ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/10日 渥美半島の山歩き その2:雨乞山(237mまたは233mとも)の山頂にて全方位の眺望を楽しむ。

2017-12-12 10:57:22 | 草花
雨乞山の山頂に着いたのは、午前6時42分のことで、歩き始めてから40分以上経っていましたが、幸いなことに、日の出直前でしたので、これから日の出の瞬間を眺めることが出来ます。
山頂の標石を正面から ↓

時刻は午前6時42分です。



富士山探し ↓

まず始めにするのは富士山探しです。富士山までの距離は180kmを超えるようで、見え方も随分小さくなります。



ズーム ↓

富士山は普通の見方ではほとんど見えず、目的をもってここから眺めない限りは、判別不能なくらいにしか見えませんでした。この画ではソフトで強調させて、無理やり山体を浮かび上がらせています。
持参した双眼鏡で覗くと、山襞まで見えて来ているのですが・・・。

カシバードによる描画 ↓




本宮山の右手には南アルプス ↓

本宮山の右手の奥には、北岳から始まって塩見岳までの眺望が得られましたが、これも随分曖昧な見え方をしています。



重鎮たち ↓

その右手には荒川・赤石・聖の重鎮たちが大きく雄々しく見えていますが、この見え方も随分幽かなものでした。



大山 ↓

これから向かう最遠点になる大山は、まだシルエットになっています。



物見山 ↓

その手前の物見山は「みはり山」とも言いますが、これもシルエットで見えています。



篠島方面 ↓

目を北西に向けると、三河湾に浮かぶ篠島が見え、その向こうに知多半島があります。



恵那山 ↓

もう少し右に目をやると、奥に恵那山が幽かに見えています。



滝頭山方面 ↓

先日歩いた滝頭山方面を見ます。その山の左手にアンテナが少しだけ見えていますが、それは蔵王山の山頂のアンテナのようです。残念ながら蔵王山の山頂部分は、前山の山体に隠されてしまいます。
時刻は午前6時45分ですから、もうすぐに日の出となります。



行く手 ↓

時刻は午前6時46分。日の出の刻限になっていますので随分明るくなっています。高い場所にいますのでもう日輪は見えているはずですが、残念ながら山の端に雲が蟠っていて、輝く球体が見えて来ません。



日の出 ↓

日の出時刻を4分ほど過ぎた午前6時51分に、やっと日輪が雲の端から浮かび上がりました。



山頂においとま ↓

朝日に輝く山頂の標柱にお別れして、これから山稜を歩いて行きます。



下り道 ↓

まずは灌木の中を下る道が始まります。



狂い咲き ↓

季節外れに咲いたモチツツジの花は、もう古くなっています。



ウルシ科 ↓

ウルシ科のきれいな紅葉が出て来ました。



ウバメガシ ↓

暖地の海岸沿いの山ですので、ウバメガシが優勢で、そこらじゅうでこの木を見ます。



ネズミサシ ↓

この地方ではこの木を「ベボウ」と呼んでいて、この「べぼう」という名前を持った峰の名前もありました。



やや黄葉 ↓

海岸近くの植生と言えば照葉樹が多くなりますが、黄葉と言ってもこんなくらいの薄い色のものが続きます。



行く手 ↓

先ほどから見ている大山や物見山が、少しは近づいているでしょうか。時間はたっぷりありますので、ゆっくり歩いています。風を立ち木が遮ってくれているので、安心感があり、とても快適な山歩きとなっています。
コメント (6)
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