ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

知立市 福聚山 慈眼寺の牡丹は開き始めです。 見ごろは4/10~4/25日ころまで。

2021-04-08 07:02:28 | 草花
知立市の国道一号線のそば、福聚山 慈眼寺の牡丹が咲き始めました。
牡丹の花数の多いことでは愛知県で有数のこのお寺さんに、昨日自転車で行きました。自宅より片道で6kmほど先にあります。
お寺の東堂(禅寺の、引退したご住職)様の話では牡丹は800~1000株ほど植わっていて、おそらくこの数は県内一番の規模ではないかということでした。

今年の牡丹の見ごろは4月10日ころ~4月25日ころまでだろうとのことでした。
4/10~4/15頃は 赤い花主体
4/15~4/20頃は 白系の花が多くなり
4/20~4/25頃は 黄色系となるようだ……・とのことでした。

この記事では咲き始めた花を案内します。
周回図 ↓

自転車で12kmくらいの距離を周回しました。

福聚山 慈眼寺 ↓



東堂様に寺の名前の由来を伺ったところ
観音経(かんのんぎょう)の経文の中から採ったということです。(観音経=正式には法華経の中の「観世音菩薩普門品第二十五」)
確かにその終わり近くに「具一切功徳 慈眼視衆生 福聚海無量 是故応頂礼」という行がありました。
この部分の読み下しは:一切の功徳を具し、慈眼をもって衆生を視るに、福聚まりて海のごとく無量なり。
是の故に応に頂礼すべし・・・・・・・となり、

その意味は:菩薩として生きる人には、あらゆる功徳が具わっている。
その功徳の眼差しで人々に接したなら、そこには海のように広く深い幸福が生まれる。
だから菩薩として生きる人に出会ったなら、その人を尊び敬いなさい。・・・・・ということになります。

無料でお庭を拝観していますので、そのお礼にお勉強をさせていただくことにしました。



境内のカエデ ↓




花の終局のリキュウバイ ↓

花の終わり間近の姿です。 中国原産のバラ科落葉低木で、いろいろ別名があります。
ウメザキウツギ、バイカシモツケ、ウツギモドキ、マルバヤナギザクラなどですが、やはりリキュウバイが勝ち残りそうですね。


赤い花 ↓






それと熱心に対面している女流画家 ↓




百年牡丹 ↓

東堂様に「特別な牡丹と思っている株はありますか?」と伺ったところ、この株を教えてくれました。
100年位生きている株で、今年はひと花だけ咲かせて、樹勢は相当弱ってしまっていました。
花も小さくて、シンプルなものだったということです。
牡丹の株の寿命は一般的には15年ほどしかないそうですが、この株は随分長生きしたことになります。



白い牡丹 ↓



小生的にはこの手の純白系が一番美しいと思う回路が働きます。



紫色系の牡丹 ↓



これもあちこちでぽつぽつと咲いていました。


黄色の牡丹 ↓

黄色の牡丹は4/20頃から咲いてくる”しんがり組”になるようですが、一輪だけ花を見ました。



青空に桜 ↓

青空の下でのびのびと咲いていますが、もちろん散り初めの時季に入っています。
コメント (4)
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