月曜に 旅行から帰ってきてからも
いつもの 声高々に 騒ぐこともなく
落ち込んでいる・・彼
多分 2回聞いているけど
身体の調子が 良くないのだと 想う・・
普通なら 『病院へ 行ったら?』とか
どんな風?』とか
普通の会話が できるけど
この同居人には それは 通用しない・・
『病院へ 行って 診てもらったら?』と
1回は 言ったけど
それで 聞くなんて こと
ないだろうなぁ・・と 想っては いたけど
やはり 想像した通り
行かない・・。
あの性格は なんだろう・・
亡くなった 彼の お母さん
股関節に 器具を入れていて それが 15年くらいになり 古くて 外れてしまった・・。
すごい 激痛で 救急車で 搬送され
その時 彼も 偶然いたので 病院へ
お医者さまから 『すぐ 手術しますので 終わるまで 居てください』
彼は 『イヤ・・ 帰りますので 手術は 任せます』
そう 言ったそうだ・・。
病院の方から ここへ 電話が来て
看護師さんから 困ったので 彼に ちゃんと 話をしてくれと・・。
先生と 喧嘩みたいになりながら
帰る
それでは 困る
お母さんは 痛みに のたうち回っていたそうだ・・。
医者は 彼を なんと 薄情な 息子だろうと 想ったかと 想うけど
彼は 母親の苦しむ 姿や 手術を 待つなんてこと・・
彼には とても できないことだったのだろう・・
けど それでも 彼は 手術を 終えるまで
廊下で 待つことには なったのだけど・・ね
後 そのお母さんが 亡くなってしまう 夜は
彼の実家で 泊まっていた
病室に 立ち寄り
お母さんの 顔をみて 帰宅・・。
看護師さんから 『もう 危ない・・から 居てあげて』と
言われたのに
彼は 帰宅。
わたしは 病院から 看護師さんに
『もう とても 危ないので どなたか ご家族の方に 来てほしい』
わたしは 彼の 妹さんに 電話して
『お母さん とても 危ないそうだから そばに 居てあげられませんか?』
そう 話した
けど 妹さん
『・・・・ 大丈夫だと 想うから・・。 今 パートで 休めないので 』
妹さん スーパーとかの パートだと 想うけど
やはり お母さんの そばに 居てあげようとは しなかった・・。
妹さんの ことは わからないけど
同居人は 母親に対して それは それは 愛情を あふれるほど 持っている
大切な 大切な 大切な・・・ひと
だから たぶん 天に 昇ってしまう 姿 ・・
そのときを
みたく 感じたく なかった・・
まさに まさに・・ 恐怖だったと 想う・・。
そういう 彼の 異常な 壊れた 感情・・
その彼が 今 本人自覚のもと
具合が わるい
ほとんど たぶん たいしたことが ないと 想うけど
彼自身は 大病で イノチに かかわる こと・・みたいな・・
要は 臆病で・・
だけど なんとか それでも
病院へ 行って 診てもらわないと・・
朝から 彼のご機嫌に 振り回されている 今日
それでも わたしなりに 顔晴れ・・だ