アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第262回目「スクワットで鍛える」2月17日
アレクサンダーテクニックではスクワットをモンキーといっていました。ジムナスティックのとはどこが違うのかというと、モンキーは体を絞り込むような筋トレではありません。首を固めず縮こませずにバランスを理解するためにやっていました。これを延長してイスに座る立つの動きをやっていました。できる人は簡単にできるんですが、バランス感覚が低下している人がやると「いやあ、どうしてこんな風になってしまうんだろうか?」と腕を組んで考えこまされます。実は私もアレクサンダー習い初めのうちはそれはひどいもので、当時の先生もさぞかし困ったことでしょう。
今回はヨガのスクワット、ウトゥカタアサナです。ヒンズースクワットといいますから、ヒンズー教でこちらが元祖のようです。
1)まず片膝を持って胴体に向かうように圧縮します。左右それぞれやりましょう。
2)両手を上げて胴体を左右にググーッとひねって回転します。
3)両膝を曲げて大腿部と床が水平になるようにします。背中はやや反り返らせます。
このとき両肩を後方に向かわせて肩甲骨が背中からはがれるような感じでやります。だから横から見ると、上腕が耳の後ろ側に行っていますね。ここが難しいところで肩が固まっている人はヒーヒー言うのです。
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吉田篤司