この日の天気は曇りがちの天気でしたが、雨粒には一度も会わずに済み、比較的涼しく歩いていられました。
雲の晴れ間が一時的にできてみたりして、針ノ木峠の小屋の人に聞いたところ、瞬間的に峠から槍ヶ岳と穂高岳が見えた時もあるということでした。
なるほど、たしかに雲に邪魔されてはいますが、時折雲が流される時もあり、「運が良ければ・・・・遠くが見えることもあるかもしれない。」という期待も持ちながら歩いてきていました。
この記事では、針ノ木岳の山頂で、その雲の切れ間を長いこと待つことになります。
しかし、眺望は、生憎、大したものではありませんでした。
時間軸では午後2時少し前から3時45分頃までのレポートとなります。
高瀬ダム湖 ↓
稜線上からほぼ真南に高瀬ダムの湖面が見えます。ここからの距離は約7.2kmあり、高度差は1,470mほどあります。
針ノ木岳の山頂近し ↓
針ノ木岳の山頂まであと少し。
ミネウスユキソウ ↓
山頂直近でミネウスユキソウにも寄り道していきます。
針ノ木岳山頂 ↓
山頂に着きましたが、眺望はありません。ここで花探しをしながら、雲の晴れ間を待つことにしました。
トウヤクリンドウ ↓
今の時期ならこの花があるはずと思い込み、ずっと探しながら歩いて来ましたが、山頂でやっと出会えました。
三角点 ↓
山頂の道標から少し離れた岩塊の上に、三等三角点はありました。
イワベンケイ ↓
イワベンケイは花後の種の姿でしょうか、雌株が岩の間で見られました。
黒部湖 ↓
眼下の西方面には大きく黒部湖が見えています。これは高度差が1,377mあります。
頭を隠す剱岳 ↓
一瞬ですが剱岳の山体が見えましたが、どうしても山頂部は雲がどいてくれません。
タカネシオガマ ↓
タカネシオガマが綺麗な色でこじんまりと咲いています。
イブキジャコウソウ ↓
タカネシオガマのすぐ上にイブキジャコウソウも咲いていましたが、この草を見たのはほんの一部の場所でしたね。
オヤマリンドウ ↓
オヤマリンドウは砂地で姿を晒していました。
ヤマハハコ ↓
この草は強いですね。扇沢の歩き始めのあたりから見てきています。
テガタチドリ ↓
高山型野生ランのテガタチドリはこの一株だけ見ましたので、足元の悪い斜面でしたが近づいて撮りました。
蓮華岳 ↓
この次の日に歩くことになる蓮華岳がこの日はちゃんと見えています。
この辺を最後に、山頂を後にして、峠の山小屋に戻ることにします。
スバリ岳 ↓
北側の稜線上で一番手前に見えるのはこの山です。
赤沢岳 ↓
「後立山連峰」という言葉があります。これは針ノ木峠から始まって、白馬岳の北部まで北上する峰々の連なりを指しますが、この赤沢岳もその仲間入りをしています。
爺ヶ岳 ↓
この爺ヶ岳も後立山連峰の構成員です。 この背後には鹿島槍ヶ岳があり、朝の雪渓歩き付近では少しだけ見えていましたが、この時間は全く見えて来ません。
タカネヤハズハハコ ↓(小湿地にて)
来るときに気になっていたこの小湿地には、帰りの道で立ち寄ることにしていました。
タカネヤハズハハコの白い花はここに来るまでに何度か見てきましたが、ここではピンクの花を見ました。
キバナノコマノツメ ↓
このスミレは、やや湿ったところを好むような傾向があります。
エゾシオガマ ↓
以前はゴマノハグサ科でしたが、最近の分類ではハマウツボ科になったようです。こうなるともう訳が分からなくなります。
アオノツガザクラ ↓
こういう極小低木の花も未だ咲いていました。
コイワカガミ ↓
チングルマ ↓
アオノツガザクラから始まってコイワカガミ、チングルマと夏の初めごろに咲く花がまだ咲いています。
恐らくここの小湿地では雪が遅くまで残っていて、植物の芽出しが抑制されていたことに拠るのでしょうね。
ミヤマダイコンソウ ↓
