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映画「シンドラーのリスト」で感じた、ユダヤ人はなぜ迫害されたのか。

2018-03-03 20:44:42 | 海外
土曜日の午後、今日は家にいなければなりませんでした。
そんな中、たまたまチャンネルがWOWOW で、放映していたのが「シンドラーのリスト」。もう何回も見た映画ですが、なんとなく見入ってしまいました。
名作と言われているこの映画、とても重いテーマですが見応えがあります。



今回は映画を見ながら、なぜユダヤ人は迫害されたのかと言う事を、改めて疑問に思ってしまった。

学校の歴史の授業では、ユダヤ人のホロコーストとかは普通に教えてくれますが、なぜユダヤ人がこれほどまでに迫害されたのかということについてはあまり教えてもらわなかったと思います。
また、これは学校卒業してから遥か経ってから知ったことだったかどうか、学校で教わったかどうか全く覚えていませんが、ユダヤ人っていうのは別に第二次世界大戦の時にヒトラーに迫害されたのが最初ではなくて、もうはるか昔からヨーロッパのあちらこちらで迫害され、たくさんのユダヤ人が殺されてきています。
その事を知った時はとても驚いたものです。ゲットーというものもずっと前からあったなんて。。
なぜそんなに迫害されたのかという理由というのが、キリストを裏切ったのがユダだから、と授業で教わったことがあったかどうか覚えていませんが、結局そこに行き着く。
でも、そんな理由だけで何世紀にも渡って、ユダヤ人をこうも迫害するでしょうか。それも疑問。

第二次世界大戦の時、なぜヒトラーがユダヤ人を憎み、迫害し恐れたのかは「我が闘争」を読めばある程度わかると思います。

普通の人種にとっては国家=土地。でもユダヤ人は違う。

ヒトラーは

一方ユダヤ民族は、領土的な意味での国家建設を遂行することができない。そこで、自身の存在を支えるものとして、他の民族の業績や創造的活動が必要となってくる。ゆえユダヤは、存在そのものが、他民族の生命の内部に入り込んだ寄生虫的なものとなる。したがってユダヤの生存競争の究極の目標は、生産力の活発な諸民族を奴隷化することとなる。この目標は、古今を通じて現実にユダヤの生存競争を代表してきたものであり、その達成のためにユダヤは、その性格の複合体のなかに隠し持ったあらゆる武器を利用するのである。

と書いています。更に、

ユダヤ人たちは、アメリカ合衆国の金融力の支配者である。一年一年彼らはますます1億2千万民衆の労働力の監督者の地位に上っていくのである。 ユダヤ人は自分たちの至福千年王国のなかに日本のような国家主義国家が残っているのをはばかり、それ故自分自身の独裁が始められる前にきっちり日本が絶滅されるよう願っているのである。

国家を持たないユダヤ人。がユダヤ人同士の繋がりが強く、ユダヤ人そのものが国家のようになっている。そしてそういう「国家」が普通の国家にアメーバのように増殖していき、やがては、、、。
と、ヒトラーは世界を洞察していたのかもしれません。

が、そのような事を読んでも、私には現実感が全くない❗️❗️
というのも、ユダヤ人が周りにいないし、そういうコミュニティも知らないから、実感として全くわからないのです。
周りには日本人しかいないコミュニティですからね。それも何世紀にも渡って。
ですから、異民族と一緒に暮らす生活というものは、一体全体どういったものなのか。。想像もつかない。

それに、日本に住んでいる外国人って、本国に住んでいる人と顔つきと態度が全然違う感じがする。安心しきっているというかなんというか。。ですから、異民族と住んでいる感覚にはなれない。

日本にも問題とかありますが、若い世代にとっては良くわからない、ということと同じ事でしょうか❓

映画「シンドラーのリスト」にも描かれているゲットーを襲うドイツ人の兵隊の酷さには辟易しますが、普通に映画を見ているだけなら、「なんて酷い事を」で終わってしまいます。その背景はなんなのかを知る事も、歴史を知る上で重要かもしれません。

この映画のように、ホロコーストを描いている映画ってその辺りの歴史的背景やユダヤ人の環境は全く描かず、ナチの極悪非道な行為とかわいそうなユダヤ人という対立の映画ばかりなので、その辺り、少し疑問に思います。

そして、イスラエルが建国されて、現在のユダヤ人の世界に対する影響はどうなんでしょうか。
ヒトラーは、ユダヤ人がユダヤ人の国を建国する事で国際的影響力を強めていくことを恐れていたようです。

昨年、トランプ大統領が、エルサレムはイスラエルの首都、と突然発言しました。
これも、イスラエルの国際的な影響でしょうか。

日本銀行って、ユダヤ金融資本の支配下にあるんですって。。どういうこと❓

そんな事を考えながら視聴した「シンドラーのリスト」でした。