「ウォーキーセレクション」 旧塚本商店
所在地 色内1丁目6-27
建築年 大正9(1920)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物 都市景観賞
開館時 店舗によります
休館日 店舗によります
入館料 飲食店です
*現在は【小樽和菓子工房 游菓】と【小樽北勝庵(そば屋)】
以前から黒塗りの建築物だったようだ
石造りや鉄筋コンクリートの多い地区だけに目立つ。
石造りや鉄筋コンクリートの多い地区だけに目立つ。
塚本商店の小樽支店から始まり、入口上に大看板をかかげている後藤商店
バブル期にはホテル兼美術館の計画もあったが流れて閉店のまま
そしてアンティークショップなどを経て現在に至る。
バブル期にはホテル兼美術館の計画もあったが流れて閉店のまま
そしてアンティークショップなどを経て現在に至る。
ツタが赤と緑 秋に見るのもいいものだ。
このような建物を壊さずに、場に合わない建築物を新築したりせずに
大事に使うのが小樽を愛する人たちではないかと思う。
2020年10月撮影
「新松島」
所在地 色内1丁目12-12
建築年 昭和12(1937)年
指定等
開館時 *現存していません
解体年 平成11(1999)年
「小樽の建築探訪」によると
小樽には過去に多くの料亭があった
その中で往時を偲ばせる本格的な料亭は「旧光亭」「海陽亭」そしてこの「新松島」の3店(1995年時)
このうち大衆料金で楽しめたのは「新松島」であった
2階には70名の宴会場、絵画や美術調度品も楽しめたとのこと。
2階には70名の宴会場、絵画や美術調度品も楽しめたとのこと。
現在現地は8階建てのマンションが建っています。
「協和浜ビル」
所在地 色内1丁目2-18
建築年 昭和8(1933)年
指定等 小樽市歴史的建造物
開館時 店舗によります
休館日 店舗によります
入館料 飲食店です
*現在は1~3階が「好(ハオ)」中華レストラン
運河沿いに建つ鉄筋コンクリート4階建て
正面に意匠を凝らし、左右対称でアーチ型の窓枠は1階から4階まで連なる。
正面に意匠を凝らし、左右対称でアーチ型の窓枠は1階から4階まで連なる。
中華レストランはランチメニュー、セットメニューがあるのと利用しやすいリーズナブル価格
訪問時は何人もの会社員が入店していった。
訪問時は何人もの会社員が入店していった。
これは一度食べに行きがてら内部の観察だ。
1階エントランスの照明
裏手はこんな感じ 太い煙突が目立つ
この裏手が駐車場で、隣接しているのは有料🅿なので注意!
この裏手が駐車場で、隣接しているのは有料🅿なので注意!
トイレの床タイルもモダンらしいです
*「好ハオ」さんのHPより
三井船舶ビルとして、当時は海運関係の会社が多数入居しており、小樽のテナントビルの草分けといえます。
俳優 石原裕次郎の父が支店長を務めていた山下汽船(3階に支店長室)が入居していたことでも知られています。
俳優 石原裕次郎の父が支店長を務めていた山下汽船(3階に支店長室)が入居していたことでも知られています。
2020年10月撮影
「北のアイスクリーム屋さん」 旧島谷倉庫
所在地 色内1丁目2-18
建築年 明治25(1892)年
指定等 市歴史的建造物 都市景観賞
開館時 店舗によります
休館日 店舗によります
入館料 飲食店です
周辺は大きな倉庫が立ち並ぶので小ささが際立つ倉庫
その内部は木で骨組みをし、外壁に石を積む工法です
小樽市内にこの構造の建物は約350棟あるとのこと(平成4年調査)
小樽市内にこの構造の建物は約350棟あるとのこと(平成4年調査)
現在はアイスクリーム屋さんだと思うが閉まっていたので未確認
続いていればいいな🍦
続いていればいいな🍦
2020年10月撮影
「山部商店」
所在地 色内1丁目6-19
建築年 明治45(1912)年
指定等 市歴史的建造物
開館時 *現存していません
山部商店は酒屋でした
2階建て木骨石造の建物で東西に細長く一部は増築された。
2階建て木骨石造の建物で東西に細長く一部は増築された。
古い酒屋といえば酒名の大きな看板 それが正面上部に掛けられてあった。
現在は一般住宅などが建っています
「小樽市博物館、運河プラザ、UNGA」 旧小樽倉庫
所在地 色内2丁目1-20
