ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

春闘勝利だ! みんな、怒っているかい?!

2006年03月28日 23時54分13秒 | Weblog
これから1年間の賃金水準を決定する春闘の攻防が佳境を迎えつつある。
全体としてはバブル期を上回る好景気のはずだが、それを実感している人はどこにいるのだろうか。80年代後半~90年代前半の、いわゆるバブル期には、ジュリアナ東京の「お立ち台」など庶民が参加できる場があったし、大卒で広告会社に就職した同級生はいきなり手取り60万円と実感があった(地方公務員となった私は手取り10万だったが)。今、どこにそんな「庶民」がいるんだろうか。
川内博史氏(衆議院議員・民主党・九州比例)は1月末に鹿児島市で開催された集会で「小泉構造改革は、大企業というよりその経営者のための改革だ。国会で総理は『格差拡大を確認する統計データはない』と断言したが、あれは99年のデータを使ったものであり、小泉政権誕生以前のデータだ。まさに偽装ではないのか」と斬って捨てた。その通りだ。
今、世界各国で労働者は闘っている。アメリカで、フランスで、イギリスで、連日、○万人規模のデモや集会、ストと直接行動を起こしている。自分の身分が保障されればいいというものではない。全体の身分が保障されてこそ、自分の身分も守られる。さすが、民主主義と自由を血を流して獲得してきた人々の末裔だと思う。
かたや、我がニッポン。労働組合員は疲れ切り、労働組合の元気もない。元気なのは「権利放棄」の未組織者だけだ。組合員が闘って獲得した権利の上にあぐらをかき、カラオケを歌いまくり、ゴルフに興じ、最近の組合はだらしがないなどと評論家を気取っている(私の回りだけ?)。
WBC世界一だとかスポーツで盛り上がるのもいいが、本当ならば、お互いの賃金や権利といった働く条件を改善して、「ああ、これで生ビール一杯を楽しめる」という喜びの上で、WBC世界一を祝いたいものだ。自分の不幸をWBC世界一でごまかそうなんざ、どうかしていると思わないのだろうか。
キミは怒っているかい?
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花見シーズンですね。

2006年03月28日 00時32分25秒 | Weblog
今年の桜の開花は早めのようですね。
満開の桜というのは心をうきうきさせる不思議な力があります。
でも、ここ八重の桜は今が7分というところ。
森の緑をバックに薄桃が映えるのが特徴です。距離的には短いものの、枝が道路に覆い被さろうとしているので、桜のトンネルができます。

我が家の庭のモモやスモモも花を咲かせ始めました。ワラビも芽をどんどん伸ばしています。おいしい季節の到来ですね。
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