G20 を前に、トランプ大統領がテレビの電話インタビューで話した事が話題になっています。
それが、日米安全保障条約についての事だったので、日本のマスコミが大いに騒いでおります。
トランプ大統領、
「もし日本が攻撃されれば、米国は第三次世界大戦を戦う。米国は私たちの命と財産をかけて日本人を助けるために戦闘に参加する。米国はいかなる代償を払っても戦う。いいかい?」
「しかし、もし米国が攻撃されても日本は私たちを助ける必要は全くない。日本人は米国への攻撃をソニー製のテレビで視ることができる。これが小さな違いか、どうだ?」
と発言したとか。
G20を前にして、トランプ大統領がなぜこんな発言をしたのと理解に苦しむような意見を述べている報道が目立ちましたが、私としては、トランプ大統領のことだから、自分以外にはあまりお金を使いたくないというのが大きな理由で、そのほかのことは殆ど考えてはいないのではないのか、と思えてしまう。
また、貿易問題を有利に進めたい、という狙いだけでこういう発言をしたのかとも。
それとも、トランプ大統領、日本に軍隊を持って欲しい、と望んでいるのでしょうか。それで、一緒に戦おうぜ、と思っていたりして。
日本に対して色々と文句がありそうなトランプ大統領のようですが、そもそも日米安全保障条約って、その成り立ちはお互いにこういう条約が必要だったから締結されたのではないでしょうか❓日本は国の防衛と経済力を得る為に、そしてアメリカは当時は朝鮮戦争の出撃拠点や後方支援としては。今では対中国、 ロシアでしょうか。
それに、トランプ大統領が叫んでいるような方法でアメリカの車が日本で売れるのかは別の問題だと思います。ごく一部のマニアは買いたいと思うでしょうが、日本車がアメリカで売れるような状態が日本に訪れることは絶対にないと思います。アメリカ車が日本でたくさん売れるようになる、なんて思っているのはトランプ大統領ぐらいかも。
( 実を言うと、私はJeep チェロキーを購入したいと思っている。)
そもそも、日本が軍隊を持たないようにしたのはアメリカやら連合国。日本国憲法を作ったのもアメリカ。
日米安全保障条約を破棄するということは、そういう事を全て1からやり直すという事なんでしょうか❓今更❓日本が経済発展したから❓
日本だけが得をして、その根源がこの条約だ、と簡単にトランプ大統領は思っているのかもしれません。日本の場合、軍事費にそれほどお金を使わなくってよかったし、その分経済の発展に邁進できましたから。その反対に割りを食っているのがアメリカだと。見返りがない。それが貿易戦争だ、と言うことかしら。
しかし、今回のトランプ大統領の発言を聞いて、憲法改正したい安倍ちゃんへの後押しか、なんてことも思ってしまった。
それにしても、時代は下って世界も変わった。この日米安全保障条約って言うのも、根本から考えす時が訪れているのかもしれません。
G20での安倍-トランプ首脳会談はいかに❓