仙台への旅の続きをつづるとすれば、
次は仙台キリンスポーツクラブで、テニスをした話になる。
しかし、ここはひとつ。
おととい突如襲われた腰痛の話。
いきなり腰に電気が走って、まったく曲がらなくなった。
経験者には、よくおわかりの症状だと思うが、まさに「ギックリ腰」。
ボクの場合はそこまで重度のものではなかったが、起きあがるのが精一杯な状態だった。
腰を曲げようとすると、電気が走る。
顔を洗おうと前屈みになってそのまま腰抜けになり、
膝の力がぬけて、崩れ落ちた。…横になって眠りについても、
寝返りを打とうとして、その激痛に目覚める…こんな体験は初めてだった。
骨の髄から発信されるその痛みに、かすかな恐怖を覚え、
とにかく翌朝、紹介された整形外科へ。
那覇市内では「腰痛」では有名な外科医だから…と緊張した面持ちで、伺ってみる。
なにしろ、こちらは脂汗が出るような状況だ。ワラにもすがる気持ちである。
…外科医は結構なお年を召した男性だった。
さっそくレントゲン写真を4枚撮影。
ほどなく診察室に呼び出され、先生の診察を受ける。
「腰が満期を迎えたんじゃな」
「悪い姿勢でいたことが、積もり積もって今、満期になったんじゃ」
「だから、この背骨の並びが歪んでしまって、神経を刺激し、激痛が走る」
「曲がった土台をそのままにしておいたら、「首」や「頭」も痛いコトになってしまう」
横になってください…と看護士に言われるまま、横になっていると、
先生が全体重をかけて、曲がった背中をボキボキ、バキバキと施術してくれた。
その荒療治にびっくりして、呼吸を乱していたら、いきなり立ち上がれと言う。
「立ち上がって、合図にあわせて膝を高く上げてください。」
「いち、に、いち、に、いち、に、いち、に、…」
「そのまましゃがんで頭を膝のあいだに入れてください。」
「…い、いたい、」
「膝を曲げずに前屈をしてください。」
「…い、いたくて、まがりません」
「痛くない!」
「…?」
施術後の扱いは、普通の人へ向けた柔軟体操並みである。
こちらは、ついさっきまで眠れぬ夜を過ごしていたカラダだ。
意識的に、カラダを気遣ってしまう。
そんなことはおかまいなしにバンバン無理難題を課せる。
まずは療養生活ということで、
先生の言葉を信じて、続けるしかないか・・・。
次は仙台キリンスポーツクラブで、テニスをした話になる。
しかし、ここはひとつ。
おととい突如襲われた腰痛の話。
いきなり腰に電気が走って、まったく曲がらなくなった。
経験者には、よくおわかりの症状だと思うが、まさに「ギックリ腰」。
ボクの場合はそこまで重度のものではなかったが、起きあがるのが精一杯な状態だった。
腰を曲げようとすると、電気が走る。
顔を洗おうと前屈みになってそのまま腰抜けになり、
膝の力がぬけて、崩れ落ちた。…横になって眠りについても、
寝返りを打とうとして、その激痛に目覚める…こんな体験は初めてだった。
骨の髄から発信されるその痛みに、かすかな恐怖を覚え、
とにかく翌朝、紹介された整形外科へ。
那覇市内では「腰痛」では有名な外科医だから…と緊張した面持ちで、伺ってみる。
なにしろ、こちらは脂汗が出るような状況だ。ワラにもすがる気持ちである。
…外科医は結構なお年を召した男性だった。
さっそくレントゲン写真を4枚撮影。
ほどなく診察室に呼び出され、先生の診察を受ける。
「腰が満期を迎えたんじゃな」
「悪い姿勢でいたことが、積もり積もって今、満期になったんじゃ」
「だから、この背骨の並びが歪んでしまって、神経を刺激し、激痛が走る」
「曲がった土台をそのままにしておいたら、「首」や「頭」も痛いコトになってしまう」
横になってください…と看護士に言われるまま、横になっていると、
先生が全体重をかけて、曲がった背中をボキボキ、バキバキと施術してくれた。
その荒療治にびっくりして、呼吸を乱していたら、いきなり立ち上がれと言う。
「立ち上がって、合図にあわせて膝を高く上げてください。」
「いち、に、いち、に、いち、に、いち、に、…」
「そのまましゃがんで頭を膝のあいだに入れてください。」
「…い、いたい、」
「膝を曲げずに前屈をしてください。」
「…い、いたくて、まがりません」
「痛くない!」
「…?」
施術後の扱いは、普通の人へ向けた柔軟体操並みである。
こちらは、ついさっきまで眠れぬ夜を過ごしていたカラダだ。
意識的に、カラダを気遣ってしまう。
そんなことはおかまいなしにバンバン無理難題を課せる。
まずは療養生活ということで、
先生の言葉を信じて、続けるしかないか・・・。