建築年 明治23(1890)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物
<博物館>
開館時 9:30~17:00
休館日 無休 ※年末年始(12月29日から1月3日まで)は本館、運河館共に休館します。
入館料 一般300円、高校生・市内在住の70歳以上の方150円
<運河プラザ>
開館時 9:00~18:00 7.8月は19:00まで
休館日 1月1日
入館料 なし
<小樽百貨UNGA>
開館時 11:00~18:00
休館日 火曜日
入館料 なし*土産店
旧小樽倉庫は中央のレンガ棟と両翼の石造り倉庫に分かれていて
現在も3つに分かれて利用されています。(すべて内部は木造)
現在も3つに分かれて利用されています。(すべて内部は木造)
向かって左が「運河プラザ」
中央が雑貨とお土産の「UNGA」
そして右側が「小樽市博物館」の運河館です(博物館は二カ所に分散されています)
これは博物館に有った模型です。 両翼にはそれぞれ中庭があってスペースのレンタルもできるんですよ。
向かって右側から建設されその後に増築されていった。
それでは運河プラザから
中にカフェカウンターがありますが、ここには「3番」で紹介した「叫児楼」のマスターがいるそうです☕
話し出来たらきっと楽しいと思うな
こういう表具の細かいものを見つけるのも面白い
車道を超えたところが小樽運河
アーチ型の窓はお洒落だ
こうして休憩として座ってのんびり行きかう人や車を見るのもいい
アーチ型の窓はお洒落だ
こうして休憩として座ってのんびり行きかう人や車を見るのもいい
レンタルスペースです 夏にビアガーデンとかいいな🍺
入口とかドアとかの感じがいい
続いて「UNGA」
こちらは販売店故に入場はしませんでした
石造りに挟まれたレンガ棟は元事務所です。
石造りに挟まれたレンガ棟は元事務所です。
最後が「博物館」
上部のマークは小樽市の市章
本館(手宮)とセットで購入するのもいいですね
ちなみに駐車場は隣にあり博物館入館で「無料」です🅿
昨今の小樽運河周辺の駐車代金の高さには市民も辟易していました。
倉庫とは思えないが天井を見て納得
こちら側の中庭は箱庭的なものがある
シャチホコは合計8つ 付いています。
元々は加賀の北前船主が近江や越後商人から情報を取集し、商人になった。
そして新興勢力として威をなした典型がこの建物である。
そして新興勢力として威をなした典型がこの建物である。
大きな倉庫を上手に商業スペースに活用したと思う。
2020年10月撮影
「㈱日刊北海経済新聞社」 旧安田銀行小樽支店
所在地 色内2丁目11-1
建築年 明治5(1930)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物 都市景観賞
開館時 一般公開はしていません
小樽市の銀行建築はまだ続きます
旧安田銀行は市内の主要な位置にあり街の印象を強く与えている。
旧安田銀行は市内の主要な位置にあり街の印象を強く与えている。
特にファサードの円柱、その柱間に窓を設け、両脇に壁を設ける
小樽支店は神戸、横浜両支店と外観が酷似しているようだ。
どれも港町ということに共通点があります。
中央通りの道路拡幅に伴い、平成13年に建物が斜め後方に曳き家され、同時に外観も修復されています。
現在も新聞社が社屋として使用しています
社員がうらやましいね?
2020年10月撮影
「小樽トーイズ(株)」 旧大家倉庫
所在地 色内2丁目3-11
建築年 明治24(1891)年
指定等 小樽市指定歴史的建造物
開館時 一般公開はしていません
創建は石川県の海産商「大家七平」によります
屋号の 『やましち』は七平からきています
雄大な越屋根が秀でている
二連二重アーチの上部にある線は昔、小屋が設けられ豆の選別などが行われていたとのこと。
運河沿いで正面を向けている倉庫では代表格です。
尚、小樽トーイズはブリキのおもちゃ博物館で
開運!なんでも鑑定団でお馴染みの北原照久さんが平成4年に始めました🤖
開運!なんでも鑑定団でお馴染みの北原照久さんが平成4年に始めました🤖
かなり前に会社の社員旅行で覗いた覚えがありますが、
現在は残念ながら撤退しています。
2020年10月撮影