でいきなり引越しすることに。

娘の学校の近くのマンションに引越してきたのが２年半前になるか、、、
マンションに引っ越してきて嬉しかったのが、、、、

”　お隣さん　”　ができたこと。

当初、すぐお隣は空き部屋でお隣さんは、隣の隣の　”　落合さん　”となったのだが。引越ししてすぐに、”ぶどう”をおすそ分けしてもらう。こういうのにあこがれていた。いやあ、、、落合さんにはお世話になった。本当にお世話になった。

いつもにこにこ。
とても柔らかいオーラを発してる。
何でも聞いてもらいたくなってしまい、、、、落合さんを見かけると立ち話に花が咲いた。

その落合さんが、本日、お引越し。
旦那様の転勤でつくばへ、、、

なんだかとても寂しい気分。
また会うことがあるのだろうか？





本当にお世話になった。
落合さん、つくばでもお元気で。

本当にありがとうございました！！！