第35代アメリカ大統領ジョン・F・ケネディの就任演説の言葉です。
「Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country」
「国があなたのために何ができるかではなく、あなたが国のために何ができるかを問うてほしい」
ケネディは大統領演説で「人類の共通の敵」である暴政、差別、貧困、戦争そして疾病との戦いにともに参加することをアメリカ国民だけでなく、世界の国々に訴えました。
ケネディは「自由」の価値とそれを守るためになすべき行動を世界の人々に問うたのです。
現在、国家や自治体はこの難局に立ち向かうため様々な取り組みを行っています。
私たちは国家の一員として国の方策に従って行動しますが、それと同時に私たち一人一人にできることは何かを考える必要もあることをこの言葉が示しています。
ケネディの大統領就任演説は大変力強く私たちの心に訴えかけてきます。
「自由と勝利を守るために、いかなる代償も支払い、あらゆる重荷を厭わず、いかなる困難とも向き合う」
「連帯し団結すれば、我々ができないことはない」
「すべてのことをなし終えることは出来ないかもしれない、しかし始めようではないか」
「私は重い責任に尻込みすることはない、むしろ歓迎する」
「我々が皆さんに要求しているものと同じく高い強靭さと犠牲を我々にも要求して下さい」
「But let us begin」
「Will you join in that historic effort?」
驚くことに当時ケネディの年齢は43歳、アメリカ史上最も若い大統領でした。
興味のある方は全文を読んでみることをお勧めします。
私も今、自分ができることは何かを改めて考えてみたいと思います。
竹村知洋