ミヤマダイコンソウでも花が未だ初々しいです。
雲の晴れ間が一時的にできてみたりして、針ノ木峠の小屋の人に聞いたところ、瞬間的に峠から槍ヶ岳と穂高岳が見えた時もあるということでした。
なるほど、たしかに雲に邪魔されてはいますが、時折雲が流される時もあり、「運が良ければ・・・・遠くが見えることもあるかもしれない。」という期待も持ちながら歩いてきていました。
この記事では、針ノ木岳の山頂で、その雲の切れ間を長いこと待つことになります。
しかし、眺望は、生憎、大したものではありませんでした。
時間軸では午後2時少し前から3時45分頃までのレポートとなります。
高瀬ダム湖 ↓
稜線上からほぼ真南に高瀬ダムの湖面が見えます。ここからの距離は約7.2kmあり、高度差は1,470mほどあります。
針ノ木岳の山頂近し ↓
針ノ木岳の山頂まであと少し。
ミネウスユキソウ ↓
山頂直近でミネウスユキソウにも寄り道していきます。
針ノ木岳山頂 ↓
山頂に着きましたが、眺望はありません。ここで花探しをしながら、雲の晴れ間を待つことにしました。
トウヤクリンドウ ↓
今の時期ならこの花があるはずと思い込み、ずっと探しながら歩いて来ましたが、山頂でやっと出会えました。
三角点 ↓
山頂の道標から少し離れた岩塊の上に、三等三角点はありました。
イワベンケイ ↓
イワベンケイは花後の種の姿でしょうか、雌株が岩の間で見られました。
黒部湖 ↓
眼下の西方面には大きく黒部湖が見えています。これは高度差が1,377mあります。
頭を隠す剱岳 ↓
一瞬ですが剱岳の山体が見えましたが、どうしても山頂部は雲がどいてくれません。
タカネシオガマ ↓
タカネシオガマが綺麗な色でこじんまりと咲いています。
イブキジャコウソウ ↓
タカネシオガマのすぐ上にイブキジャコウソウも咲いていましたが、この草を見たのはほんの一部の場所でしたね。
オヤマリンドウ ↓
オヤマリンドウは砂地で姿を晒していました。
ヤマハハコ ↓
この草は強いですね。扇沢の歩き始めのあたりから見てきています。
テガタチドリ ↓
高山型野生ランのテガタチドリはこの一株だけ見ましたので、足元の悪い斜面でしたが近づいて撮りました。
蓮華岳 ↓
この次の日に歩くことになる蓮華岳がこの日はちゃんと見えています。
この辺を最後に、山頂を後にして、峠の山小屋に戻ることにします。
スバリ岳 ↓
北側の稜線上で一番手前に見えるのはこの山です。
赤沢岳 ↓
「後立山連峰」という言葉があります。これは針ノ木峠から始まって、白馬岳の北部まで北上する峰々の連なりを指しますが、この赤沢岳もその仲間入りをしています。
爺ヶ岳 ↓
この爺ヶ岳も後立山連峰の構成員です。 この背後には鹿島槍ヶ岳があり、朝の雪渓歩き付近では少しだけ見えていましたが、この時間は全く見えて来ません。
タカネヤハズハハコ ↓(小湿地にて)
来るときに気になっていたこの小湿地には、帰りの道で立ち寄ることにしていました。
タカネヤハズハハコの白い花はここに来るまでに何度か見てきましたが、ここではピンクの花を見ました。
キバナノコマノツメ ↓
このスミレは、やや湿ったところを好むような傾向があります。
エゾシオガマ ↓
以前はゴマノハグサ科でしたが、最近の分類ではハマウツボ科になったようです。こうなるともう訳が分からなくなります。
アオノツガザクラ ↓
こういう極小低木の花も未だ咲いていました。
コイワカガミ ↓
チングルマ ↓
アオノツガザクラから始まってコイワカガミ、チングルマと夏の初めごろに咲く花がまだ咲いています。
恐らくここの小湿地では雪が遅くまで残っていて、植物の芽出しが抑制されていたことに拠るのでしょうね。
ミヤマダイコンソウ ↓
ミヤマダイコンソウでも花が未だ初々しいです。