ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

12/10日 渥美半島の山歩き その6:今回最遠点となった大山(327.9m)からの眺望を楽しみ、山を下って行く。

2017-12-16 07:05:10 | 草花
この山行の目的は、雨乞山から拝む日の出時刻の富士山と、大山からの遠い山々の眺望を確かめるためでした。

ネット上でこの山域を歩いた方の記事を読むと、凄い眺めがあることが判っていました。
白山・木曽御嶽・鈴鹿山脈、養老山地・霊仙山・伊吹山・茶臼山・萩太郎山・恵那山・大川入山・中央アの一部・能郷白山…などで特に富士山の秀麗な眺めは特筆ものでした。

こう並べてみますと、それでは見えないものは何か? ということに行きつくと思います。
代表的なものは北アルプス・八ヶ岳・乗鞍岳などでしょうか。

山岳展望については大きな期待をもってこの山域に乗り込んで来ましたが、天気が生憎でした、空が期待を打ち砕いてくれました。

でも、うっすらとではありましたが富士山が、評判通りの姿で遠く幽かに佇んでいたので、この山行はまずまずの首尾のものとなりました。
大山の山頂台地 ↓

広い山頂の一角を歩いて一等三角点のある山頂まで近づいていきます。
まずはススキの原が出迎えてくれます。




タンキリマメ ↓

タンキリマメもお目見えします。




最初のアンテナ ↓

遠くからこの山を眺めた時にアンテナが何本か立っていました。その山に来て、そのうちの一本の前を通ります。


山頂三角点 ↓

ここには一等三角点が設置されています。



山頂展望台 ↓

三角点のそばに鉄製の展望台があり、その台上には先着3名の方が居り、名古屋の山岳会の方たちのようで、新入会員の方に地図の読み取り方のレクチャーをしていました。



神島と伊良湖岬方面 ↓

地図読み講座を何となく聞きながら、半島最先端方面を眺めます。



神島をズーム ↓

伊良湖岬と神島の間の海は、伊良湖水道と言って、海上交通の要衝だそうです。



遠州灘に面した浜をズーム ↓

太平洋の波が打ち寄せる砂浜を引き寄せて撮ります。ここは自転車専用道路が出来ています。
島崎藤村の「椰子の実」の詩に歌われたヤシの実はこの近くに流れ着いたのでしょうね。



蔵王山と南ア不動岳方面 ↓

先日行った衣笠山・蔵王山方面を見ます。その背後には南ア南部の峰々が控えます。



富士山 ↓

期待して来た富士山は、こういう見え方で迎えてくれました。
双眼鏡で覗くと、結構詳細が見えていました。



山頂のアンテナ ↓

大山のこれらのアンテナは、遠くからでもよく見えて、山座同定の目印になります。




渥美火力発電所と鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳 ↓

手前に火力発電所の煙突が建ち、対岸には知多半島に建つビルが見え、そのずっと背後に、鈴鹿山脈の釈迦ヶ岳が控えます。
これにて展望台を下りて、帰途につきます。



カクレミノ ↓

広い山上を歩いていて戻る道端で、カクレミノに実のついているものを見かけました。




マユミの紅葉 ↓

これはマユミでしょうね、程よい色に染まっています。
もと来た道を戻って行きます。



梔岩より今日歩いて来た山 ↓

梔(くちなし)岩に戻ってきて、”高みの見物”は、これで見納めとなります。



最後となった富士山 ↓

富士山はごく薄っすらではありますが、今回稜線歩きの最後まで見えていました。



トンネル北口分岐点 ↓

分岐点まで戻ってきて、ここから稜線を下ることになります。



下山路 ↓

下山の始めは、こんな景色の道でした。



カンアオイ ↓

やがて、カンアオイの株が、そちこちにある場所にやって来ました。
今度は花が見えます(円内)。



ウルシ科の紅葉 ↓

少ない紅葉ですので、撮っておきました。



針葉樹林下 ↓

ここは植林でしょうか、珍しく針葉樹林の中の道となっています。



イズセンリョウ ↓

そういう場所には、こういうものも出て来ました。



センリョウ ↓

センリョウも時節柄、実を鮮やかな赤に染めて登場します。



山から下り終える ↓

ここで、目の前に広い車道が現れ、山から下り切ったことになります。



あつみ大山トンネル ↓

降り立った左手にトンネルの坑門があり、これを「あつみ大山トンネル」と呼ぶようです。全長1,230mだそうです。
コメント (5)
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