今回のショパンコンクールもいよいよファイナルとなりました。
昨晩というか本日には、日本の反田さんが登場❗️すっごく落ち着いていましたね。聞けば、指揮者の方とは、既に何回もご一緒されているとか。ご自身もオーケストラをコントロールしているような感じで、さすがです。
巷では、今回の反田さんの演奏を絶賛する感想で溢れています。
では、私はというと、反田さんの演奏は確かに素晴らしかった、と思うのですが、どうも、スローパートがとっても気になってしまった。大変抑揚をつけて丁寧に弾いていらっしゃるんですが、なんか、そこで、浮かんでいた情景が途切れてしまうというか、、、。そこがとっても気になった。
チョ・ソンジンさんも割と抑揚を自分なりにつけてスローなところを弾いていらっしゃいますが、途切れるような感覚はありません。
どっちかって言うと、個人的には反田さんの後に弾いたイタリアのレオノーラさんの方が好みです。音がキラキラしていたし、音符が踊っているような印象。カーテンコールもありましたね。ファチオリというピアノもなかなか良いです。彼女は良いポジションまで上り詰めるのではないでしょうか❓
愛美さんは、どんなショパンを弾くのか楽しみですね。
最終日は愛美さんとヤクブさんが続けて演奏、って、それもまた楽しみですね。
とは言っても、今回のコンクール、以前のように、この人と言えるような人がいないかも。
まさか、1位なしの2位とかのような採点にはならないでしょうね、なんて。そんな事も心配してしまう。
1985年のブーニンは絶対王者でした。
ブレハッチも。
ソンジンさんも。
今回は❓
では、歴代の優勝者の演奏をお聴きください。3人とも、私が好きなピアニスト。
なお、これは私の超勝手な超個人的な意見ですので、文句はご容赦を。
Stanislav Bunin plays Chopin Piano Concerto no. 1, op. 11 - video 1985
Seong-Jin Cho – Piano Concerto in E minor, Op. 11 (final stage of the Chopin Competition 2015)