元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
ソシンロウバイ・2~開花
今日は昔の会社の同期の連中との“歩く会”。10キロ歩いてお風呂に入り宴会をして明るいうちに解散するというコンセプトで、10年前から年3回実施している。今日のコースは京成線新三河島駅がスタートで、まず水泳金メダリスト北島康介さんのご実家/北島商店で名物のメンチカツを食べてから、日暮里の“トレインミュージアム”を目指す。ところがそのミュージアムがどこにも見当たらず、日暮里駅周辺を男12人の団体がウロウロ。結局、駅の案内所で尋ねると、ミュージアムは線路に架かる下御陰殿橋(しもごいんでんばし)の上のことで、そこから眼下に東北新幹線、東北本線、山手線などの電車を見るという仕組み。寒風吹きすさぶ中、橋の上から数分間、通過電車を見てから、ようやく今日のメインの“浅草七福神”を目指す。
最初は寿老人の“鷲(おおとり)神社”にご参拝。その後、弁財天の“吉原神社”、再び寿老人の“石浜神社”、布袋尊の“橋場不動院”、福禄寿の“今戸神社”、毘沙門天の“待乳山聖天(まつちやましょうでん)”、そして恵比須様の“浅草神社”、大黒天の“浅草寺”を通って、銭湯の“蛇骨湯(じゃこつゆ)”でしっかり温まり、ゴールの宴会は我々にはお馴染みの“飯田屋”。“どぜう”を肴にしこたま飲んできた。同期の連中とこうして時々会うのは楽しいものだ。
ちなみにどじょう鍋で“ぬき”と言えば、骨抜きで“まる”と言えば、頭から丸ごと入っている。今日はもちろん、両方食べてついでに唐揚げもしっかりいただいた。浅草にお出掛けの際は、お薦めのお店ではある。
さて写真は小山内裏公園のエントランス付近に植栽されている「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」。花の中央部分が赤紫色を帯びるロウバイに対して花被片全体が黄色一色になる。花弁は蝋のような質感で美しく、またその芳香が何とも言えず良い。ソシンロウバイはロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。
最初は寿老人の“鷲(おおとり)神社”にご参拝。その後、弁財天の“吉原神社”、再び寿老人の“石浜神社”、布袋尊の“橋場不動院”、福禄寿の“今戸神社”、毘沙門天の“待乳山聖天(まつちやましょうでん)”、そして恵比須様の“浅草神社”、大黒天の“浅草寺”を通って、銭湯の“蛇骨湯(じゃこつゆ)”でしっかり温まり、ゴールの宴会は我々にはお馴染みの“飯田屋”。“どぜう”を肴にしこたま飲んできた。同期の連中とこうして時々会うのは楽しいものだ。
ちなみにどじょう鍋で“ぬき”と言えば、骨抜きで“まる”と言えば、頭から丸ごと入っている。今日はもちろん、両方食べてついでに唐揚げもしっかりいただいた。浅草にお出掛けの際は、お薦めのお店ではある。
さて写真は小山内裏公園のエントランス付近に植栽されている「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」。花の中央部分が赤紫色を帯びるロウバイに対して花被片全体が黄色一色になる。花弁は蝋のような質感で美しく、またその芳香が何とも言えず良い。ソシンロウバイはロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。
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アオギリ・2~冬芽と葉痕
首都大学東京キャンパスに植栽されている被爆2世の「アオギリ(青桐)」。冬芽は球形で細かい毛が密生している。中央の葉痕の直径1センチほどで、アオギリの葉が大きいことがわかる。葉痕観察ではこれまでは“動物顔”などに見えるものを楽しんで撮ってきたが、特に動物顔に見えなくても植物観察のポイントとして覚えていくことにしよう。アオギリはアオイ科(←アオギリ科)アオギリ属の落葉高木。
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オニグルミ・1~鑓水板木の杜緑地
多摩ニュータウンでは月曜日に降った雪が融けずに残り、あちこちで凍り付いている。早朝の歩道はアイスバーンで、駅までは革靴に簡易スパイクを付けて歩くという始末。また今朝は最強寒波の影響で、東京都心の最低気温はマイナス4℃となり、昭和45年(1970年)以来48年振りのマイナス4℃台。八王子はマイナス8℃で、府中市(東京)では観測史上1位となるマイナス8.4℃だった。更に北海道・喜茂別では全国でこの冬初めてマイナス30℃を下回ったとのニュース。
私はスキー場でマイナス15℃くらいまでは体験した記憶があるが、マイナス30℃というのがどんなものなのか想像もつかない。古典落語に“嘘つき弥次郎”という演目がある。ほら吹き男の弥次郎が久し振りにご隠居の家にやってきて、1年ばかり北海道に行ってきたと話し始める。旅先で朝食に生卵を食べたいと思って女中に注文すると、『ただいま、茹でてまいります。』との返事。茹で卵ではなく生卵だと言うと、女中が『ここでは茹でなければ生になりません。』と答える。また、あまりの寒さで『おはよう』の言葉が言った端からそのまま凍ってしまう。そして春になると、それが融け始め、あちこちで『おはよう』『おはよう』『おはよう』の声が聞こえてくる・・・・等々。マイナス30℃だとこんな感じだろうか。まさか。
さて写真はクルミ科クルミ属の「オニグルミ(鬼胡桃)」。その葉痕観察は冬のお決まりで、今年も楽しい顔を見ることができた。オニグルミの葉痕は個体差があり“猿顔”に見えることもあれば、写真のように“羊顔”に見えることもある。これは鑓水板木の杜緑地のもの。
私はスキー場でマイナス15℃くらいまでは体験した記憶があるが、マイナス30℃というのがどんなものなのか想像もつかない。古典落語に“嘘つき弥次郎”という演目がある。ほら吹き男の弥次郎が久し振りにご隠居の家にやってきて、1年ばかり北海道に行ってきたと話し始める。旅先で朝食に生卵を食べたいと思って女中に注文すると、『ただいま、茹でてまいります。』との返事。茹で卵ではなく生卵だと言うと、女中が『ここでは茹でなければ生になりません。』と答える。また、あまりの寒さで『おはよう』の言葉が言った端からそのまま凍ってしまう。そして春になると、それが融け始め、あちこちで『おはよう』『おはよう』『おはよう』の声が聞こえてくる・・・・等々。マイナス30℃だとこんな感じだろうか。まさか。
さて写真はクルミ科クルミ属の「オニグルミ(鬼胡桃)」。その葉痕観察は冬のお決まりで、今年も楽しい顔を見ることができた。オニグルミの葉痕は個体差があり“猿顔”に見えることもあれば、写真のように“羊顔”に見えることもある。これは鑓水板木の杜緑地のもの。
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オニマタタビ・1~葉痕
中山地区の道路脇で見られる「オニマタタビ(鬼木天蓼)」の葉痕。ここにネコ顔でもあれば面白いが、動物顔は見えなかった。オニマタタビはマタタビ科マタタビ属のつる性落葉木本で中国原産。この原種をニュージーランドで果樹として品種改良されたもので、いわゆる「キウイフルーツ(kiwifruit)」のこと。
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