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パリオリンピック 開会式 トーチの中身は日本製 フランス革命はもういいかな。

2024-07-27 17:40:00 | パリオリンピック
開会式が終わって、いよいよオリンピックがスタートしますね。なんて、もう競技は始まっていますが、、。





その開会式。史上初の競技場以外のところで行われました。
残念ながら、現地は大雨のようでしたが、この、競技場の外での開会式なんて、パリだから出来たことかもしれないです。

私はパリには行ったことがありませんが、セーヌ川って結構広いんですね。そのセーヌ川の周囲にいろんな文化的建築物がたくさんあるし、なんてたってあのエッフェル塔が存在しているのだから、それを生かさない手はないと思う。
パフォーマンスとしては良く考えられた開会式だったと思う。

しかし、選手団の紹介の合間に、いろいろなパフォーマンスが繰り広げられて、選手の存在が薄くなってしまったように思う。いつものように、競技場に歩いて入ってくるのではなく、船のあっちとこっちに分かれてしまっているので、全体像が見えにくいです。
アスリートファーストには思えませんでした。一人一人が見えない。
いっそのこと、ドローンで上から写してもらった方が良かったです。

最後あたりのエッフェル塔の演出。オリンピックの開会式というと花火が定番のように思いますが、今回はエッフェル塔から放たれるレーザービーム。今回の天候を考えると、花火じゃなくって良かった、と思う。
でもあれ、どこが技術提供したのかな❓
最近のオリンピックではパナソニックがだいぶ活躍していますが、例えば、開会式でのプロジェクションマッピングとか。今回のレーザーの演出はどこなんだろう。
パナソニックは全競技場でAV機器をサポートしているようです。

さて、NHKのアナウンサーが雨中を走っても炎が消えないトーチ、と驚いたように言っていましたが、トーチの中身は日本製なんですね。この会社、東京オリンピックでもトーチ作成に携わっていたみたい。今回はデザインが既に決まっていて、そのデザインでその中に燃料供給装置を納めなければいけなかったので、大変だったようです。 

本数は東京の時より少なかったようです。というのも、パリでは使いまわしていたようです。東京では個人にあげたのかな❓

とにかく、雨で風なのに炎が消えないので、良かったです。

それにしても、開会式の最後がエディット・ピアフの「愛の讃歌」とは、東京オリンピックの閉会式を受けて、ということでしょうか。セリーヌ・ディオンの歌声には涙が出そうになりました。
が、この歌、開会式の最後に歌う歌なのかな❓とちょっと疑問。というのも、確かにフランスを代表する歌だとは思いますが、歌詞の内容とか作られたバックグラウンドをみると、開会式にはちょっとねえ、という感じ。

というのも、この歌はピアフが不倫していた相手との別れを決意して作られた歌のようです。日本では、岩谷時子さんの意訳が有名ですが、本当の詩は、あなたのためだったらなんだってする、泥棒だってするし、国も捨てる、あなたが死んだら私も死ぬ、とにかくあなたと一緒になりたい、というような絵に描いたような愛の歌、というよりは不倫の歌。それもドロドロの。

それがオリンピックの開会式の最後、というのがちょっと納得いかないです。セリーヌ・ディオンの歌は素晴らしかったですが、、、。
コンサートの最後ならいざ知らず、、。

変な余韻が残りました。

と言うことで、如何にも、フランス、パリ、というような開会式でした。

ところで、この人、ダレ❓



それにしても、フランスってフランス革命しかないんだな、ということを再認識させてくれたよう。
また、マリー・アントワネットのああいう描き方はちょっと。ベルサイユのばら で勉強しようね。来年劇場アニメが公開されます。








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