ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/28 雨生山・金山で季節の花巡り その3:雨生山山頂を経てこりんさんと再会、二人で花めぐり

2014-07-06 07:26:00 | 草花
雨生山の山頂を経てから稜線を東進している時に携帯電話が鳴りました。
一瞬、家からの電話と早合点し、何か問題が発生したかと危惧しながら電話を取ると、それはこりんさん(以下彼)からのものでした。

それによると彼はこの山に来ていて、それは小生の歩いている場所から幾らも離れて居ないところでした。
これは嬉しい「意外」でしたね。聞くと黄色いランの花の前に居るとのことでしたので、その花が何だか想像しながら歩く楽しみがあるので、彼にはその場所に居てもらい、小生が近付いていくことにしました。
その所要時間は10分ほどのはずですがそこまでの道に良い花が出てきますので、撮影しながら行きますから、彼を余分に待たせてしまったことになります。

その場所で待っていてくれた黄色いランの花は今回の記事で登場してきます。
久しぶりの再会後に二人して花を探しながら下山していきます。今回はこのあたりのレポートになります。
シモツケ ↓

小さな木本・・・シモツケの綺麗な花が、稜線付近の沢山の場所で咲いていました。



雨生山山頂 ↓

とりあえず第一番目のピークに付きました。稜線歩きは続きます。



カマツカ ↓

カマツカの実がなっています。



ハゼノキ ↓

稜線上で、葦毛のとき同様に実の付いたハゼノキを見ます。



アセビ ↓

アセビの実も見ていきます。この直後に彼から電話を受け、その待つ場所に急ぎますが・・・



ササユリ ↓

心は急いでいるのに途中でこんなによい花を見ますので、写さないわけには行きません。



吉祥山と本宮山 ↓

ここでも立ち止まらないで通り過ぎる事が出来ません。



奥三河の山 ↓

雨空の下でこれだけの視界が得られたのでやはりこだわります。



カキラン ↓

彼の待つ場所にやっと付きました。
黄色いランの花はカキノハグサ(ランではありませんが)かと思っていましたが、それはカキランでした。
山の稜線なのに湿生のカキランが咲くこの山の不思議さを思い知ります。



カキラン ↓

近写します。5月の3日以来久しぶりに再会できて話が弾みます。



オオバノトンボソウ ↓

小生を待ちながらもう一つ野生ランを探しておいてくれました。これはオオバノトンボソウのようです。



ケルン ↓

小生を待っていた呉れた場所は、裸地で山肌は赤茶けていますので、小生的に「赤ハゲ」という地名をつけている場所です。ここに特有の蛇紋岩を積み上げたケルンが出来ています。




ヤマツツジ ↓

こんな美しい花も残っていて呉れました。



ネズミサシ ↓

ネズミサシが地を這うようにして生えていますが、そういう姿の木にも実が付いています。



サワシロギク ↓

これはシブカワシロギクというものかもしれません。渋川というのは浜松の一地方名で、ここと同じ蛇紋岩地であり、そこに特産のものだそうです。



赤ハゲから恵那山も見える ↓

梅雨空なのに遠くの恵那山まで見えてしまっています。



コガンピ ↓

コガンピは未だツボミでした。ここからしばらくの間、彼と一緒に歩くことになります。



オカトラノオ ↓

ここでは貧栄養地のために植物の生育に特異性が見られ、オカトラノオの長い尻尾が見られません。



反射板付近を下る ↓

地図に引いてあるとおりに道を採ろうとして、いつもは歩かないところを新城側に下りて行きます。
傘を持つ小生の野暮ったい藪漕ぎスタイルもご注目ください。



ムラサキセンブリ ↓

未だ花の気配はありませんがムラサキセンブリの株も確認しておきます。
コメント (8)
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