ゴーンという名前が盛んに飛び交っている今回の年末年始。
こういう事があるだろうから保釈しなかったという話とともに、何故GPSをつけなかったのかという議論も盛んに行われています。
このGPS装置、24時間犯罪者を監視するために装着されるということですが、日本では導入されていないようです。
私がこの装置の事を初めて知ったのはシャイア・ラブーフの映画から。タイトルは忘れてしまったのですが、傷害事件❓を起こしてしまった高校生が留置場だかに入る代わりにGPSをつけられて、家の敷地外に出てはいけないというような罰を与えられた、というこ内容の映画だったのですが、高校生でもこんな装置をつけさせられるんだ、と驚いたのでこの映画の事はよく覚えています。
また、日本人の女性でもアメリカ人の旦那さんと離婚問題で揉めているときに子供を日本につれて帰ってきて、その後アメリカに戻ったら誘拐罪で逮捕され、この場合も子供への接見禁止という事でGPSをつけさせられたようですが、こういう事でもGPSをつけさせられるんだ、とかなりビックリ。誘拐罪、というのにも驚きましたが。
まあ、実際の生活ではどのように行われているのか詳しい事は体感できないのでなんともいえませんが、アメリカでは普通のようになっている犯罪者へのGPS装置。
これも、犯罪が多発したり銃社会というアメリカの社会を象徴しているのではないのかと思います。
それに比べて、ここ日本では、最近も保釈中の人が逃亡したり問題になっていますが、こういう事を見ていると、日本の社会って凶悪犯罪には慣れていないように思えます。銃を持つこともないし、それよりも、まさかこういう事まではしないだろう、と人も社会も思っているようなところがまだまだあります。
人がいいというか、保釈中の人に逃げられてしまったような場合も、基本的にはそういう事はしないだろうという事が前提にあったようです。
ゴーン被告にも、逃亡の恐れありと言われていたようですが、まさかそんな事はしないだろう、とみんなが思っていたのかもしれません。
が、外国人が多く住むようになってきた最近の日本では、まさかそんな事はしないだろうというような考えを持つことは無理になってきているのかもしれません。ですから、あらゆる事を想定してコトに当たらないとダメな社会になって来ているのかもしれません。
私だってあの映画を見た後も、こんな装置が必要なのは、アメリカだからと思っていましたから。日本でも必要になるとは思ってもいませんでした。
実際、「人のいい」日本人は海外で狙われているようですし。
それにしても、GPSなんていう装置をつけた人が増えたら、管理する人も増やさないといけないのでは❓
前述の映画では、家の敷地内を一歩でも出てしまったら、すぐにポリスが来て、って、そんな事は実際に可能なのかしら❓
追記)
映画は後で思い出したら、ディスタービア でした。