同居人 いつものように 青森へと
ひとり旅
今までなら 1日 20キロくらい 3日間歩いての
ひとり旅
誰も 一緒に そんな旅行は できやしないし
あの性格は
おひとりさまの 気まま旅が 一番だと 想っていた
けど
昨年位から 背負っていた リュックを背負わなくなり
手ぶらでの 朝メタに
変わっていた
最近は 座って立ち上がって 歩き出すと
足を 引きずって ゆぅーくりと 歩いている・・・
「痛いンだなぁ・・」
わたしは もう ずっと 以前から
アキレス断裂や 重症の太もも 肉離れ
すべり腰のため
脚、腰の痛みには とても 敏感
で・・
同居人が 何も言わなくても
痛みを それも そうとうの 痛さを 感じていると・・
で・・・
わたしの 股関節痛の 痛み止めの薬を
「飲む?」
尋ねると
「飲む」
とのこと。
それで わたしの服用している 痛み止めの薬を 服用している。
本当は いけない事だけど・・。
お昼 旅先から 本当に 珍しく 電話があり
今時 本当に 珍しいと 想うけど
同居人は 携帯を 持って いない
もちろんのこと スマホも 持っていない
それで 公衆電話から
「バス乗れなくて 予約していたホテルに 泊まれなくなったから
ホテルに キャンセルの連絡をしてくれ」
との 連絡。
こうして
離れていると 同居人が 哀れに 想えてくる・・
両親も 旅立ち
兄弟とも 絶縁し
最近・・ もう10年以上前から
スナックとか そう 店にも 全く行かなくなり
女性とも 縁が 全くなくってしまった
そう 想うと
わたしたちの 関係って
貴重だと 同居人は
もしかすると 感じているのかもしれない
わたしは 同居人に対して
本当に 嫌気の 満々を 感じているときが ほとんどだけど
娘は 全く 気にしてないし
本気で 同居人を 心配していたり
婿殿も 同居人を 大切に 想っている
だから 孫の龍も 同居人を尊敬している
そんなことを
想うと 同居人って
結構 ひとりじゃないなぁ・・って
離れて いると
そんな風に 想えてくる