#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

仙台~東京を巡る旅【後編】その1

2006-06-21 | Photo-diary
腰を痛めるというアクシデントに見舞われ、
ブログの写真日記も、分断された感じだが、
実は……写真だけはその流れをしっかりと汲んでいた。

●仙台大観音の写真は、地元の風景。
 今となってはバブルの象徴にしか見えないが、
 中山周辺を開発した双葉土地開発…とかいった会社が、
 その稼いだ金額への罪悪感からか、高さ100mほどの大観音を建てた。
 今から、15年ほども昔の話である。
 まさにバブル全盛期。
 しかも併設されたホテルも、廃業となってしまっている。
 大観音だけが、日常の風景として取り残されてしまったのだ。
 
仙台大観音

●ダンディ(ビーグル犬)
 叔母が飼っているビーグルだ。
 年はもう11歳。りっぱな老犬となった。
 子犬の時から眼力がすばらしかった。
 眼で何かを訴えていた。
 哲学者のような風貌だった。
 今はさらに老獪なテイストまで加わっている。
 いまだに何を考えているのか、わからない。
 そこがまた愛くるしい。


●高速バスで朝方の新木場へ。
 宮城県図書館やキャスロンを巡った日の夜に
 仙台を後にしたふたりは、翌朝、東京に着いた。
 どんより曇った東京の朝を見上げながら、トボトボと歩く。
 6時だというのに、散歩の日課をこなす人々。
 どんよりとした不健康な顔で、荷物を転がすふたり。
 東京の実家で、朝寝をむさぼる。


●京王線で、西東京へ。
 東京のベッドタウンである西東京のいわゆるニュータウンへ。
 妻とボクの共通の友人宅へおじゃまする。
 2歳となる「なぎさ」くんとご対面。
 はじめは人見知りな性格から遠巻きな「なぎさ」くん。
 徐々に徐々に親密度を増してきた。
 こちらへの興味も深まり、気持ちも高ぶってきたところ…


●思わず涙、「なぎさ」くん。
 ちょっとした一言が、胸にひっかかり、思わず涙。
 顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくった。
 その泣き顔が、また可愛かった。
 ごめんね、「なぎさ」くん。

 
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