今日は、小樽から稚内まで一気に走ります。
当初は海岸沿いに行く予定でしたが、距離があるので途中まで高速を利用することにします。
札樽自動車道、道央自動車道、深川留萌自動車道と乗り継いで留萌市に出、
そこから海岸線に沿って北上します。
<小樽~稚内>
大きな地図で見る
小樽を9時過ぎに出発し、一路稚内へ。途中のPAでは北海道らしく道産子の像がありました。
手前は三笠市の1億年前の化石アンモナイトです。
道央自動車道から深川留萌自動車道で留萌市にぬけ、海岸線(オロロンライン)を北上します。
行き交う車も少なく、ついついスピードが出てしまいます。
とにかく道が広く走りやすいのが北海道の道です。
留萌市を抜けてしばらく行くと日本海に面してアーチ形のモニュメントが現れます。
夕日の眺望ポイントとして建てられたものです。
傍らに建つ銅像はこの地を訪れた松浦武四郎という冒険家ということです。
道路を挟んで、こんな立派な木造建築物があります。
北海道遺産にもなっている「旧花田家鰊番屋」です。
"漁、大いなる隆盛―して今は昔――" そんな光景がぴったりでした。
利尻島が見えてきました。
この日は残念ながら天気が悪く裾野しか見えませんでしたが…。
国道232号線から道道106号線に入り、少し行くと幌延町になります。
ここが北緯45度です。道路の左右にモニュメントと表示板があります。
こちらが「N」をデザイン化した北緯45度のモニュメントです。
奥に見えるのが利尻島ですね。
道道106号線のオロロンラインもこの辺りまで来ると雄大な景色となります。
辺りに人家は見えません。原野が続きます。
道道106号線から別れ、道道254号線を行くと「ノシャップ岬」にたどり着きます。
時計を見ると4時15分を少し回っていますね。
小樽から約7時間ちょっとで着きました。
これなら高速道路を走らなくともよかったかなと少し後悔です。
岬の背面にはレーダーサイトが北の守りをしています。
岬を回って稚内に着きました。道路標識を見て何か気づきますか?
ロシア語表記があります。
ここからサハリン(樺太)のコルサコフ(大泊)までわずか159キロ、フェリーで5時間半ですからね。