ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

5/6日 付近を歩いて周回 立夏の景色は花の端境期か

2021-05-07 08:48:28 | 草花
5月5日に立夏に入り、その二日目の昨日は良い天気でした。日差しも強くて、愛知県地方では気温27度を記録したところもありました。
そんな昨日の午後、半そで下着の上にベストを羽織り、肌がどのくらい日焼けするか試しながら3時間ほど外を歩いて来ました。
この頃の花模様はどうなっているのかということも気になって、花を探しながら歩いていることでもありました。
ひと頃の百花繚乱の時から比べると花は少なくて「花の端境期」を感じました。

六日早朝の月 ↓

午前4時少し前の、月齢23.7の月です。

前夜遅くまで降っていた雨の影響を少しでも遠ざけるために、午後まで待って、昼過ぎにいつもの高楼に登って、周囲の山岳景観を眺めることにしました。

木曽御嶽 ↓


中央アルプス ↓


恵那山・大川入山・蛇峠山 ↓


白山 ↓


鈴鹿山脈のうちの鎌ヶ岳から藤原岳まで ↓


近場の本宮山 ↓


伊吹山 ↓


養老山地 ↓


今回はどの山域も霞んでいて、思っていたほどの見通しではなかったのが残念です。

高楼から降りて周辺をぐるっと歩くことにしています。

ミカン ↓

農道を歩いていると、柑橘系の良い香りが感度の悪い鼻にも届いて来ました。花は咲き出してきています。



モモ ↓

もう実がこの大きさになってきています。



アカバナユウゲショウ ↓

可憐な花がぽつぽつと咲いて来ました。可愛い花だから‥‥と思って以前庭に招じ入れたことがありましたが、その後、蔓延る蔓延る・・・・うんざりして除去を始めましたが、完全に姿が見えなくなるまでに3年ほどかかってしまいました。
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五月五日 こどもの日 端午の節句の日は立夏でもありました。 残念ながら雨降り

2021-05-05 11:47:37 | 草花
端午の節句の前夜でしたが、昨晩、菖蒲湯に入りました。
鼻の感度が弱くて良い香りが感じられませんでしたので、湯の中で葉を束にして少し揉むと良いにおいがしてきました。
揉んでいる最中に若干のヌメリを感じましたが、以前、この種類をサトイモ科としていましたが、それと共通するものがあると感じました。 しかし、ショウブは現在、ショウブ科というところに分類されています。

本日はあいにくの雨のために鯉のぼりを外で見ることはできませんでしたが、コロナ禍のこんな時こそ青空の下で爽やかな風の中を颯爽と伸び伸びと泳がせてやりたかったですね。
月齢19.7 ↓

二日朝のものです。

月齢20.8 ↓

これは三日朝のもの。

月齢21.7 ↓

こちらは四日朝のもので「下弦の月」となります。

本日は雨降りのために月を見ることはできませんが、明日の月は一段と細くなっていることでしょう。



雀 ↓





今のところ、庭に来る雀は三羽だけですが、この餌台のすぐ下の草陰で野良猫がじっと居座って雀を狙っています。
地面にこぼれた餌を雀が降りて拾おうとすると躍り掛かるわけでしょうね。
残酷なシーンは見たくないので、周辺の草を除去して野良猫が身を隠せないようにしておきました。
ところでこの雀は、一羽だけで餌を一人(?)占めする、強欲な奴で、ほかの雀が来るとちょっかいを出して追い返してしまいます。
こんな世界でも弱肉強食をやっているので、びっくりしました。



ベニバナトチノキ ↓





刈谷市内の街路樹として植えられているものですが、昨年は5月の10日過ぎに花を見ています。
花が咲いてはいないかと思い、念のために先ほど行ってみましたが、雨の中でやや強い風に吹かれながら、咲いていました。
ベニバナトチノキはギリシア原産のセイヨウトチノキ(=マロニエ)と鮮烈な赤い色で咲く北米原産のアカバナトチノキとの交配種だそうです。



カキ ↓

雨の中でしたが、下向きに咲く柿の花にとっては、雨水はそれほど不都合でもなさそうです。



キショウブ ↓

花はきれいなのですが、この種類は「要注意外来生物」となっているようです。
西アジア、ヨーロッパ原産だそうですが、同じような環境で生育する我が国本来の植物を駆逐する惧れがあるとのことだそうです。
アヤメ科アヤメ属になっています。



芍薬 ↓

花の色が白ければ、ヤマシャクヤクに似通った風情があると感じました。
コメント (2)
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夏も近づく八十八夜・・・・・ん?なんで「夜」なのか? 

2021-05-01 16:44:02 | 草花
今日は八十八夜ですが、おそらく今日の昼日中でも八十八夜なんでしょうね。
思うにこの日全体を、(昼間でも)八十八夜というようです。これは昔の暦が「月」の満ち欠けを基準に「夜」で日にちを数えていたからなんでしょうか。
このころになると、晩霜もそろそろ終わり、種まき・茶摘み・養蚕など農作業を始める目安の日になっているようです。

「茶摘み」という唱歌では
夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは 茶摘じゃないか 茜襷(あかねだすき)に菅(すげ)の笠

日和つづきの今日此の頃を 心のどかに摘みつつ歌ふ 摘めよ 摘め摘め 摘まねばならぬ 摘まにや日本の茶にならぬ
・・・・・と、格調高く歌い上げています。

さて、この八十八夜の「八十八」という字の部位を組み合わせると「米」という字になり、縁起が良い日ということになったようです。
ですから、縁起ついでに、この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするともいわれてきているようです。
確かに新芽ですから、滋養成分に富んでいることでしょうね。

先人たちの秀句を見ました。

霜なくて曇る八十八夜かな/正岡子規

母ねむり八十八夜月まろし 古賀まり子

花何ぞ八十八夜の茶山過ぐ 角川源義

霜害を恐れ八十八夜待つ 高浜虚子

爺ヶ岳八十八夜の月くもる 服部鹿頭矢

雨粒の甘き八十八夜かな 石田阿畏子

茶畑のうねりも八十八夜かな 森田虚逸

八十八夜古茶の湯加減ていねいに 及川貞

4月30日早朝に見た月(没する少し前) ↓

月齢は17.7でした。

そして同日の夜更けに見た月 ↓

こちらは夜に出てきたばかりのところを撮りました。月齢は18.5でしたが、同じ日であっても月の傾き方は大いに違っていますね。



ジャガイモ ↓

ナス科らしい花が咲き出しました。



シラン ↓

庭のシランが花の最盛期となっています。



芍薬 ↓

芍薬もいろんな場所で咲き、目を楽しませてくれます。



アゲハチョウ ↓

アゲハ蝶が柑橘類の新葉に卵を産みつけに来ました。これが孵っても、幼虫になると途端に野鳥の餌食になってしまいます。



アスチルベ ↓

これは「アワモリショウマ」として頂いてきたものですが、もう少しで花が開くようです。



ジャーマンアイリス ↓

涼しい色のものが咲きそろいました。



カリン ↓

実が大きくなっていく様子を見るのも楽しみです。


新幹線三河安城駅の北側の並木はヤマボウシが植えられています。その花を見に行きました。

三河安城駅(北側) ↓

このご時世ですので人影はまばらでした。



ヤマボウシ ↓





花には少し早かったのですが、その分だけ新鮮味のある姿でした。


コメント (4)
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