芦原妃名子さん
あの 砂時計 の作者さんだったんですね。
どんな事情にせよ、自ら命を断つべきではなかったと思うのですが。砂時計 という作品があるのなら、なおさら、というように思ってしまいます。なんのために砂時計を描いたのか❓
とっても残念です。
今回の事件というか騒ぎを聞いて、漫画を映像化するにあたって、どのような契約をしたのか、不思議に思います。
弁護士はいなかったの❓芦原さんの場合、小学館が芦原さんの代わりになって動いていたようですが、ここで疑問に思ったのは、きちんとした契約などは結ばないのだろうか、ということ。
原作を映画化する場合、細いことまで契約を交わすのでは❓
あの、ハリーポッターの場合、
契約金は100万ドルで、ローリングは起こったことに対する発言権を維持し、脚本に意見をいう権利を持ち、とくに英国における特定の種類の商品化に対して拒否権を行使できるようにした。代わりにワーナーは世界中で商標としての「ハリー・ポッター」を管理する権利を得た。
というような契約が結ばれたそうです。細かい内容まではわかりませんが。
日本の場合も、当然、そういう契約を結んでいると思っていたのですが、そうではないのでしょうか。
この契約で驚いたのは、イギリスでさえ、原作者がわざわざ「脚本に文句が言えること」と明記したことです。と言うことは、イギリスでも、契約書にきちんと明記していないと、原作をいじくり回される、と言うことではないでしょうか。
芦原さんの場合、いくら原作に忠実に、と要求しても、口約束だけでは反故にされてしまうことは明らかなので、きちんと契約書を結んでおくべきだったと思います。
ハリーポッターの場合、映画化するにあたっては原作とかなり違ったところもあるようです。例えば、ハーマイオニーだって原作は出っ歯で不細工の様に描かれていますが、映画ではとっても可愛い女の子が演じました。イギリス中オーディションを行なってもなかなか見つからず、ようやく見つけたのが、エマ・ワトソンだったようです。彼女を配役にするにあたって、当然そこには、ローリングのOKも取ったのでしょう。
他にもストーリーの部分でも、さまざまな違いがあるようです。
映像化するには、役者さんや時間の問題もあるので、いろいろな変更点が出てくるものと思われます。原作者抜きで、テレビ局側だけの都合で変更を加えるのだったら楽に物事を進められるのかもしれません。
が、ローリングだってわざわざ契約に脚本に物言う権利を明記したからこそ、映画の内容にダメとかいいとか言うことができたのだから、契約を交わす、と言うことは非常に大事だと思います。そうでなかったら、ハリーポッターだって、全くの別物になってしまったかもしれません。
また、映画の場合、グッズ販売とかの利益分配はどうなっているのでしょうか。原作者にも入ってくるのかな❓
海猿の問題も、きちんと契約書を交わしてあったのでしょうか❓
海外の場合、契約の段階でダメになった、と言うことも聞きます。海猿だってあんな事になる前に、弁護士を交えて話し合いを持っていれば、契約書作成の段階でダメ、と言えたはずです。
日本の今のようなやり方は、原作者の利益、というものを非常に軽視していると思う。バカにすらしているやり方。
私の嫌いな紀藤弁護士だって、こう言っています。
紀藤正樹弁護士、芦原妃名子さん訃報受け持論「口約束ではない契約文化を根付かせるべき」#紀藤正樹 #芦原妃名子 #セクシー田中さん #日本テレビ
— 日刊スポーツ (@nikkansports) January 31, 2024
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当然のことだと思う。ここは紀藤弁護士がエライ。
脚本家を攻めるのは筋違い。また、脚本家が原作者をバカにするのも筋違い。