いだてん の視聴率、前々から低いと話題になっていましたが、私自身は特に気にもかけていませんでした。
が、先日、ラグビーワールドカップの日本vsスコットランドの試合が行われた日、ふと、いだてんの視聴率って悪いんじゃないのかと思ったのです。
案の定、翌日に発表された視聴率は、なんと、
3.7%‼️
こんな数字見たこともない、という感想。
当日はこのラグビーのほかに、バレーボールとか諸々あって、皆さんの関心はそちらの方に流れたのでしょう。それに、世の中これだけラグビーのワールドカップが盛り上がっていれば、当然といえば当然の結果。特にこの試合は、日本が決勝ラウンドに行けるか行けないかの戦いでしたから。
今度の日曜日も、ラグビー南アフリカ戦とぶつかってしまう いだてん。
また視聴率大暴落だろうな、と思っていたら、NHKさん、急遽 いだてん を延期、ラグビーの試合の生中継をするんだそう。もともとは、BSで生中継する予定だったようですが、急遽地上波に変えたようです。
たしかにね、どちらが視聴率取れるか明白な状態ですから、当然 いだてん の視聴率が更に暴落するのは目に見えていました。また、BSでは試合の生中継を見れる人が限られてしまうので、地上波にしたのでしょう。
前回私は いだてん はBSで見ておきました。今回は志ん生が終戦を満州で迎え苦労して日本に帰ってくるまでのところ。これはこれで面白かったのですが、今まで面白い、見応えがあると思ったところが落語パートばっかりなので、最近は、これってちょっと違うんではないの、と思っているところ。
このドラマの視聴率が悪い理由は
・大河ドラマを主に見ている世代はスポーツを卑下していた世代が多い
・主役が好きではない
・主役に魅力がない
・落語パートはいらない
・時間軸が交差しすぎて訳がわからない
・ガチャガチャしているだけで落ち着きがない
・好きな選手が出ていない
などなどにあるかもしれない。と、勝手に推測。
オリンピックの事でありながら、描かれ方が偏っている感じで、落語パートのような「神回」がオリンピックパートには少ないような気がします。ギャーギャー騒いでいるだけで、選手一人一人の心の葛藤の描き方が少ないような感じです。戦争とオリンピック選手という事にも、えっ、これだけ❓という感じで描き方が少なかったように思います。また全体的にテンションが高すぎて、じっくり見るところがなかったように思います。
個人的には、バロン西さんとか見たかったな。
オリンピックのことを描くのに、なぜ落語が、志ん生が必要なのか❓
クドカンさんの脚本も、じっくり見るドラマを見る事が好きな世代には合わないのかもしれません。
さてその いだてん 、最終回までは一体どういう展開と視聴率になるのでしょうか。
ところで来年はオリンピックの間は、大河ドラマはお休み❓