一般道から林道に入っていますが、初めは簡易舗装の道でしたが、やがて凸凹の地道に変わり、谷川に沿って玖老勢(くろぜ)峠を目指して緩い登り勾配を歩いて行きます。
麓の集落から玖老勢峠まで、距離は約2.5km、標高差は300mの区間ですが、のんびり一人旅ですので拘りの花などを探しながら2時間も掛けて歩いて行きます。
クララを3枚 ↓ ↓ ↓
小生はまだそれをやったことはないのですが、この根を嚙むと頭が「クラクラ」するほど苦いんだそうです。
ヨウシュヤマゴボウ ↓
自宅の付近でも見かける草です。
ニガイチゴ ↓
キイチゴでもあまり美味しい種類のものではありません。
林業の木材運搬用のトラックなら入って来られる ↓
この道でしたらまだトラックが入って来られます。
弁財天 ↓
弁天様がひっそりと祀られています。
杉の枯葉が敷き詰められて ↓
今のご時世は林業もあまり盛んではないようで、道に杉の枯葉が落ちたままになっています。
魚影 ↓
水には魚の姿も見えます。
イワタバコ ↓
あたりは常に湿度が高いようで、生きの良いイワタバコの葉が見えています。
小滝 ↓
小さい流れでもそれなりに落差を作っています。
イチヤクソウ ↓
今回の山行の大前提は安全にかつ計画通りに歩き通すことですが、目的としてきたことは第一に山岳景観を楽しむことでした。
そのことは山の稜線に着いてからのお楽しみです。
第二の.目的はこの時季の山の花を見ること、とりわけ「ウチョウラン」の花を見ることでした。
道の左に大きな岩があったので、それに取り付いてウチョウラン探しに取り掛かります。
この場所で30分ほど探しましたが、この岩には着いていませんでした。
その代わりに何年振りかでイチヤクソウの花を見ることが出来ました。