ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/28 雨生山・金山で季節の花巡り その6(最終):林道、一般道を歩いて駐車場所に戻る

2014-07-09 06:44:16 | 草花
雨生山・金山のレポートはこの記事で終わります。梅雨の最中での強行でしたが、雨には殆ど出あうこと無く、曇り空の中でしたが、歩きとおすことが出来ました。
日光直射がなかったので涼しく歩けたかと言いますと、そうではなくて、蒸し暑くて汗をびっしょり掻き、衣服はまるで雨に出合ったのと同じような濡れかたをしていました。

もう夏に低山を歩くのは止そうと思うくらいに暑い思いをしました。
でも、性懲りも無く、また来てしまうのでしょうね。

ネズミモチ ↓

湿生斜面ではネズミモチの綺麗な花が、未だ咲き残っていました。



オカトラノオ ↓

オカトラノオは例によって、蛇紋岩の貧栄養地ということで立派な”尾”を持つには至りません。



林道 ↓

藪漕ぎを無事終了して、林業用の車両が走れる広い林道に出ました。これからしばらくはこの道を下って行きます。



ムラサキニガナ ↓

背丈の大きなムラサキニガナがもう咲き出しています。




アキノタムラソウ ↓

蛇紋岩地には東海地方のごく限られた生育環境にのみ自生するシマジタムラソウという固有種がありますが、これはアキノタムラソウのようです。


オカトラノオ ↓

やっと名前負けしていない”虎の尾”が出てきました。



タケニグサ ↓

タケニグサももうこんな姿になっています。



林道のゲート ↓

林道の入り口にはゲートが有り、一般車をシャットアウトしています。
ここが登山口(下山地点)になります。



宇利峠 ↓

登山口から100mくらい離れたところに国道301号の宇利峠があります。愛知県と静岡県の県境ですね。



イヌホオズキ ↓

国道301号は国道1号、国道362号、国道473号に重なる部分があります。
そんな国道の坂道を下って行きます。このような外来植物が出てくるのも、この通りの往来の多さを表わしているのかもしれません。



コマツナギ ↓

国道沿いにもコマツナギが出て来ました。「駒繋ぎ」・・・・かつてはこの道も人馬の往来したところであったでしょうか。




ナワシロイチゴ ↓

峠の標高は154mでした。そして地元山村の田んぼは標高80mくらいが最上位でしたね。ナワシロイチゴはそのこととは関係なく80mよりももっと上で実をつけていました。



ネムノキ ↓

平地ではもう花が終わっていましたが、ここでは花が未だ残っていました。



キブシ ↓

葉の下に粒上の実をたくさんつけています。キブシでしょうね。



ザクロ ↓

渡来植物がこんな山路に生えています。たしかに違和感がありますね。



道に筋 ↓

勾配のある道のカーブ箇所で路面に筋が引いてあります。おそらく冬季のスリップ防止措置でしょうか。



東名高速道路 ↓

国道301号が東名高速道路を潜る箇所に来ました。その手前で国道から分かれます。



駐車地点 ↓

国道から分かれてすぐに別の潜り方をして、東名高速道路の向こう側に出ます。
駐車地点にすぐに付きました。



歩行数 ↓

大汗を掻いた下着類まで含めて一切合財着替えてしまいます。
総歩行数は疲れの割には少ないものでした。背丈を超すシダの藪漕ぎが相当なダメージになったようです。
心配していたダニ被害は無しで済みました。
コメント (6)
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