ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

26年前のこの時期に歩いた南アルプス南部稜線(5泊6日)

2020-08-06 09:25:50 | 草花
先日記事作成上の都合で、26年前の山行の一部を紹介しましたが、途中でやめるのではなくて、下山するまでを何回かに分けて、つづっておきます。
記事中の写真はすべてソニーのハイ8ビデオカメラ(ハンディカム)の映像をキャプチャーしたものにつき、今となっては随分画像の粗い、見づらいものばかりとなりますが、その点はお許しください。
リュックサック ↓

名古屋市栄交差点近くにあった好日山荘で昭和45年頃に購入したこのリュックは50リットルほどの容量だったと思います。平成6年のこの山行でもすでにオールドファッションであり、山で行き合う人たちは皆、これより新しい、色も派手で、ファッション性のあるものを背負っていました。
聖平小屋を早朝に出て、聖平に着き、軽く食事を入れていきます。



聖岳山頂から赤石岳 ↓

南アルプスは「赤石山脈」と呼ばれますが、その真ん中付近に位置する、大親分格の赤石岳が、聖岳の山頂から盟主たる存在感を見せつけています。



富士山 ↓

この日は天気が良くて、雲の上に富士山が見えていました。聖岳の山頂から富士山を見たのはこの一度だけだったと思います。(手前のシルエットは布引山)



聖岳山頂 ↓

聖岳には前聖岳と奥聖岳と二つの山頂がありますが、これは前聖岳で、こちらの方が標高は30mほど高いようです。もちろん奥聖岳にも行きましたが、特別なことは感じませんでした。



眼下に山小屋 ↓

眼下の沢筋に山小屋が見えています。その日のねぐらである百閒洞(ひゃっけんぼら)山の家ですが、そこに着くまで、いくつかの峰越えをしてから、沢まで下ることになります。



聖岳を見返す ↓

聖岳の山頂から400メートルくらい下り、次の峰を登り返すことになりますが、鞍部で休憩を入れて、下ってきた峰を振り返ります。



コケモモ ↓


ガンコウラン ↓

兎岳・中盛丸山と稜線歩きをしていきます。稜線上で高山植物の「食べられる実」を見ていきます。



百閒洞(ひゃっけんぼら)山の家 ↓

山深いところにある山小屋ですが、ここでの夕食はフランス料理風のものが出されてびっくりしました。
それと、トイレが「水洗」でした。便器の下には沢の水が流れていて、文字通りの水洗式で、これにもびっくりしました。26年経った今でもあの時の料理が供されるのか、トイレは水洗式のままなのかは行ったときのお楽しみですね。




コメント (8)
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