昨日は一日、テンションがマックスでした。
ある市にサポートコーチとして2回目の訪問です。
1回目の効果は良い形にでていました。
午前中は保健師さんの研修と実践報告、早期発見の検診場面で、定型発達も含むすべての親御さんに発達障害の解説をする時間があり、あわせて親御さんが気になる部分をチェックするシートをくばるという取り組みです。
早期発見からオブラートに包んだ対応が多い広島では本当に一歩です。
「どうしても氷山モデルの上の説明が多くなるので、下の部分をイメージしてもらうことが重要です」とアドバイスしました。
午後は、保育所ですが、1対1で勉強を教える場面や活動を明確にする境界の設定、まず本人がカームダウンして対応するなど、小さいですが確実に広島のモデルになる実践がスタートしていました。
「ユニバーサルデザインと個別の設定を両面で支援する」
「抽象的なアドバイスしかできないマニアックな専門家に頼らないで、市独自で早期発見プログラム、保育所、児童発達支援事業の支援体制整備をすすめる必要があります。」
と助言しました。
来年度、新しい早期発見後フォローモデル、OJT型ペアレントトレーニングとそれに必要な専門家トレーニングが1年間の事業ですが、予算がおりたようで、サポートコーチとあわせて、数か所でモデルをつくる予定です。基本はTEACCHの1対1エリアからはじまるモデルですので、真新しさはありませんが、地域の地域専門家による、どの地域にも般化可能なモデルにしあげていきます。
そういえば最近、全国からの視察が増えています。
来年度も踏ん張って小さなモデル、あの地域しかできないモデルではなく、どの地域でもできるモデルを広げます。
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